アメリカ軍のストライカーも3作目となりました。2015年7月の作品です。
今回はまたまたストライカー装甲車の派生型を製作してみます。過去に通常の兵員輸送車と対空ミサイル搭載タイプを製作したのでそれほど難しくはないかと思います。この105mm砲を搭載したタイプは一番気になっていたので楽しみです。
AFVクラブの組立説明図は明解でとても分かりやすい。ページ数は多いけれど逆にさくさく作業が進むという感じを覚えます。
過去にも同じ部分を製作しているのですが、ヘッドライトのあたりはやっぱり組立がややこしいです。実車もこんなに入り組んでいるのだからしょうがないけど。
インストの手順とはちょっと違いますけれどもフロントバンパーを取り付けるときに上下パーツを接着してしまったほうが良さそうです。後ではまらないと嫌なので。ただ、同時にリアハッチのすり合わせもしておいたほうが良いです。
(2015/06/26)
防塵フィルターのエッチングパーツを取り付けると車体はほぼ完成です。そろそろ細かい部品がはみ出しているので取り扱いに注意しないとまた取り付けなおしという事になっちゃいます。
このエッチングパーツの取っ手のようなもの、実際ではどんな役割なんでしょうね。柔らかい素材のようにも見えます。パネルの開閉の取っ手なんだろうか。
砲塔に搭載されている機銃の組立が難しいです。この辺は接着剤が乾く前に一気に組み立てないと後で繋がる部分が付かなかったりします。それとやたらパーツが細かくて破損しないで切り出すのが大変。AFVクラブのキットは再現度が高いのでプラスチックの細かいパーツが多いです。
小さな砲塔と本体の噛み合わせが悪くて、仕方がないので本体の円形の穴を全体的に削って一回り広げました。そして砲塔のツメを切り取って不要部品のパーツで引っ掛ける部分を付け直しました。
(2015/07/04)
中心より後部に砲塔があり重心も後部にあるように見えます。そこから長い砲身が出ていてなんとなく強そうな印象があります。
うん、前から見てもけっこうかっこ良い。塗装した後にライトを入れたらもう少しリアルになってくるでしょう。組立前のメタル砲身はなんだか玄人っぽくて気に入ってます。もちろん部品の正確性という観点からは申し分在りません。
予備燃料のジェリカンを2組作ったのですが特に説明書には積む場所の指定がありませんでした。飲料水タンクを2つ車両右側に搭載したので、燃料ジェリカンは本来どうか分かりませんが左側のラックに積んで手持ちの金属パーツなどで結束バンドをそれらしく取り付けました。
スコップやハンマーなどはこのままではいも付けになってしまうので金属製のベルトで固定されているように追加工作しました。
なんだかいまいち物足りないなぁと思っていたらタイヤをはめてないからですかね。ニンニクを入れるのを忘れたパスタみたいな。次からぼちぼち塗装を始めます。
(2015/07/08)
とりあえず少しだけ進みまして基本色にはRML83ダークグリーンを塗装すると現用戦車には割としっくりマッチするかと思います。
少し色の濃淡を出して色褪せ状態を表現しています。現用飛行機でも似たような手法を用いました。あとでコーティングのときに調整しますがちょっとツヤが多いかな。もう少しで完成です。
(2015/07/21)
戦車よりも軽量で機動力があるため、世界各国で勃発する地域紛争にすばやく派遣できるというメリットがあります。キットの説明書によると総重量は20トン以下なのでC-130輸送機で空輸が可能です。
他にも迫撃砲搭載車、工兵車、野戦救急車、対戦車ミサイル搭載車、偵察車等いくつもバリエーションがありますがシャーシより上を換装することで比較的容易に装備変更ができるということです。けっこう便利ですね。とりあえず兵員輸送車とミサイル車は作ったことがあります。
イラク戦争に投入されましたが装甲が薄いためRPG等にも被害を受けやすく苦戦したようです。いくら強力な主砲があるといってもやはり機動力を生かしてすばやく動く作戦のほうが向いているのでしょう。
砲弾は計18発を携行しているようですがそれって少なくないんですかね。すぐに撃ち尽くしてしまいそうですけど。
車外装備のスコップはイラストでは赤く塗装してあったのでそれを真似ました。あとは布製のベルトを追加工作しました。
クリアーレッドがちょっと薄かったかなぁ。でもあまり濃いとこの部分が元々クリアーパーツだと分からないし…。
ペリスコープや照準器など、要所で反射防止コーティングシールを貼ったので良いアクセントになりました。見る角度によってペリスコープなどの色が複雑に変わるのでとても面白い。
マシンガンの弾丸ベルトは真鍮色と銅の色と細かく塗装指示されています。一応その通りに塗りましたところなかなか良い具合です。
後ろから見るとけっこうシンプルで角ばった車両です。それでも塗装して後部ライトをきちんと付けるとそれなりにカッコ良く見えます。
砲塔はスムースに回転しますが砲身の上下はかなりきついので水平よりちょい上くらいにしたままで動かしていません。無理やり頑張れば少しは動きますが破損するリスクがあります。この角度が一番見栄えが良いと判断しました。
ウェザリングは現用車両ということもあって錆びは一切入れていません。今回は埃と泥のみにしました。ただ、戦場を駆け回っている感じを出したかったのでところどころできつめにウェザリングを行いました。
とりあえず真正面からも一枚撮ってみました。ライトはもう少し光っても良いかなぁ。クリアーパーツの内側は銀色で光らせたのですがパーツ自体が少し曇ってしまいました。まぁ、車両が埃をかぶっているのでライトもそれなりにバランスしていると考えればよいか。
アンテナの先っちょがちょっと大きすぎたかなぁ。全体的には色のバランスなど悪くないほうかと思います。
本当はもっとサクサクっと作りたかったんですけど途中でシミュレーションゲームにはまってしまい、製作がピタッと止まってしまいました。HoI3で総統プレイをしてました。
装甲車はまた戦車とは違った魅力がありカッコ良いですね。ゴツゴツしたタイヤがいいのかな。でもストライカーはもう3つ作ったのでお腹一杯です。機会があればドイツの8輪装甲車なんか作ってみたいです。なんて言っているそばから8輪ではないけどsdkfz223を買ってきてしまいました。
(2015/07/26)
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