マスターボックスからベトナム戦争の米軍歩兵キットが出ているので製作してみます。以前、ドラゴンのM48戦車を作ったので横に並べたら似合いそうなので気軽に作ってみます。
このキット、驚いたのは4体のフィギュアセットなんだけどヘッドが7つも入っています。みんなわりと表情は良いです。今回レジン製のヘッドに変えちゃおうかなぁと思っているんですけど、このヘッドはキープして今後の流用もありでしょう。マスターボックスのフィギュアはみんなおっかない顔してる気がする。イケメンとかじゃなくて普通に街ですれ違いそうな顔です。
帽子がたくさん付属しています。パトロールキャップとか野戦帽と呼ばれる野球帽を角ばった形にしたものやカバーをかけたヘルメット、ブーニーハットまで用意されています。しかもつばの広さが微妙に違う二種類。ヘッドに何を被せるかでフィギュアの外観がガラっと変わるのでこのキットの意気込みは素晴らしい。
フィギュアは複数の手足が用意されており、組み合わせでポーズのバリエーションがあります。多少オリジナリティーを出せるのは良いシステムだと思います。
無線機を背負っている兵士や大型のリュックサックを背負っている兵士など、基本的に装備が多めです。
(2018/01/26)
意外と部品が細かいです。手りゅう弾なんか胸元にぶら下げるとベトナム戦の兵士らしくなります。
ヘッドは交換しました。歯ブラシと比べると1/35サイズはやはり小さい。歯ブラシは削りカスの除去に使用しています。
筆塗りメインで進めるので1200のサーフェイサーを下吹きしています。
(2018/01/30)
ベトナム戦争ではアメリカ軍は「サーチ&デストロイ」作戦を採用しました。このフィギュアはそれが題材です。これは小規模な兵力を索敵に用いて、共産軍側の戦闘部隊や拠点を発見したら、ヘリコプターを利用した機動力を持つ部隊を投入して攻撃するというものです。
共産軍側は兵力は多いが攻撃力には劣っており米軍や南ベトナム軍に奇襲をかけたり補給線を襲うというゲリラ戦を採用しました。ベトナム戦争初期の米軍はベトコンゲリラや北ベトナム軍の作戦に手を焼いていました。
ベトナムという地域は南北に細長くて山岳地とジャングルが多いので米軍拠点が点在する布陣となっていました。これらを共産軍がどこからともなく攻撃するというゲリラというか幽霊というか、補足しにくい戦闘行動が多かったようです。
そういえば映画「プラトーン」や「フルメタルジャケット」の後半はこのサーチアンドデストロイ任務に近かったと思う。それに比べて「ハンバーガー・ヒル」はガチの大部隊戦闘だったかな、あまり覚えていないけど。
装備には付属のM16を使用しました。時には敵から鹵獲したAK47を使用する者もいたそうです。AK-47アサルトライフルは泥水をかぶっても故障が少なく好まれました。
無線機は生死を左右する重要なアイテムです。ベトナム戦争の映画やドラマでもたびたび無線機の連絡でヘリなどを使用して包囲から脱出するシーンがあります。
装備が多くて塗り分けが大変でした。基本的にはグリーンかカーキなんだけど多少色合いを変えたりとか。4体とも個性的な装備とポーズで作っていても塗っていても面白い。
グレネードランチャーを肩にかけて両手でショットガンを持っています。
パッケージを見るとLRRPのエリート兵かな。重機関銃を持っている兵士は違うかもしれない。ちなみにLRRPとは特殊長距離偵察パトロール、Long Range Reconnaisance Patolのことで、敵支配地域に深く潜入し、破壊工作や爆撃の誘導と評価、暗殺などを任務としていました。
この二人組の米兵、ドヤ顔でなんだか記念撮影みたいになっちゃいました。オラオラですか。
コインチェックの騒動、すごいことになってるね。いくら仮想通貨だからって20分で580億円分無くなるって驚きです。私は取引していませんけどそれでも心配になります。まさか某国のミサイル開発に使われたりとかもあったりして。世界中で格安手数料で決済できるという機能は素晴らしい。ただし、レートが安定しないと富の蓄積としてはリスクが多すぎますね、なんかオランダのチューリップみたいなことにならなきゃよいんだけど。仮想通貨って有名どころだけじゃなくていろいろと1,500種類くらいもあるなんて言われているけど実際に見たことあるのは一つもないョ、あたりまえか。海外通販をよく使うが100%カード決済なので今後レートが安定して使いやすければ仮想通貨を使ってみたいものだ。
(2018/01/31)