イギリス軍の対戦車砲です。2012年5月から12月に製作しました。
手軽に組めそうなオードナンス2ポンド砲を製作してみます。バルカンスケールモデルズという香港の新興メーカーのようです。結構マイナーなアイテムのような気がしますがなぜこれを1番目の製品アイテムにしたのか気になるところです。
対戦車砲なのでパーツは少なめです。モールドもまぁ良いのではないでしょうか。ところどころヒケがありますが目立つ部分ではないです。
(2012/05/29)
経理担当なので決算のため休日出勤でしたが多少組んでみました。あー、明日も仕事です・・・。大きさの比較に百円玉とUSドルのクォーターコインを並べてみました。
防弾板も取り付けて、架台も組んでみました。タイヤは多重分割なのであまり接着剤をつけすぎると整形が乱れてしまうため注意が必要です。フギュアを乗せるので椅子はまだはずしたままです。
(2012/06/02)
組み立てはほぼ完成しました。架台の足には土に埋め込んで固定するような尖った金具が付いています。前から見るとあまり強そうではないですね。ロボットアニメに馴染んだ世代からすると、二本の足で今にも歩き出しそうな気がします。
程よい部品数で結構複雑な機構を表現できてるのかな、という感想です。
今回、同じメーカーから砲兵セットがリリースされていたので購入してみました。双眼鏡を覗いている兵士は他で使えそうなのでキープしておくとして、対戦車砲に密接した2体を絡めてみようと思います。
左が操作している砲兵。結構調整に手間取ります。戦車に立たせるだけのフィギュアのほうがよっぽど楽チンです。まあまあ破綻なく組めたほうだと思います。右は超気合の入った装填兵、これも砲弾をフィットさせるのに随分と調整がいりました。何気ないポーズなのに難しいところです。いずれもホーネットのレジンヘッドを使用しています。実はホーネットの表情が大好きなんですよね、私。あまり持っていませんが全部コレクションしたいくらいです。
ちなみにバルカンに付属しているヘッドのモールドもインジェクションの中ではかなり出来が良いです。
(2012/06/12)
キットオリジナルの3名の顔です。真ん中もちょっと彫れば良くなるかと。そこがまた難しいのですが。
ヘルメットや装備品をつけて、あご紐を取り付けました。顔が長いので大変です。さいごにエポキシパテで多少髪の毛をアレンジ。
短髪だったおじさんがちょっと髪の毛ふさふさになりました。撮影前に粉を落としておくべきでした。結構良い感じになったか。
(2012/06/17)
(2012/10/30)
対戦車砲の裏側は結構奥まって塗料のとどき難い所があるので、暗めの色であらかじめ吹いておきます。
(2012/11/06)
自分の中で英軍の基本色はダークイエローより少し赤っぽい、というイメージがあったのでダークイエローに白と茶を少々混ぜて調整したものにさらにウッドブラウンも混ぜてみました。バックの箱絵に比べると赤みがかっています。ちょっと違うかなー。フィギュアはクレオスのフレッシュを吹きましたがどうも白っぽい。北アフリカで戦っているのだから仕上げではもう少し赤っぽくしたほうが自然でしょう。
(2012/11/06)
イギリス2ポンド砲が完成しました。この砲は40mm対戦車砲で、砲弾の重さが2ポンド(大雑把に言って約1kg)なのでこの呼称です。大戦前半のヨーロッパと北アフリカで活躍しました。
ドライブラシの段階で組立て中に残したパーティングラインが浮き上がってくるとショック。もっと慎重に仕上げをしておかないといけません。
フィギュアの肌色部分はクレオスのフレッシュをエアブラシしたけれどクレオスの色味は白っぽかったので少し調整すべきでした。結局、タミヤのエナメルのフレッシュを筆塗りしてから油彩で明暗を描きました。正直なところはじめに油彩のみで筆塗り仕上げを目指しましたがうまくぬれませんでした。
製作中はもっと闘争心あふれる顔だったのですが塗装したらただのびっくり人形になってしまった。眉毛を吊り上げて目元を凛々しくすれば良くなりそう。瞳と白目の関係が難しいところです。
砲手のおじさん、塗ってる間に床に落として首からぽっきりもげてしまった。床の上を這いずり回って生首を探す羽目に。しばらく模型に手をつけていなかったのでこんな小さなキットでも手間取ってしまいます。
非力な兵器ながらこのようなレイアウトでなかなか臨場感が出ている気がします。
ウォッシングをしている間にプラがもろくなるのか足回りが2箇所くらい接着が取れてしまいました。片足がぽっきりいきました。瞬間接着剤ではまた脆くなりそうで、やはりプラ用接着剤で気長に接着しました。修正が大変。このくらいの距離から眺めるのが一番自然に見えます。あまりアラも目立たないかな。
いやー、寒くなりましたね。塗装中にうちで飼っているうさぎの換毛期が始まってしまい部屋中に散らばって大変でした。油彩で肌色を塗っている間にくっ付いていたりと・・・。
(2012/11/10)