大日本帝国海軍 航空母艦 蒼龍 フジミ 1/700

大日本帝国海軍 航空母艦 蒼龍 フジミ 1/700 軍艦 日本
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航空母艦, 蒼龍, フジミ, 1/700, プラモデル製作手順, 組立と塗装, 製作記, 完成写真
けっこう長期間、軍艦のプラモデルを作っていませんでした。2025年の1月に引越しをしてから積みプラの段ボールの一番下にまとめてしまってあったので取り出すのが面倒でしばらく放置していました。また寒くなってきてフリースをどこにしまったかしばらく探していたんですけど、模型を詰めた隙間に突っ込んだかもしれないということですべての積みプラをダンボールから出して整理しているうちに、何か一つ軍艦の模型を久しぶりに作ろうかと思いました。もうだいぶ製作していないので感覚も鈍っているだろうなぁ。だいぶ前に箱に詰めっぱなしだったフジミの蒼龍を作ることにしました。製作中のキングタイガーのデカールやフィギュアの油彩部分の乾燥待ちの間にちょっと進めてみます。

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自分はずっとウォーターラインばかり作ってきて適度なウェザリングを施すのが好みでした。今回は一応このキットはフルハルモデルとして組み立て前提のキットで、船体の水面下の筐体もそろっていて飾り台もあります。艦Nextとは違ってウォーターラインにするための船体下面をふさぐパーツもあるようです。でもせっかくだから今回は初めてフルハルモデルで作ってみようかと思います。でもその場合ってウェザリングを行うものなのかな、普通は?それともきれいに作るのかな?自分は戦車でも飛行機でも軍艦でも適度にウェザリングをするのが好みなので、ウォーターライン同様に軽くウェザリングしてみるつもりですけど。数年前はウォーターライン原理主義者というか、艦NEXTの武蔵もわざわざプラ板を買ってきて船体の下面に貼り付けるくらいだったけど、こだわりが抜けると不思議なものでちょっとフルハルでも作ってみようかという気持ちになります。

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なるほど、左右のパーツを合わせるのにたくさんの補強パーツを噛ませるわけですね。

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フルハルなので艦底部分もちゃんと組み立てまして、スクリュー4本と舵も付いていました。この辺を組み立てるの、けっこう長く模型を作っているけど初めてかも。

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このキットは確かはじめから専用のエッチングパーツが入っているプラモだったと思います。購入した当時はフジミのエッチングパーツが全然別売りで売っていないのでちょっと困った記憶があります。空母のエッチングパーツってちょっと取り付けるだけで見た目がとても良くなるものが多かったかなぁ、と以前に空母を作った時にも思ったのでまたなるべく活用してみようと思います。数年ぶりにネットでフジミのエッチングパーツを検索してみたら、ちょっと前よりは手に入りやすくなってるのかな。もう年取ってきて細かい作業は難しくなってきたんですけどね。積みを増やすよりは先にストックを作るほうが賢明か。

今年の新語流行語大賞に「オールドメディア」が入っていたのには爆笑してしまいました。今さらかよ、とも思いました。NHKの会長がなんか文句を言っていたらしいけど他の局はスルーですね。テレビを見なくてもネットや動画でも民放のニュースはたくさん入ってきますから完全に見ないというのは無理でしょうけど。逆に完全に無くなるのも困るか。いまはいろいろ個人発信などの意見も見られるのでありがたい。
(2025/12/04)

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まずは艦首付近から工作を始めてみますか。エッチングパーツの説明書と見比べてちょっとずつ進めていきます。

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係留策のドラムリールなど、細いプラ棒に極細の銅線を巻き付けてディテールアップしました。Takumi明春氏のガイドブックに載っていたのを覚えていたので自分でもやってみました。あんまり組み立てプロセスのはじめのうちから細かいディテールアップパーツを接着すると、途中でいろいろ取り廻すからぽろぽろと破損しやすいかと思いました。ただ、かなりたくさんのパーツを置き換えたり追加で接着したりするので、フジミのプラモデルキットは素材でエッチングパーツが普段使いのパーツという感覚になってきます。エッチングパーツを組み込む場合は。こういうパーツを少しずつ組み立てて接着していかないとキットの組み立てに近づかないですしね。

