スタンダードなKV-2です。2014年12月製作。
現在、ソ連軍の重戦車、KV-2を製作しています。以前、架空車両としてドイツ軍が鹵獲したKV-2というのを作ったことがありますが、一度正規のKV-2を作ってみたく手を動かしています。
けっこう何度もトランペッターのKV系は作っているので慣れたものです。さくさくっと進みます。
簡単に、とは言っても何日か掛かっていますが、完成しました。備品ケースを多めに取り付けて、ワイヤーロープを左右とも短めに設定しました。
KV系列の部分連結キャタピラは何度作っても作りやすいです。ベルトも入っていますがこちらのほうが断然お勧めですね。
(2014/11/11)
今回は車体に付いた泥表現の立体的な部分に光硬化パテを盛ってみました。タミヤの硬化パテってチューブや黒い袋がすぐにベトベトになりません?早く使い切りたいんですけどそうそうは無くならない。最近少し硬くなってきたようで心配です。
車体だけだとちょっと寂しいのでフィギュアを付けました。トライスターのロシア戦車兵の中から2体です。腕や足の隙間をパテで埋めてきれいにしてあります。
なにげにくつろいだポーズというのはタバコを手に持っているポーズが多いんですよね。
後姿です。手に持っている戦車兵のヘルメットがリアルでよい感じ。
このトライスターの戦車兵セット、ホントに出来が良いフィギュアだと思うのでこういうのは細々とでも良いので長期間発売し続けて欲しいものです。いまはほとんどどこのショップでも売り切れなのが惜しい。
(2014/11/14)
車体が大きくて大きな平面がたくさんあるので塗装で変化をつけるために何色かのグリーン系統を使用しました。第二次大戦前半のロシア戦車は後半より明るいグリーンですがあまりこだわらなくても良いのでは。明るすぎると軽くて強い印象がないしバッタみたい。
デカールはかっこよさ優先で赤い星のデカールを砲塔の角に貼り付けました。За Сталина! ゼーア、スターリナ!かな?これって「スターリンのために!」という意味じゃないかと思います。もうちょいで完成です。
(2014/11/21)
主兵装は152mm榴弾砲なので装甲貫徹力があるわけではないですが、要塞やトーチカの攻撃に関してはとてつもない破壊力だったでしょう。
ウォッシングを繰り返して味のある車体表面に仕上げました。錆色を多用するとちょっとくどい感じになってしまうけれど変化を出すには有用なんですよね。加減が難しいです。
重量は52t、とてつもなく重くて不整地走行では時速15kmしか出せませんでした。ドイツ戦車に対してと同じくらい弱い地盤にも気をつけねばなりませんでした。
溶接痕や大きなリベットが多用されており「無骨」な印象に大きく貢献しています。ドイツ戦車みたいに細々していないところがアピールポイントの一つか。
KV系列の戦車で一番好きなのは幅広で重量感のあるキャタピラですね。例のごとくけっこうぎらぎらに光らせて目立たせてしまいました。シャーシの側面はいろいろと単調にならないようにぼかしています。
もう1体の戦車兵です。最近、インジェクションのフィギュアの顔もまぁまぁよく塗れるようになってきたかな。この人も一応西洋人風に見えるしね。
戦車兵の作業服のライトブルーが意外と良いアクセントになっています。ワイヤーロープを錆びさせようかとも考えたのですが車両を随分と汚したので今回は止めておきました。
光硬化パテで泥表現をしてみました。どうかなぁ?もう一工夫いる気もしますがジオラマではないのであまりくどくするのもどうかなぁと最近考えるようになりました。
砲塔横におそらくキャタピラか何かを吊り下げるフックの溶接あとがあったのですが、今回の砲塔には必要ないので塗装の途中で気が付いて削り取りました。これってもっと前もって加工すべきでした。
今回の撮影で試しにISO400で撮ってみましたがちょっとノイズが多い気がする。ISO200のほうがシャープに撮れそうなので要研究ですね。
シンプルですが存在感抜群のKV-2は一度は作ってみるべきと思っていたのでなかなか満足でした。でもけっこうKV系列はたくさん作ったのでしばらくはお腹一杯かも。
(2014/11/23)
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