エレファント Sd.Kfz.184 ドイツ軍重駆逐戦車 タミヤ 1/35

AFV ドイツ
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第75回 タミヤ パチッコンテスト 作品写真部門にて佳作を頂きました

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 箱絵 ボックスアート東京駅の斑鳩という有名ラーメン店に食べに行きました。久しぶりだったので奮発して具を全部乗せの大盛を注文しちゃいました。スープがこってりどろどろでかなりコクがあったけど美味しかったです。でもだんだんと脂っこいものは体が受け付けなくなっているのかなぁ、とも思います。ちょっともたれた。その足で秋葉原のヨドバシカメラに買い物に行ったのですがプラモもツールも棚がすかすかであまり見るものが無かった。まさか、もう力を入れてないってことはないですよね?

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 塗装図と組立説明書このエレファントは2015年夏のパチッコンテストで佳作をいただいたものです。いろいろ作っていたのですっかり忘れてましたが、製作過程の写真を撮っておいたので時間のあるときに少しずつアップします。説明書や塗装指示書も充実しています。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 ランナーの数は少ない過去に何作も組み立てているドラゴンやAFVクラブのキットに比べるとランナーの数は少なくてあっさりしています。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 部分連結方式のキャタピラ部分連結方式のキャタピラが個人的には一番好きです。タミヤのエレファントのキャタピラは表も裏もきっちりモールドされていてリアル度が高いです。昔のキットはタミヤに限らずベルトキャタピラで裏側はのっぺりしているものが多かったのを考えると格段の進歩です。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 足回りを組み立て足回りを組み立てたり、戦闘室を組み立てたり、目まぐるしく変わります。パーツの整合性はまったく問題なし。
(2015/12/30)

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 サスペンション組立が簡単サスペンションは部品数が3つで組み立てが簡単です。それと起動輪、転輪などを組み立てているところ。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 ツィメリットコーティングこのあたりくらいまでかなぁ。ツィメリットコーティング前に組み立てられるのは。あまりいろいろ接着するとかえって作業がしにくいと思います。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 部分連結キャタピラ似たようなキャタピラ部品が何種類もあってそれぞれ微妙に曲がり具合が違うようです。混乱しないために切り離す前にキャタの裏側に番号を書いておきました。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 部分連結キャタピラの組立説明書どおりに組んだらキャタがだぶついてしまい、1枚抜いたけれどそうすると足りない。よく見ると所々連結が甘くなっていたのでそのあたりを修正すると説明書どおりの枚数できっちり巻けました。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 ツィンメリットコーティングを開始まずはそれほど難しくなさそうな所からツィンメリットコーティングを開始です。ウェーブのエポキシパテを使用して少しずつ進めていきます。
(2016/01/14)

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 コーティングローラーコーティングローラーをベースに使用しました。細かい部分は金属製のヘラやランナーを適当に切り出したもので彫りました。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 ウェーブのエポキシパテウェーブのエポキシパテは3時間で固まります。ただし気温が30度くらいだと1時間もするとパテが伸びにくくなってくるので複雑な表面の作業をしているときは少しずつ混ぜて使うことをお勧めします。この寒い真冬に夏のことを思い出して書いているなんて変な感じだ。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 ツィンメリットコーティングこの部分がいちばん大変。大きなリベットを中心に花火のように放射状にコーティングしました。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 片側をパテでコーティング片側をパテでコーティングしたら固まらないうちにワイヤーのプラスチック部品のところを取り付けてぐいぐいっと押し付けるとしっかり固着します。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 キャタピラが重そうに見えるキャタピラが重そうに見えるとやっぱりいいですね。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 ツィンメリットコーティング横のリベット周りが難しい。一度削って後から突起物を取り付ける方法もあるようです。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 ランダムにコーティングが剥がれた感じいろいろぶつかって傷みが激しそうなので、後部の丸いハッチの縁に沿って少しだけランダムにコーティングが剥がれた感じにしてみました。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 コーティングコーティングがないとけっこうのっぺりした外観になってしまいそう。スコップなど装備品がほとんど横には付いてないですから。
(2016/01/21)

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 ツヤありの黒で塗装ツヤありの黒で塗装しました。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 三色迷彩塗装三色迷彩塗装です。今回はタミヤの塗装説明書を参考にして、割と細かい模様にしました。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 クレオスのラッカークレオスのラッカー、黒をベースに塗装してからヘアスプレーを軽く全面に吹きつけたあとにクレオスの水性ホビーカラーの基本色を塗装しました。その後に一部の塗料を取り除きランダムなサビを表現しました。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 3体の戦車兵このキットには3体の戦車兵フィギュアが付属しています。それぞれ凛々しい顔つきです。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 3体の戦車兵フィギュアの組立中 エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 戦車兵たちはどう見てもユニフォームの色調がちょっと違うみたいちょっと塗ってみたんですけど、戦車兵たちはどう見てもユニフォームの色調がちょっと違うみたいです。これだとイスラエル兵かアメリカ兵っぽい感じ。油彩の混色をしているときもなんか変だなぁと思ってはいたんですけど塗ってみました。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 とりあえず顔の塗装ユニフォームのことは置いておいて、とりあえず顔の塗装を行いました。いちばん左の兵士が良い感じ。でも、戦車内の立ち位置はいちばん目立たないんですけどね。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 油彩の混色もう一度塗装ということで、油彩の混色をしなおしてもう一度塗装しました。
(2016/01/24)

