早くも大昔の過去記事移管に飽きてきたので、最近製作した90式戦車をUPしてみます。
いつかは作ろうと思っていた陸上自衛隊の90式戦車です。90式戦車は人気があるとみえて様々なスケールのキットやおもちゃがありますね。陸上自衛隊アイテムはちょっと前にアパッチ攻撃ヘリを作って以来です。そういえば数年前はWWIIモノ一辺倒でしたが最近はちょくちょく現用戦車を製作しています。しばらくはミリタリー雑食モデラーでいいかな。
キャタピラはベルト式ですけどすごくよくできてると思う。そもそも大部分がサイドフェンダー等で隠れてしまいます。ちらっと見えるくらいなので個人的には別売り超絶ディテールの履帯をチョイスしなくても十分に思います。(2016/10/28)
ゴム製のベルトキャタピラなのでプレート1枚1枚のカクカク感があまりないです。特に一番前の部分。
単に巻いただけなので浮いています。接着すればもっとキャタピラらしくなるでしょう。
マインローラーは部品数が多くてかなり存在感があります。逆に普通の90式戦車だけを作ったら部品数が少なくて物足りなく感じそうです。
マインローラーのチェーンを張る部分が難しそうだったのでちょっと飛ばして砲塔の組み立てをしています。
「工作に自信のある方のみ」とありますが、とりあえず失敗してもやってみればいいんじゃないですかね。
太いチェーンは金属ワイヤーを使用しないで瞬間接着剤で留めてしまいました。細いチェーンは極細金属ワイヤーで接続しています。ややこしそうだったけど何回かやってみたらまぁまぁ簡単に組み立てられました。(2016/11/02)
砲塔後部ラックは金網を貼ってあります。実際は金網ではなくてナイロンメッシュですけど。
マインローラーの前方に突き出ているバーをくぐらすのを忘れていちど取り付けたチェーンを二か所外して再び取り付けなおしました。そのときは金属線で縛りました。そのほうがちょっとした移動で外れたりしないので結局は安心です。全部付け直すのは手間なのでそこまではしませんでした。
パーティングラインはひょっとするとツールクリーナーで溶かしたりで何とかなったかもしれませんが、切れたら嫌なので今回はそのままです。試してみる価値はありそう。それ以外はスプロケットホイールに巻いたら質感は良いんじゃないでしょうか。(2016/11/08)
マインローラー部分はパーティングラインが目立つのできちっと処理しておいた方が良いです。
トランプ大統領誕生か。ひょっとしたらとは思っていたが、いやぁ、すごいことになりました。これだと日本は本気で核武装の議論を始めないとやられちゃいそうです。あの国が本気で取りに来たらまずいな。憲法改正だけで済む話ではないと思う。ようやく2本の足で立つべき時期が来たのか。 自衛隊の戦車をアップしているときに、こういうタイミングで国防問題の再考を突き付けられるのもまた絶妙ですな。
製作途中で所々ペリスコープなどに付属の透明プラ板を組み込む工作があります。普通なら透明パーツは塗装後に接着しますが数も多いし後からだと面倒なので組み込みました。塗装中はマスキングで乗り切ろうと思います。
ジェリカンの固定ベルトを板おもりを加工して追加工作しました。
スモークディスチャージャーキャップ、細いチェーンをふたに取り付けました。全部で8か所、両端だと16箇所接着するのでちょっと大変です。それと、ハッチのチェーンを追加工作しました。(2016/11/09)
今回、クレオスの陸上自衛隊戦車色を使用しました。濃緑色3414と茶色3606、OD色2314の3色セットです。ばら売りしてほしい。
ローラー部分はブラックで塗装しました。最終的には濃い灰色か焼鉄色のようにするつもりです。
後ほどペリスコープに反射防止コーティングシートを貼るので念のためすべてマスキングしました。
今日のニュースはびっくりというかやっぱりというか。万里の河という曲、昔からずっと好きなんだけど、飛鳥さんがっかりです。何とか立ち直って欲しい。
