2008年3月から7月にかけて製作したものです。KV-2のドイツ軍鹵獲戦車。
今回、「週末模型親父の部屋」にて開催している「略奪愛コンペ」に参加させてもらうことになりました。簡単に言うと鹵獲戦車をみんなで楽しく作ってみよう、との趣旨だと思います。ずっと押入れに待機中だったKV-2ドイツ軍を作ってみます。余裕があれば戦車兵2体ほど乗せてみます。
(2008/03/30)
部品点数が少ないのでさくさく進みます。誘導輪を前後に調整できるのかと思っていたのでキャタピラの組み付けも簡単だと考えていましたが、全て固定だったので微妙な調整はできませんでした。それでも組み付けは割とうまくいきました。
(2008/04/12)
今頃ツィメリット・ローラーにハマっています。この捕獲されたKV-2も43年秋から翌年秋くらいまでに小改造されたついでにコーティングを施されたと勝手に解釈しました。北方軍集団かユーゴかノルウェーか、あまり戦線がドラスティックに移動しない地域でしぶとく生き残った車両もあったかもしれません。
(2008/04/20)
微妙な雰囲気ですね…ドイツかソビエトかよく分かりません。でもなかなか強そうなイメージではあります。
(2008/04/20)
砲塔後部も簡単にコーティングを施しました。ドイツ軍は追加の砲弾ラックや予備ジェリカンとラックも備え付けてずいぶんと用意周到だなぁと製作中にも感心しました。
ドイツ軍用のキューポラも取り付けてオリジナルのハッチも開状態にしました。後で兵隊を2名ほど搭乗させようかと思います。
(2008/04/20)
他の2つの仕掛品と共に基本塗装を行いました。この上からダークグリーンの迷彩を塗っていくつもりです。
(2008/05/17)
もちろん想像なんですが、クルスク戦のフェルディナンドの塗装、第654重戦車駆逐大隊の迷彩塗装を参考にこんな感じに塗ってみました。大きな砲塔にフェルディナンド同様、迷彩が結構栄えてよい感じかなーと自己満足です。
(2008/05/18)
戦車長とその助手をKV-2のハッチに合わせて配置してみました。タミヤのドイツ戦車兵小休止セットから持ってきました。二人とも結構まじめそうな顔つきです。砲塔がずいぶんと高い位置にあるのでUボートに乗っているようにも見えます。
(2008/05/25)
(2008/05/25)
今回、トランペッターのKV-2 ドイツ軍鹵獲仕様を製作しました。AFV模型の有名サイト「週末模型親父の部屋」にて開催中の「略奪愛コンペ」に参加していますのでよろしければそちらもご覧ください。
本当に実在したかは疑わしいですが、ドイツ軍が鹵獲後にツィンメリット・コーティングを施した車両としました。
塗装はクルスク戦のフェルディナンドを参考にダークイエローとダークグリーンの二色迷彩にしてみました。ハッチなどところどころにドイツ軍の雰囲気を混ぜ込んだ車両となっています。
砲弾は車内に36発しか格納できないので車体後部に予備砲弾ラックをつけたのでしょう。ダークイエローの部分が多いのでアクセントにジェリカンはグレー系で塗装しました。
フィギュアはたしかタミヤの戦車兵小休止セットからです。写真が悪いのか塗りが悪いのか…目元の表情が難しいですね。車長の隣の若者は帽子を深く被っているので目はきちんと塗りませんでした。とりあえず、年配の車長と若者に見えるのでこんな感じでOKです。
腕はエポキシパテで作ったのですがしわの表現が難しくまだまだ改善が必要です。今回は皺がありすぎました。それでも自作だとわきの下あたりがハッチにぴったりとフィットするのでその辺は気分がいいです。
この巨大な砲塔は手動旋回ですので乗員はさぞ難儀したことでしょう。ドイツ軍でも自動旋回には改造できなかったでしょうから。シルエットが独特なので友軍からの誤射を防ぐため四方にドイツ軍マークを貼りました。
全高は約3.3mですので2階建ての家の床以上はあるでしょう。普通に塗装しているときは実感が湧きませんでしたが、フギュアを載せると大きさに驚きます。色は適当ですが、ピストルポートのチェーンなんかは精密感があって自分でも気に入ってます。
トランペッターのKVシリーズはパーツ数も少なくて簡単に組み立てられておすすめです。今回は大きな面積をコーティングして練習にもなりました。
(2008/07/12)