久しぶりにロシア戦車を作ってみます。パンダホビーのオブイェークト279です。このキットは車体の組立は簡単そうなので、連結履帯を組み立てるキットと思った方がよさそう。以前にアミュージングホビーの同車両を製作したことがあるのでだいたいの感覚は分かっているつもりです。
そうそう、思い出しました。ひたすら足回りの製作なんですよね。なんと言っても普通の戦車の2両分のパーツがあるので大変です。
おそらく接地面に対してちゃんと平行が出てると思うんですけど。パーツ精度はあまり良くないです。ちゃんとプラが金型に回っていなくて細い部分で欠けがあったりします。そういう時は適当にランナーの細切りを噛ませたりで調整しました。
エンジングリルなどにちょっとしたエッチングパーツが付属していました。なにはともあれ精密感が多少でもアップするのはグッドです。
シャーシへの車輪とサスペンションの組み付けが終わりました。4列あるのでなるべく地面にすべて設置するように調整できれば後の組立が多少は楽かも。意外とうまくいかないんですけどね。
自作PCパーツのグラフィックボードがいつまでたっても価格が下がらないんだよなぁ、もうマイニングとかやめてほしいよ。しかたが無いので古めのゲームでハスクラのGrim Dawnを最近またプレイしたらハマってしまいました。DLCも追加購入したりして、これは気を付けないと時間が溶けていきます。
(2022/01/20)
連結履帯のパーツは大きなランナーが3枚入っていました。無我の境地で切り出しております。切り出し作業は割と大変。最初に全部切り出しました。
連結履帯の組み付けはけっこう順調です。慣れて手際よく行えばそんなに難しい作業というわけでもないです。
多少弛みを付けながら適当に重量感が出るように組付けました。インストには枚数が細かく記載されていましたが特に数えませんでした。だいたいの勘でもなんとかなりそう、というか組立台の両面テープを完成予定の履帯の長さ分切り出してそれに合わせてパーツを並べてあとは微調整です。
多少隙間が出来たりズレた部分は下側に持っていけば飾っておく分には特に問題はないと思われます。特に中2列の履帯の組立は真ん中らへんはほとんど見えないので苦労の割には報われない作業かもしれません。履帯の向きは実車写真でも確認したのでこれで合っているはず。
こんな時期にまたロシア戦車のプラモを組みだしていてなんだけど、ウクライナに関してプーチンは本気だろう。戦争も辞さない気だと思われる。ウクライナの東半分を傀儡国家とするために侵攻するのか。まさか中国と組んでウクライナと台湾の同時的侵攻ということはないと思うが・・・。中共の軍隊は集結してないようだし。
(2022/01/22)
車体上面の組立に入りました。エッチングパーツを組み込んでいます。丸いパーツなど完成したらほとんど見えないものも中には入っていました。エッチングは全部使わないで少し余るものもあるようです。
上下の車両パーツを貼り合わせました。穴が開いていて凸部分と合わせるんだけど微妙に合わないので切り飛ばして無理やり接着。
両サイドのエラのような部分を取り付けてようやくオブイェークト279らしい形になりました。
アミュージングホビーのオブイェークト279よりもパーツ数が多くて車体上面や砲塔にも時間が掛かりました。部品精度や組み立て易さはパンダホビーもアミュージングもどっこいどっこいだけど組み上がったあとの精密感はややパンダホビーの方が上だと思われます。
最近運動不足なので寒いのを我慢して少しジョギングをしました。先日せっかくアディダスのジャージ上下を購入したので運動に使わないともったいないから。ほかにもここに引っ越す前の前の引っ越しのときに処分してしまった腹筋ローラーやプッシュアップバーやダンベルをまた購入してしまった。やっぱり手軽にそのへんにトレーニングアイテムが転がっている方がすこしでも運動不足の解消になりそう。ローラーやプッシュアップバーなんてのは安いのでいつでも買い直してもそんなに懐は痛まないんだけど、今回は奮発して四角い形の可変式ダンベルを購入したのでなるべく活用したいものだ。
(2022/01/25)
一応組み立てがすべて完了しました。おっと、牽引ロープの取り付けを忘れていたのであとで積んでおきます。こういうのも組立説明書には記載が無いんですよね。他にも取付忘れてるパーツあるのかもしれない。まぁ、でも試作戦車だしこんな感じでいいかなぁ。
以前のシャーマン戦車みたいに丸太でも積もうかと思ったんですけど、せっかく面白いフォルムの戦車なのでいろいろ積むよりもこの形が分かるように仕上げたほうがキットの特性が出るかと思いました。