(2016/11/29)
マインローラーの歯の部分は最初にブラックで塗装したので簡単にマスキングしておきました。
デカールを貼りました。マークで分かりますとおり、北海道の部隊です。
フィギュアは日本人らしい顔をしていて、結構良い出来だと思います。西洋人のフィギュアだととても良いレジン製のヘッドがたくさんあるけど日本人のヘッドはほとんど見ないですよね。
陸上自衛隊戦車兵。迷彩服の色は全部で4色あって、しかもそのうちの一色はタミヤカラーを混色しないといけないので正直ちょっと面倒です。ま、フィギュアを仕上げてもう少しで完成ですね。(2016/12/01)
引越準備で押入れからいろいろ出てきます。昔、働いていた会社のロゴがでかでか入ったリュックサック。ちょっと格好悪いかなぁと思い未使用でペチャンコのまま、さすがにこれは処分だよね。要らないものはどんどん捨てないと。大昔に日立系で働いていた時は総務が張り切って全員にポロシャツを配っていたけどそのときも不人気でしたね。
マインローラー付きの90式戦車が完成しました。モチベーションアップにと木元寛明氏の「道北戦争1979・シビリアンコントロール機能せず」を再読しながら作っていました。でも、これってもちろん90式戦車は登場しませんでした。逆に74式戦車を作りたくなります。
90式戦車は配備され始めたのは1990年からで、120㎜滑空砲を装備しており第3世代戦車として一級品です。最近、またSteamのセールがあって余計なゲームを買ってしまったのでプラモデルの完成が遅れました…。あと引っ越しで一時期行方不明だったというのもありますけど。
主砲弾は自動装填装置にて発射準備がなされます。これにより兵員は3名となっています。こんなに大きいのに3人で操作できるのはすごい。
この角度はいいね、マインローラーの重量感やペリスコープの具合なんかが。
ヘッドライトは透明レジンの自作パーツに置き換えてネット状のライトガードを埋め込みました。ライトガードはけっこう良いアクセントになっていると思う。写真だとあまり分からないんだけど。
実物がどんなかはあまりよく知らないんだけど、ローラーの金属部分、結構重量感のある仕上がりになりました。
迷彩塗装は実車をいろいろと見たら色の境界線くっきりパターンのものが多いようです。
グリーン部分はタミヤカラーではフィールドグレーでした。これって特色セットの濃緑色3414と比べてみると確かにほとんど変わらないように思う。
マインローラーの組み立ては普通の戦車模型では味わえない面白いものがあります。
マインローラーのアームはアタッチメント形式なので地雷除去が済めば普通の戦車として行動できます。このタイプは湾岸戦争のM1エイブラムスで活躍したそうです。
迷彩塗装は大変です。モールドが分からないので暗い色で少しディテールの境界線を入れました。模型的演出かな。
どうせ戦車に載せるんだから腰から上だけ塗装するっていうのもありかな?モデラーとしてはパーツとして組んだら一応つま先まで塗らないと気持ち悪い。
ペリスコープの反射防止シートやスモークディスチャージャーキャップのチェーンなど、アップにすると多少違いがわかるかな。
アンテナは金属線で追加工作しました。ウォッシングはそれほど激しく行わない方がカッコ良いかなぁとおもいます。迷彩塗装のパターンの他に多少明暗のアクセントをつけるくらいが好みです。
調達コストは9億円だって。けっこうするもんですね。ふるさと納税で市町村を応援する企画があるんだから、納税額で戦車を買おう!とか空母を作ろう!なんてのがあっても良いかもね。
完成したらデカくて置き場所がないですよ。棚を1段丸ごと占拠しますね、これは。日本軍の誇る90式戦車、作って良かったです。そろそろ作りかけのゼロ戦を再開するかな、開戦に間に合わないョ。
(2016/12/02)
コメント