このフランス戦車のキットは2007年12月に完成したものです。
今回、1年ほど前に話題になったフランス戦車、B1bisを製作してみようと思います。先週中国(の奥地)へ出張の折、行程が香港接続のためドラゴンモデルの本拠地でたくさん模型を買い込みたかったのですが、仕事が忙しく断念。ユニバーサルモデルという大きな模型店を覗いてみたかったです。
特に苦労するところもなくあっさり完成しました。さすがタミヤ、初心者にも優しいキットです。キャタピラの組立も30分くらいで完了しました。こだわる方はキャタピラ側面を一枚ずつ薄く削ってリアルにしているようです。私は電動リューターもないのでこのままです。
後部にジャラジャラとチェーンを引っ掛けているのも良いですね。一応塗装前にメタルプライマーを塗ってあります。キャタピラ一枚一枚にピン跡があるのでそれだけは軽く整形しています。(2007/12/01)
基本塗装終了です。グリーン系をエアブラシで吹いたあとダークイエローは筆塗りしました。一応重ね塗りしたのですが所々筆むらができてしまいました。キャタピラはセミグロスブラックをベースに塗ったのでぎらぎらしています。(2007/12/7)
今回のキット、タミヤのB1 bisは戦車模型好きなら製作された方も多いかと思います。手軽に組めてとても作りやすいキットです。フォルムもフランス戦車独特で、ドイツやソ連ものとはまた違う雰囲気を持っており新鮮な印象です。
武装は75mm戦車砲と47mm戦車砲、7.5mm機関銃です。と書いていて今ここで機関銃をガンメタルで塗るのを忘れたことに気が付いた、ガーン…。飾っておく前にちょいちょいっと塗っておきます。前面装甲は60mmもあり当時のドイツ軍主力の37mm砲では撃破できず、相手は相当苦労したようです。それにしても2門も大砲を装備しているとは欲張りな戦車ですね。
付属のチェーンを車体後部にぐるぐる巻きにしたら結構良い感じのアクセントになりました。
基本塗装のあと軽くウォッシングをしてパステルで所々トーンを変化させたりしながらあまり塗装面が単調にならないようにしました。
筆むら放置のままデカールフィットでマーキングを貼り付けたら凸凹になってしまいました。パステルでこすったら余計目立つことになりました。次回似たような事例があれば帯もスプレーで塗装してみます。吊り下げフックにハートのマーキングが被さるようにインストには指示されていましたが細かいリタッチで汚くなりそうなので少し横にスライドさせました。
箱絵と同じ塗装とマーキングなのであまり栄えませんが正面のレンズだけクリアーパーツにしてみました。前面のマーキングと合わさって結構おしゃれな感じが出てますよね?
今回のキットは手軽に組めて珍しい形が堪能できるので楽しめました。それにしてもここから見てもフィギュアの手の甲の血管が目立つなぁ…。(2007/12/15)