スウェーデン軍のSタンクを製作しました。2009年3月から6月。
以前から気になってしょうがなかったSタンクです。この形状に引かれて、実際に組んだらどんな感じなのだろう、と思いつつ組み立て開始です。
お皿のような上面パーツです。結構細かいところも一体成型になっています。転輪は左右合わせても8個しかないのでその部分で時間がかかることはないでしょう。
(2009/03/26)
パーツがうまくはまらないところは穴を開けなおしたり、パーティングラインがすごすぎて歪んでいるパーツはある程度修正しました。上面がごちゃごちゃしているのであまり気にしないでも雰囲気は出そうです。
トランペッターのかなり初期のキットのせいか、部品によってはランナーのゲート処理がかなりやりにくかったです。パーティングラインの処理も堪能できます。多少部品が変形していても気にせず進むことにします。
サイドアーマーを取り付ける前の写真。キャタピラの上部は見えなくなるので気にしないことにして、下側だけ車輪と付いていればOK。
(2009/03/27)
排気口のチューブはパーティングライン処理が面倒でしたが塗装すればあまり目立たないかもしれません。細かいところにこだわらなければすぐに完成します。
これだけ車高が低ければ被弾率も随分低減できたでしょう。
こうしてみると、近未来的なデザインがなんともいえず格好良いですね。SF映画のシーンに出てきそうです。でも実際には現在この戦車は全て退役しているんですよね。1970年代から1990年代が活躍のメインだったはずです。
(2009/04/02)
迷彩塗装で仕上げる予定ですがとりあえずライトグリーンを全面に吹きました。写真だと微妙に明るい感じですが、実際はもう少し落ち着いた色味です。これから迷彩をどう進めようか悩みます。
(2009/04/03)
ダークグリーン迷彩を筆でフリーハンドで塗りました。少し現代戦車っぽくなってきました。車両側面や上面の凹凸が多くて筆塗りも骨が折れます。
(2009/05/25)
サンドブラウンを追加で迷彩塗装しました。かなり車両全体にアクセントが付いたと思います。フリーハンドなのでどうかなー、いまいちかなー。(2009/05/26)
(2009/05/27)
今回、スウェーデン陸軍のSタンクを製作しました。近未来的フォルムの車両でSF映画にでも出てきそうです。砲塔がなく車両から突き出た砲身が特徴です。今回製作したのはトランペッターですがそういえば昔タミヤからも出ていたような気がします。
防衛専門の戦車とは言っても砲塔がないと走行中の射撃は敵に突っ込んでいかないと出来ないでしょうね。そういう意味ではドイツ軍の突撃砲と似たようなものか。
大きなガラス窓のパーツ上下の取り付けを間違えてしまいました。本来はワイパーが上に付かないといけないのですが変になってしまいました。車体上面は凸凹していて迷彩塗装の筆塗りがなかなか難しかったです。
左右にはサイドスカートをかねた燃料タンクが装備されておりポリキャタでもあまり見えないので自然な弛み表現等に気を使わなくてもOKでした。しかし、敵弾が命中したら炎上しないものなのかちょっと心配です。
ペリスコープは青で塗装しろと指示がありましたがツヤ有りのグリーンで塗装しました。青のほうがアクセントになってよかったかな。
車体前部にはドーザーブレードが付いており射撃姿勢の位置で防御用の掩蔽土手を作ることが出来ます。通常の視線ではあまり見えないのでこんなアングルから写してみました。
この戦車もエンジンは前部にあり乗員を敵弾から保護する配置となっています。イスラエルのメルカバと同じコンセプトですね。この角度から見ても車体の低さが分かります。
個人的には現用戦車ってあまり汚さないほうが良いような気がしますがサイド等少し雨だれ跡やほこりっぽさをウェザリングで表現しました。それと、ウォッシングをすることで基本塗装だけのギラギラ感が和らいだかと思います。
今回、組みあがったら乗員を乗せるスペースがなくてフィギュアは乗せませんでしたが、実際スウェーデン軍の戦車兵はどんな感じなんでしょう。箱絵をみるとアメリカ軍と似た感じです。とにかく今まで随分と気になっていた戦車が今回完成してとても満足しました。
(2009/05/31)
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