キットは珍しい戦車で興味深いのですが説明書のパーツナンバーには間違いが多いしパーツの整形や合いはいまいちの出来です。オブイェークト279同士の比較としてはアミュージングホビーより少し良いくらいかなぁ、製作途中の印象としては。
めちゃくちゃに長い砲身もまた格好良い。砲塔と車体のはめ込みがかなりきつくて一度はめたら二度と取れなさそうだったので、かぎ状のストッパーはニッパーで切り飛ばして上からかぶせるだけにしました。
最近、何年か前からずっと欲しかったズベズダのマウルティーアをお手ごろ価格で購入できてラッキーでした。だいぶ積みが解消されるまではもうプラモデルを購入しないと思っていたんだけどこのアイテムだけは別かなぁ。模型製作頑張ったので自分へのご褒美、なんちって。ついでにハセガワの九七艦上攻撃機も買ってしまいました。これもコロナ禍で品薄だったのかよく分からないけれども新品はしばらくあまり見なかったように思います。
それでちょっとショックだったのがここ半年以上ネットでキットの検索をしていなかったんですけどいつの間にやらパンダホビーもキティホークモデルも廃業してしまっていたんですよね。パンダホビーはともかくキティホークのほうは気になっていたキットがけっこうあったのでホントならショックです。トライスターみたいにどこかの大手が金型を買い取って再販してくれないかなぁ。良さそうなキットをたくさんリリースしていたのにホントもったいないョ。
(2022/01/29)
特に下半分はけっこう入り組んだ部分があるので今回もつや消しブラックで全体を下塗りしました。
本体の塗装に関しては以前アミュージングホビーのオブイェークト279を製作したときはダークグリーン単色塗装だったので今回は何か迷彩塗装にでもしてみようかと思いました。パンダの塗装例ではダークグリーンの例しか載っていないですね。1950年代の車両だと思うのでT-54の迷彩塗装例に似た感じにしたらよさそう。ということでダークグリーンとレッドブラウンとタンの迷彩塗装にしてみました。ドイツ軍車両に似てしまうかもですね。
あとこのキットにはデカールが一つも入っていなくてちょっとがっかりです。何か適当に以前組んだキットの余剰分でも見つけて貼ってみました。ソビエト軍の親衛隊のマークだと思う。
うーん、またウィルスが蔓延が止まりませんね。結局のところ夏の狂騒が再燃ですか・・・。医療崩壊の大阪夏の陣、冬の陣、まだ続くのだろうか。そういえば山岡荘八の徳川家康を昨年夏からだらだらと読んでいるんですけどやっと24巻目になりました。全26巻なのでかなり長いんですよね、ちょうど大坂冬の陣を読んでいるところ。Kindleの電子書籍なんだから少しは割引してくれても良いんじゃないか?人気アイテムはぜんぜんセールをしないもんですな。比べるもんじゃないが銀河英雄伝説とその外伝も何度も読んでいて同じくらい面白い。両方ともおやじホイホイだな。
(2022/02/01)
パンダホビーのオブイェークト279が完成しました。核戦争下での活動を考慮した重戦車」として開発されたもので、キャタピラが4本あって走破性が良いです。独特の形は核爆発の爆風でも横倒しにならないように考慮されてのもの。レーシングカーのダウンフォースのようなものが発動されるのかな。
複雑な構造でコスト高となり量産はされなかったとのこと。一度見たら忘れられない強烈な印象を与える車両です。なんか極悪っぽい。
武装は130mm戦車砲で当時としては超強力です。金に糸目は付けないってことでしょうか。試作車両だから何でもチャレンジ。
今回はパンダホビーの説明書は無視して自分の好きなように塗装しました。1950年代風の三色迷彩塗装として、好きなナンバリングデカールを貼ってソ連軍の親衛隊のマークのデカールを貼り付けました。
ヘッドライトはシルバーの塗装のあとにクリアーを塗って透明感を出そうとしたのだがちょっと無理っぽかった。本当はくり抜いてクリアーパーツをはめ込んだ方がリアルだったのはちょっと残念。まだ本気出して無いだけ。
砲身が相当長いから取り回しが大変そうです。戦車の定番として輸送時は砲塔後ろ向きなのかな。
履帯は少し汚したあとで軽くメタル系でドライブラシをしています。履帯の歯の部分は穴が抜けてないのかな、と思ったけど現物もこういう感じらしい。
パンダホビーはこのキットの他にはツングースカしか作ったことが無くて結構苦労しました。クオリティが高いとは言えないけど完成してみるとけっこう格好良いんじゃないかな。でも説明書が不親切だったりパーツの合いがいまいちだと同メーカーのキットを敬遠するモデラーが増えてあんまり売れなくなっちゃうのだろう。やっぱりある程度は作り易いことは大事かな。おそらくこのメーカーは活動停止しているらしいです。あんまり馴染みのないメーカーではありましたがプラモデルメーカーの廃業と聞くとやはり悲しいものがあります。またいろいろと楽しませてくれるメーカーが現れることを期待したいものです。