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フルハルモデルなので飾り台が付いています。黒とか金に塗装すると良いと書かれていました。いちおう本体を飾ってみたんだけどあんまりちゃんとフィットしないんですよね。滑り止めのゴムシートでも噛ませると良いのだろうか。

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後部の手すりなども接着しています。けっこう色々折り曲げるところがあって難しいですね。ラジオペンチみたいな先が細いものと、やや広めの平らに固定できるペンチの二種類あるとエッチングパーツの折り曲げがやや簡単になりました。ラッタルの一段一段を曲げるときなどはデザインナイフの先っちょや極細のピンセットを使うこともあります。とにかく細かい作業が多いです。

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このキットの一番大きなパーツ、飛行甲板を組み立てています。だんだんと航空母艦を組み立てているという感じが出てきました。これが本体に合わさるとだいぶ空母らしくなりそうです。

模仿犯、全10話やっと視聴を終えました。台湾ドラマ初視聴。宮部みゆき氏の原作小説を台湾でドラマ化した作品は、1990年代の台北を舞台にした連続殺人事件を描いておりテーマが深く描写もかなりえぐい。暗い上に胸糞展開なので観るのに時間かかりました。1ヶ月半もかかってしまいました。とても疲れたけど内容は興味深いです。台湾ドラマって日本映画に似てるのかな、なんかうまく言えないけど湿度感があるというか。じっとりとした空気や人間の陰影を丁寧に描く感じに近いですよね。特に1990年代台北という舞台設定が、街の雑踏や建物の質感を通して独特の「重さ」を醸し出していて、そこが日本映画的なリアリズムと響き合っているように感じます。台湾の映像作品は韓国ドラマのような派手さよりも、人間の心の襞や社会の影をじっくり描く傾向が強いのかもしれない。ホントところどころ可哀そうすぎて泣きそうになる場面がたくさんあります。凄く真面目に製作したドラマだと思う。しんどいけど視聴してよかった。
(2025/12/10)

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一番大きなパーツ、飛行甲板と船体の接着を行いました。艦首の支柱と艦尾の支柱の位置を確認しながら全体的に隙間が出ないように接着しました。位置の微調整をしている間に艦首に接着していた小さな手すりパーツを紛失してしまいました。けっこう探したんだけどカーペットとか毛布の上に落ちてしまったらしく、全く見つけられる気がしません。5mmくらいの長さの手すりなのでこのフジミの蒼龍のエッチングパーツの余りでフォローできるかもしれません。見つからなくても過去に作った艦船のエッチングパーツが大量にあるのでそれで何とかなるとは思います。それにしても紛失して出てこないパーツが気持ち悪い。甲板と艦船の接着は念のためサラサラの瞬間接着剤も流し込んで補強しておきます。ここからは細かいパーツがたくさん加わるので取り回しに注意しないと。

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とりあえず最初にプラスチック製パーツで大まかに空母の形を組み上げてからエッチングパーツを取り付けることにしました。いつも難解なのがプラパーツとエッチングパーツでかぶるときはプラパーツを使用しないで残しておかないといけないところ。ひとつ大きなプラパーツを取り付けてしまい、あとからここはエッチングだと分かったので取り外しましたが、接着跡をヤスリ掛けしたり面倒でした。まだいくつかそんな箇所があるかもしれません。基本的に目立つ大きなエッチングパーツだけ使うというのもアリかもしれない。空母の弦側のエッチングパーツは手すりとラッタルくらいかと思っていたら、一部の弦側通路自体もエッチングパーツ化されておりそこを取り間違えました。弦側構築物の支柱は太いものも細いものもすべてプラパーツのようです。フジミのエッチングパーツの説明書に、余ったものは適当に使ってくれ、みたいなこと書いてあったから各自判断で好きにくっつけて良いんじゃないかな。

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なぜか2連装対空機銃座が一つ足りなかったので、3連装機銃のパーツの真ん中の銃身をちぎって取り付けました。ピンセットで挟んでるときにどっか飛んでっちゃったのかな?あるいは初めからパーツが1個足りないのかどうなのか。

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なんか見た目全然変わりませんね。少しずつ進んでいるんですけどね。汚れてしまった部分もあるけどとりあえずプラパーツの接着はこれくらいにしておいて、エッチングパーツの手すりとか飛行甲板の横に取り付ける落下防止ネットなどを取り付けようと思います。あ、艦橋を作るの忘れてた・・・。それとまだ航空機も作ってないや。これ面倒だから最初に作っておこうかな。間違って取り付けてエッチングパーツに置き換えるために外したプラの残骸もあります。