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 2015年夏のパチッコンテストで佳作タミヤのエレファントです。これは第75回タミヤ パチッコンテストの作品写真部門にて佳作を頂いたものです。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 ヘンシェルに破れたのに先走って何十両も車体を作っていたこの当時、ティーガーの試作競争でヘンシェルとポルシェが競っていました。結局はヘンシェルに破れたのに先走って何十両も車体を作っていたため流用されたのがこのエレファントのシャーシです。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 車両の駆動には電動モーターを採用車両の駆動には電動モーターを採用していたというので、いま流行の電気自動車みたいなものでしょうか。フェルディナント・ポルシェ博士は時代を先取りしすぎていたようです。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 完成写真 分厚い装甲と8.8cm対戦車砲の威力は絶大65tという大重量の車体のわりに足回りが貧弱で故障が頻発していました。足回りの故障が無ければ分厚い装甲と8.8cm対戦車砲の威力は絶大なので最強駆逐戦車といえるでしょう。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 完成写真 エレファントの前身のフェルディナントを考慮しても全生産数は100輌未満エレファントの前身のフェルディナントを考慮しても全生産数は100輌未満なので全体の戦線に与えた影響が大きかったとはいえなかったと思います。これはドイツ車両の多くの種類にいえることですが、それ故に車両の種類が多岐に渡り、ドイツAFVファンが多い理由でもありましょう。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 完成写真 予備キャタピラに少しさびを乗せた予備キャタピラに少しさびを乗せて、それ以外は少しあっさり目です。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 完成写真 横からの写真最近思うのはツィンメリットコーティングの部分にはほとんどウォッシングをしなくても光の具合で十分にディテールが分かるんじゃないかなぁと。あまりいじりすぎて塗装面が暗くなるのを避けたいです。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 完成写真 マーキングは第653重戦車駆逐大隊、第2中隊所属車両232号車、1944年初夏の東部戦線マーキングは第653重戦車駆逐大隊、第2中隊所属車両232号車です。1944年初夏の東部戦線です。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 完成写真 転輪とキャタピラ転輪とキャタピラは装甲板よりは大目に泥汚れを付けています。塗料のはがれ具合はちょうど良いかと思います。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 完成写真 水性ホビーカラーのダークイエローが随分白っぽく見えたはじめは水性ホビーカラーのダークイエローが随分白っぽく見えたのですが三色迷彩を施したあとはちょうど良い色合いに思えてきました。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 完成写真 水性塗料での塗装普段はラッカーばかり使っているので水性塗料の取り扱いにかなり違和感を覚えます。なんというかちょっと粘っこい感じ、ゴムの膜のような感じがして変でしたが、これはまだ完全乾燥していないからでしょう。丸一日時間をおくと塗膜が随分と締まってきます。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 完成写真 チッピング普段、迷彩塗装だとあまりチッピングを行わないのですが、この車両は多めに行いました。実はチッピング大好き。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 完成写真 コーティングが剥がれたところどころコーティングが剥がれたようにしました。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 完成写真 塗装とウェザリング模型を始めたころは(出戻った頃は)ハンブロールだけで塗装したりラッカーだけで塗装したり、いろいろ試しましたが、要はそのときの気分でラッカー、水性、エナメルなど使い分ければよいのかなぁ。
小学生のころは瓶生ラッカーを筆でベタベタ塗っていましたっけ。レベルカラーとかホッペとか。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 完成写真 戦車兵戦車兵A。ヘッドホンが太いのがちょっと難点でした。顔のモールドはとても良い。ただ、うまく塗れたかというとちょっとあれですかね。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 完成写真 戦車兵肩章の兵科色は赤にしました。ピンクだと戦車兵ですよね。この当時のエレファントの乗員は黒い戦車兵の制服ではないとのことなのでどうなんでしょう。ちなみに赤だと砲兵です。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 完成写真 戦車兵 肩章の兵科色は赤エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 完成写真 戦車兵 戦車兵の塗装エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 完成写真 戦車兵 戦車兵の塗装と襟章デカールエレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 完成写真 戦車兵 ドライバーこのハッチは接着しないではめるだけにしておきました。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 完成写真 戦車兵 コマンダーとローダータミヤのパーツのままだとヘッドホンが太いです。でも、タミヤはエッチングパーツには積極的ではないですからこんなものでしょう。真剣な表情のフィギュアになりました。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 完成写真 戦車兵大きな車両なので迫力はじゅうぶんです。フィギュアを乗せると大きさが分かりやすい。

エレファント重駆逐戦車 Sd.Kfz.184 タミヤ 1/35 完成写真 戦車兵エレファントは違う塗装でもまた作ってみたいと思わせるカッコ良いAFVかと思います。キットも組みやすいしね。
(2016/01/26)

コメント

  1. jn より:

    電動自動車の構造に似てますが、ポルシェ博士は、当時の不具合が悪いミッションをモーターに変えることでトラブル回避したかったらしいですが、当時のモーターはノイズを大量に出して電装まわりに悪影響出したみたいです

  2. アバター画像 細密桃源郷 より:

    そうなんですね。ノイズが多いと無線通信に影響が出そうですね。ドイツ戦車は無線で効果的に動くのが長所の一つだったのでそのトラブルは大変そう。昔はコンデンサなんてなかったのかな。