ちょっとアニメの話。最近、たまたま「ぼくらの」というアニメを観たらOP主題歌の「アンインストール」が頭から離れなくてヤバいです。おおええああええおおおおおおええ、で始まるあれです。ラノベ原作のお気楽なアニメ、いわゆるタイトルが異様に長いやつも結構好きなんですが、こういうまったくうまく行かない絶望のなか突き進んでいくような内容もリアリティがあってたまには良いかも。感動するけど鬱展開過ぎて何度も繰り返しは視聴できないかもね。結論としてはアニメは面白いし主題歌は神曲、ED曲の「little bird」も「Vermillion」もアニメの内容にマッチしていてとても良い。話数が進むたびにクレジットで出てくる声優さんの数が減っていくのがものすごく悲しい。多元宇宙における絶対的存在による淘汰なんてテーマを考える作者さん凄すぎます。
(2022/02/06)
コメント
こんばんは、オブイェークト279完成おめでとうございます。
>このキットは車体の組立は簡単そうなので、連結履帯を組み立てるキットと思った方がよさそう。
ちょっと笑ってしまいました。確かに普通の戦車2台分の連結履帯ですからね(笑)。
履帯組み立て時の下部の写真を見ると、転輪が荷車の様に細かったり、外側と内側のサスペンションアームは下駄の歯みたいな出っ張りから出ていたり、意外と足回りが弱そうな気もします。
完成写真を見ると砲塔は角度によってJS-3だったりT-62だったりに似ているように見えます。
三葉虫の様なシャーシは何となく昔作ったM48パットンを思い出しました(笑)。
>最近運動不足なので寒いのを我慢して少しジョギングをしました。
自分もジョギングを趣味としてますが、茅ヶ崎の海岸沿いだと天気が良い日は走ってて気持ち良さそうですね。
もう少しして暖かくなってくれば走りやすくなると思いますが、クッション性の高いジョギングシューズを購入されると良いですよ。膝への負担がだいぶ変わってきます!
>そういえば山岡荘八の徳川家康を昨年夏からだらだらと読んでいるんですけどやっと24巻目になりました。
山岡荘八は織田信長(全5巻)を読んだことありますが面白いですよね。
徳川家康も「いつかは読みたい(一生読まないまま終わりそう)」と思っていますが、あの大作を1年足らずで読み終えてしまうペースは凄いです(「だらだら」なんてとんでもない(笑))!
本屋でだいたい同じコーナーに置いてある吉川英治も面白いです。
たしかにシャーシの形がパットンに似ていますね。私もドラゴンのを作った記憶があります。実はこのオブイェークトのキットは砲塔回りの部品が意外と多かったです。さすがに今のところタコムのキットを作りたいとは思いませんけど。タミヤがKV-1 KV-2と新キットをリリースしているので、手持ちの古いT-34を作っておこうかなと思っています。タミヤのを一つ持っているので。数年以内にタミヤのT-34もリニューアルされそうな気がします。
徳川家康は長いけど新聞連載だったからなのか著者の文体のせいなのか、会話が多くて1ページの余白が多いので思ったよりサクサク読み進められました。いま最後の26巻なのでようやく完結です。吉川英治は定番かもしれませんがむかし三国志を2回くらい読みました。織田信長はちょうど良い長さで良さそうですね。
>実はこのオブイェークトのキットは砲塔回りの部品が意外と多かったです。
まだERAとか付かない時代のシンプルな形状ですが部品が多いんですね。
>さすがに今のところタコムのキットを作りたいとは思いませんけど。
そういえばオブイェークト279はパンダ・アミュージング・タコムと三社が割と近い時期に製品化してましたね。
私はパンダホビーの名はこの車両がキット化された時に知ったのですが、廃業していたとは・・・
同社のキットは製作経験も手持ちも無かったと思いますが、廃業と聞くと寂しいものですね。
>数年以内にタミヤのT-34もリニューアルされそうな気がします。
私もT-34シリーズのリニューアルは毎回タミヤの製品が出そうな時期になると期待しているのですが中々実現しませんね。
1/48の方でT-34-85が製品化してたのでもうすぐだと思うのですが(笑)。
「徳川家康」いよいよ大詰めですね。
吉川英治の三国志は自分も読みました!
歴史時代文庫だと全8巻だったと思いますが、自分の読んだ物の中だと一番の巻数なので、全26巻の徳川家康読破は本当に凄いです。
ありがとうございます。しばらくは小説はお腹一杯なのでなにかノンフィクションというか違うものが読みたいです。私の妻が最近なぜかサバイバル関連に凝っていて備蓄を始めたのでSASサバイバルマニュアルでも読んでみようかな。あまり極端なプレッパーズにはなって欲しくないのでちょっと心配です。