Sd.Kfz.254、装輪装軌併用装甲車です。一度見たら忘れられない特異なフォルムなのでドイツ軍AFVファンならずとも興味を持った方は多いんじゃないかと思います。オーストリアのザウラー社が開発製造したドイツ軍装甲車です。
エッチングパーツは少なめでも問題ないよ。プラのパーツが精密なら。
まずは転輪やサスペンションを取り付ける前にシャーシの組立があります。
この辺がこのキットのキモでしょうか。複雑そうに見えるけどそんなに難しい組み立てでもありませんでした。
過去何度もホビーボスのキットではキャタピラとキャプスタンホイールのピッチが合わなくて苦労したので今回も前もって確かめてみたら、問題なく組み立てられそうです。良かった。
(2018/04/13)
履帯のパーツを切り出しています。写真に写っているのだけじゃありません。まだもう少し箱に残っていました。切り出しが大変です。
ホビーボスの説明書の通りにキャタピラを取り付けたんだけど、この説明書って図解のキャタピラの向き、前後逆じゃないの?この通り付けてしまってタイヤも付けたしキャタピラも接着剤でガチガチに固めてしまったんだけど…
箱絵の元の写真らしきものを見ると、やっぱり!ちょっと!キャタピラの向き、違うじゃないかって、もういいや。ホビーボスはトラップが多い、信じた自分がアホだった。
ただし、これを見るとホビボの説明書と同じ向きに付けている。けれども圧倒的に前から見てハの字の車両が多いので、もしもタイムマシンに乗ってやり直すなら逆ハの字で作るでしょう。まぁ、今回はこれでいきましょう。いろいろな人の作例を見ているとホビーボス説明書を盲信しているのか、個人の判断なのかわからないけど同じ向きの作例もありますね。あまり拘らなくてもいいかな?
現在、刑務所から脱獄した囚人が逃げ回って大騒ぎになってますね。リアルケイドロの1,200対1人て考えてみたらすごいプレイです。ロードバイクイベントまで中止になっており、イベントを楽しみにしていた人は気の毒としか言いようがない。今は街中いたるところ監視カメラだらけなので山から出たらけっこうすぐ捕まりそうな気がする。
(2018/04/15)
とりあえず組立完了しました。ループアンテナや垂直アンテナ、バックミラーやヘッドライトなど破損しやすい部品が多いですね。プラ用接着剤と瞬間接着剤を併用してなるべく丈夫に仕上げました。
車両前部の装甲板やその裏側など説明書を見ただけでは組み立て方が分からない部分がありました。ちょっと適当になってしまった。間違いかもしれない。
下半分はかなり入り組んだ構造なのでエアブラシでの塗り残しには注意しようと思う。いろいろとウェザリングをやっているうちに塗り残しは無くなってくるとは思うんだけど。
デカールを貼り付けたので、もう少しウェザリングを行って完成です。
先日、映画「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」を観てきました。原題は「Darkest Hour」自分としてはスルーだったんですけど、嫁が観たかったらしくて二人分の前売り券を買ってくれていたので半分付き合いがてらの鑑賞でした。かなり気に入りました。10点で9.5くらいかな?褒め過ぎか?政治モノなので映像が地味だし戦闘シーンは無いです。シーライオン作戦検討時期よりちょい手前の時期で、ドイツ軍がガンガン攻めている相当なプレッシャーがいろいろな見せ方で伝わってきてとても興味深かったです。日比谷シャンテシネで220人ほどしか入れない単館系ミニシアターだったのに60人もお客さんいなかったような…。あまり宣伝もしていないようだし、左翼系メディアなどには受けが悪い映画なのかなぁ。一番不満なのは良く行く品川のシネコンに無かったことくらいかな。わざとらしい演出もあるけど結構良い映画だと思う。
(2018/04/17)
このSd.Kfz.254オーストリアのザウラー社の製造で総生産数は128両でした。砲兵観測車や偵察車として使用されました。
今でも戦車は長距離を移動するときは輸送車両や鉄道を使うので、このタイヤ付き無限軌道車両は一見するとなかなか便利に思えます。
目立った隙間は発生しなかったけど多面体のボディの接合部を合わせるために多少の出っ張りというかバリ気味になった部分はスムースになるようヤスリ掛けしました。
マーキングはロンメル元帥でお馴染みのドイツアフリカ軍団、第15戦車師団です。師団マークは赤い三角形。第15戦車師団はもともとは第33歩兵師団を改編したもので1941年から1943年まで北アフリカで活躍しました。1943年にチュニジアで連合軍に包囲されて降伏しました。
組み立てではタイヤ走行状態、タイヤを下げた状態でグラグラしていたサスペンションを接着剤でガチガチに固定しました。ついでに一応は4輪とも綺麗に接地してグラグラしないように調整しました。この調整が意外と難しかった。こうしてみるとなんだかすごく面白い車両です。
ハッチは開閉どちらも可能なように接着していません。あとでドイツ戦車兵でも乗せてみたい。
タイヤ走行のポジションのほうが異様に車高が高く,なんだか横風が吹いたら横転してしまいそう。
珍しい構造の車両なので楽しく作れました。パッケージのジャーマングレーも良いんだけどドイツアフリカ軍団のヤシの木マークが入った車両は格好良いです。
昨日は新国立劇場で「1984」を観てきました。ジョージ・オーウェルの小説「1984」の舞台です。簡単なあらすじは、核戦争後の世界が三分割統治されたうちのある一国の超管理国家・思想統制社会の話です。主人公男女が監視の目をくぐって愛し合ったり反体制活動に身を投じたりと…。もちろんかなり暗い話。こういうたぐいの話は多くの若い人が観たほうが良いと思ったのだが、気が付くと観客の8割以上は年配のご婦人でした。なんか不思議だなぁと思ったんだけど、ひょっとすると主演の井上芳雄氏がかなり人気がありその追っかけみたいな人たちなのかな?ちなみに女性側はともさかりえさんでした。普段舞台はそれほど見ないのでよく分かりませんけど。ただ、この話、原作を読んでいないと一片も理解できないと思う。演出がとても考えられていて興味深かったです。
(2018/04/21)
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