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弦側のエッチングパーツを取り付ける段階でも、接着したプラパーツの一部を切断したりエッチングパーツに置き換わるものだと思って取り付けていなかったパーツをあとから付け足したりしました。キットの説明書にエッチングパーツを導入する場合には不要とか加工してとか指示があれば解りやすいんだけど、そもそも考えてみればエッチングパーツのほうが後発だろうからやっぱり難しいのかな。とりあえず手すりとラッタルは取り付けるとみるみる見た目が精密に変わっていくので作業していてとても面白いです。

PC自作歴40年。MSXの富士通FM-Xとカセットテープの頃から色々いじってました。たまに買い替えるときだけですけど。PCパーツを新しくしたいなぁと思って久しぶりに価格などチェックしてたらずいぶん高くなってる。CPU、M/B、GPU、メモリー、電源にPCケース。このへんを交換したい。ってほぼ新規組み上げになっちゃいますね。電源とフルタワーケースは15年使ってるからそろそろチェンジでいいんだけど、それ以外は2022年の夏に変えたばかりと言えばまぁまだ使えるほうですかね。電源とケースだけ交換してもぜんぜん面白くないですしね。なんでもAI需要が悪いとか円安が悪いとか、半年まっても一切改善されないどころか複数パーツでもっと高くなるかも。AIは儲かると乱立してるだけだして、淘汰されれば元に戻ると思うんだけど。それが何年後になるかがわからないしなぁ。需要はあるわけだからそのうちどこかのメーカーが増産して価格は落ち着いてほしい。自作市場が縮小すると優秀なCPUクーラー会社とかが潰れそうで嫌なんですよね、メモリーの高騰とか関係ないのにね。
(2025/12/12)

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右舷もエッチングパーツをいろいろと取り付けました。煙突の排気口や手すりとラッタルが主なものですね。

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久しぶりに空母を作っているけど飛行甲板の面積に対して艦橋がものすごく小さいですね。小さい飛行場の管制塔みたいなものか。

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艦首付近の落下防止ネットなどのエッチングパーツを接着しました。

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艦尾にもたくさんのエッチングパーツを接着しました。やっぱり空母はなるべくならエッチングパーツがあったほうが精密感が増しますね。

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だいたいの船体の組み立てが終わったかなぁ。ここまでだいぶ長い道のりでした。うーん、防護ネットの位置が何ミリかズレてしまったり、いろいろ思い通りにいかない部分がありました。というか根本的に瞬間接着剤を付け過ぎなんですかね、エッチングパーツの接着で。もう少しピンポイントな部分だけに接着剤を付けてスマートに組み立てないと見た目がいまいちかな。

都市伝説全開なんだけど、中共が追い求める「150歳長寿」の秘薬の研究所が東南アジアを中心にいろいろ活動しているとのこと。若い男性の血液から秘薬を作るとか乳児を使うとか羊の胎盤を使うとかいろいろ噂があるんですよね。中央集権の独裁的な国なら倫理観に反するような研究もあまり障害なく進みそうだし、AIを活用したら研究速度も爆上りしそうです。移植の方でも世界的に臓器不足が深刻で、中国を含む一部の国では「異常に短い待機期間」が報告されてましたよね。これは国際的な人権団体も問題視している部分です。若い血がうんぬんというのはパラバイオーシス実験(若い血と老いた血の共有)で、若齢マウスと老齢マウスを結合して血液を共有させると老齢マウスの筋肉や肝臓の再生能力が改善することが報告されているようです。つまり若い血液中に「老化を抑える因子」がある可能性が示唆されています。これって都市伝説というかなんなんだろ?倫理的にはあまり人体実験による研究成果を発表しにくいとは思うけど、完全なフィクションとは言えない怖さはありますね。冥土inチャイナ。中華プラモのクオリティは良いんだけどいろいろヤバいかも。
(2025/12/15)

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救命浮標の取り付けを忘れていました。この浮き輪、エッチングパーツでとても精密です。塗り分けが細かすぎて出来なさそう。

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このキットには合計9機の艦載機が含まれていました。すべてプラパーツでエッチングパーツは無いらしいです。でも、モールドは割と良さそうです。

