イギリス歩兵、イタリア戦線の6体組です。ちょっと見たところではモールドが良さそうです。北アフリカからイタリアに攻め上ってきたので砂漠でも対処できる熱帯地方用の軍服なのか、半ズボン兵士も混ざり皆さんちょっと涼しげです。
同じランナーが二つ入っていたのでもしや間違いでは?と焦ったのですが、別ランナーの脚を組み替えて微妙に違うポーズの歩兵を6体作れるようになっているようです。ひょっとすると大まかには8体分揃っているのでちょっと工夫すれば6体セットではなくて8体分のフィギュアができるのかも。普段ドラゴンのフィギュアは4体しか入っていないので、これは凄いことです。最近は馬鹿みたいに高い値段で3体しか入っていないパッケージもあるようなので、なんかすごい殿様商売だなとは思います。たぶん代理店が変わってからだと思うけど。大もとでも値段上げていると思うし。まぁ、他にもマスターボックスやミニアートが優良なフィギュアを出しているし、タミヤも最近モールド秀逸なのでドラゴンにこだわる理由は何一つないんですけどね。別にドラゴンのフィギュアをディスるつもりは毛頭ないんですけど、4体1,000円くらいが適正価格なんじゃないかなー。海外通販に逃げようにもそれなりに送料がかかるので逃げ場無しっていう感じだね。
レジンヘッドに髪の毛を追加加工しました。首の接続がうまくいかなくてタミヤのベーシックパテやエポキシパテ、ゼリー状の瞬間接着剤などいろいろ使ったらなんだか訳わからなくなっちゃいました。できれば首の周りをもう少しきれいにしたい。
行軍中だから皆似たようなポーズなんだよねぇ、当たり前ですけど。
全員ライフルだと面白くないので、違う武器を持たせた歩兵もいます。ただ、その場合マガジン入れが何なのかいまいちよく分かりませんでした。
一応、今回も小火器類のストラップを取り付けました。そこそこ雰囲気が出ればよいことにしました。
成型色とサーフェイサーが全く同じ色で分かりにくかったのでサフを少し黒っぽく着色して吹きました。今考えると白っぽく吹いた方が後の塗装の乗りが良かったかな。
一応建前上は6体入りなんだけど、手足を入れ替えたりすると似ているポーズながら8体製作可能です。似たようなポーズで8体って結構面倒くさい…。でもこれだけ並べると一個分隊かな?なかなか壮観です。
今回塗装はすべて水性アクリル塗料です。ストラップやポケットの縫い目など陰影を出してモールドを強調しました。仕上がりがいまいちで、理想としてはもう少し極細の線を描くくらいがちょうどよいのかと思うけど、細い線はとにかく難しい。20-30cmの距離で眺めるなら陰影を出さないよりはメリハリが効いて良いと思う。
M1928 トンプソン サブマシンガンを装備している北アフリカ戦線のイギリス軍伍長。このマシンガン、仮組みの時にはきっちり手にはまったのですが、いろいろな装備品を付けた後に再確認するのを忘れてしまい、最終的に合いませんでした。銃の他の部分をもって保持していることにしました。
(2017/08/25)