いかにもマスターボックスらしいテーマのミリタリーフィギュアです。ロシア兵とドイツ兵が2名ずつで取っ組み合いをしています。ボックスアートではドイツ兵が腕まくりしていますが、フィギュアでは腕まくりしていませんでした。
ロシア軍のヘルメットの内側は黒い革の保護パットのようなものが付いているので板おもりで追加工作しました。
4体の中で唯一、キットのヘッドを使用したものです。とてもクオリティが高くレジン製と並べても遜色ないように思えます。ヘルメットのあご紐を真鍮帯で再現しました。
スコップで応戦中のロシア兵、もう少しヘルメットを深くかぶらせた方が良かったかも。ホーネットのレジンヘッドはけっこう縦長なので調整が難しい。マスターボックスのフィギュアはドラゴンに比べると圧倒的に小顔が多いと思う。ヘルメットを深くかぶらせると逆に表情が良く見えないので若干浅めが好き。せっかくモールドがくっきりしているので。
レジンヘッドに交換してみた。このキットのヘッドはどれも表情が秀逸なのでオリジナルでも良さそう。全員緊迫感のある顔。ちょっと長髪になってしまった。
(2017/09/24)
敵陣に突撃したり、市街戦で隣接した建物同士の戦闘になるとこういったシチュエーションもあり得るのでしょう。兵士は基礎体力大事だわ。
あと、夜戦や濃霧時の戦闘でも今みたいに暗視装置もないわけで鉢合わせの格闘戦もあったのでしょう。
今回はすべて水性塗料の筆塗りです。服の濃淡や顔の塗装がやっぱり難しい。
フィギュアはだいたい全長5センチくらい。単三電池と同じくらいです。
スコップで応戦中のロシア軍兵士。作っていてなんだか映画マトリックスみたいな躍動感のあるポーズだな、と思いました。ベースには鉄のネジを仕込んで足の裏にネオジムを埋め込みました。磁力が強いのでアンバランスなポーズでも飾っておく分には安定して立ってくれます。
ヘルメットの裏側のクッションを追加加工して黒で塗装しました。作ってみたものの実は実は暗くてあまり見えなかったりして。
自分としてはネオジム仕込んだロシア兵が一番印象に残りました。個人的にはのんびりくつろいでいるポーズのほうが好きですけど、たまにはこういうのも面白い。とか言って、あといくつか似たようなシチュエーションのキットを持っているんですけどね。ではでは。
(2017/09/27)