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全てクリアーパーツの艦載機、ゼロ戦と九九艦爆と九七艦攻、ちっちゃな飛行機にしてはとても出来が良いと思うんだけど、プロペラだけが分厚くて気になりました。9枚くらいエッチングパーツのプロペラを入れといてくれても良いのに・・・。プラパーツのプロペラを少しやすりで削って見た目を薄くしたんだけどあんまりやると破損しそうでした。

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ゼロ戦などの組み立てが終わったら、試しに並べてみたくなります。

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それと、ちょっとマーキングが良く解らなかったんだけど、説明書には大雑把に塗装して日の丸国籍マークを貼るだけの指示だったので、もう少し追加で工作、というか塗装の追加をしてみました。

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あと、内火艇は細かいところ塗り分けしましたが、考えてみたら屋根付きの艦船尾部の奥の方に格納されているのでほぼ見えないのかなぁといまさら気づきました。

自作PCパーツ、特にメモリ、簡単に手に入らないとわかると人は我先に手に入れようと躍起になりますね。自分も欲しいけどさすがに高すぎる。今回のメモリ不足は深刻で景気後退を招く大きな話では?PCもスマホもテレビもゲーム機も全部値上げでしょ。値上げしたら総量では売れなくなる。任天堂株は最近では立て続けに下落してました。半導体製造装置市場が過去最高を更新していて、2026〜2027年にかけて新しいファブ稼働が予定されているから中期的には供給改善してほしいですね。いやしかし、パニック買いとかトイレットペーパーやマスクの時から成長してないですね。マイニングブームの時に痛い目見た人も多いから速攻で動く人が多いんでしょうね。
(2025/12/18)

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エッチングパーツの説明写真には組み込まれているのに番号とかパーツの組み合わせ方が載っていない部分が一部ありました。なんかパズルみたいだけどとりあえず見た目が似たようなパーツを組み合わせて取り付けてみました。過去に空母2回しか作ったことがなくてあんまり応用力が無いんだけど何とか進めています。30センチくらいしか長さがない軍艦モデルなのにめちゃくちゃ時間掛かるんですけど・・・。しかもまだ完成まで考えると工程のうち半分も進んでないと思う、少しも塗装に入っていないし。

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マストなどいろいろ尖った長い部品が6本あります。他にも落下防止ネット、これには機体用と人間用があるらしいですが、至る所に設置されています。かなり頑丈に取り付けたつもりですが繊細な部品が多いので取り回しに苦労します。

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いくつかまだ取り付けていない部品がありますけどほぼ組立は完成しました。一見するとのっぺりした印象の航空母艦、でも想像以上にパーツがたくさんあって時間も掛かりました。塗装前だと横から見るほうが幾分格好良いかな。

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塗装工程に入りました。まずは艦底色を吹き付けて、今回は初めて作るフルハルなのでスクリューも塗装しました。こんな感じで良いんだろうか。いちおうスクリューの軸はメタリックでスクリュー本体はゴールド。大きな舵が二枚あってそれは艦底色を塗装せよとの指定でした。

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艦底色の部分をマスキング中です。スクリューがある艦尾が難しい。

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はい、軍艦色を塗装しました。組立に比べて塗装は簡単、ざっくりした吹き付けで、もう終わりました。

気が付いたらSteamのウィンターセールが始まっていたのでいくつかPCゲームを購入しました。洋ゲーのRPGとかFPSのリマスター版とか。PCのパーツやOSを何度も新しくしていると、いつの間にか昔インストールしたゲームが起動できなくなっていたり、気付いたらそのタイトルのリマスター版が発売されていたりとか。暫くはPCパーツの高騰が続きそうだから新作よりも昔の良ゲーが再評価されるかもね。あるいはコンシューマー機に流れる人が増えるでしょうけど、ゲーム機やスマホも今後は高くなってきそう。当面は今のPCを大事に使うしかないかなぁ、残念だけども。
夏に嫁のノートを買い替えてThinkPadを買ったのはタイミングが良かったです。いまいくらになってるんだろうと思ったら、それでも2万しか上がってなかった。ただしだいぶ売り切れてますね。11万から13万円の値上げがたいしたことないという感覚、メモリーの価格ばかり見ていたから金銭感覚がマヒしてきたのかもしれません。メモリー価格が落ち着けば最新パーツでPC組みたいんだけど数年は見込みなしですかねぇ。
(2025/12/21)

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今回は飾り台をクレオスのゴールドで塗装してみました。これってゴールドというよりは真鍮のような色合いですね。あと前も触れましたが、そんなにこの蒼龍とはフィットしないというか・・・。たぶんフルハルモデルにはすべてこの飾り台が入ってるのかな?それなら微妙なサイズの不具合は致し方ないのかも。

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こちらがキットに付属しているデカールです。艦載機の日の丸マークはもう使ってしまいました。主に甲板上の白い誘導線のようなもののマークと旭日旗ですね。

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今回はTakumi氏の艦船模型関連の書籍を購入した時に付録として付いていたデカールを使ってみようと思います。これなら細かい塗装をしなくてもOKだしうまい具合の退色表現も含まれているのでちゃんと貼れれば効果的だと思います。たぶん、これはアオシマ用のデカールなんだけどフジミにも使えるんじゃないかな、同じ空母だしスケールも同じだし。使えなかったらかなり残念なんですけど。Takumi氏の書籍は読む分にはとても楽しいんだけどなかなか自分にもできそうなテクニックが無いというか、難しすぎるかも、というか。でも、持っているだけで自分が上手くなったと錯覚してしまいます。

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広範囲のエリアをデカールの貼り付け完了しました。クレオスのマークソフターを使って密着させましたが、それでも密着度が心配だったので、剛力軟化剤も使用しました。甲板デカールの軍艦色の退色表現がけっこう明るいので弦側の軍艦色もウォッシングなどで少し明るめにした方が全体的に調和するんじゃないかと思います。

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デカールの甲板、ここだけ見るときれいなので良いんだけど木目以外の部分が明るすぎな気がするんですよね。だから側面の軍艦色をもう少し明るく塗ってみようと試したらめちゃくちゃ違和感ありました。結局もとの色に戻したほうがマシだったという何ともめちゃくちゃ手間のかかることをやってしまいました。木目の甲板シートだけなら良いけど全面デカール貼りだと難しいですね。もう違和感があろうがなかろうがこのまま進めます。側面を明るく塗った時はややパニクってたので写真撮るの忘れちゃいました。細かい部分を塗装して、軽くウェザリングをして少しアンテナ線を張ったら完成です。ってまだ結構工程がありますね。
それと、側面の軍艦色を塗装し直して、細かい部分を筆で塗装中です。小さいパーツを4個くらい組み立ての時に邪魔になるからとか単に忘れていたとかで接着していなくて、たった今取り付けました。内火艇やカッターも接着。内火艇は後部甲板の下側に5艇接着しないといけなかったので組立塗装後だとけっこう難しいですね。先の曲がった精密ピンセットが必要です。あと、舷側の一部エリアでエッチングパーツの説明書には無かったのですが手すりを付けておいたほうが良いかなぁという箇所があったので追加工作したりしました。

とうとう日銀が利上げをしましたね。米国が利下げをして日本が利上げをして単純に円高に振れるのかと思ったらそうでもないんだ。絶対的な金利差はまだまだ大きいし当面1%台には届かないのでしょう。海外投資で円から外貨の流れが根強いのか、貿易収支ではエネルギー関連で円売りが出やすいのか。そういえば、昔はPCゲームでも数年経った大作を10ドルくらいで買うのが楽しみでしたが最近では同じ円価額でも5ドルくらいになっちゃいます。しかもPCゲームはデジタルで関税ほぼなし、中間業者も少ないので為替の影響が露骨に出るのでしょう。自分も投資は外株がメインなので円安だとわりと嬉しいんだけど極度の円安で物価が高くなるのも考えものです。まぁ世界中でインフレなのに日本だけ物が安くなるわけないか。投資としてはOK、生活者としては微妙、この二重構造が心をザワつかせるのかも。
(2025/12/23)

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フジミ製1/700スケール、航空母艦 蒼龍がようやく完成しました。初めて製作したフルハルモデルです。製作にはエッチングパーツを使用し、艦橋周辺や手すり、アンテナ類などの細部を可能な限り再現しました。

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大日本帝国海軍 航空母艦 蒼龍 フジミ 1/700
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艦載機は零戦二一型を中心に、甲板上に並べてみました。キットにはゼロ戦と九七艦攻と九九艦爆が3機ずつ入っていたので、せっかくだからすべて組み立ててみました。垂直尾翼や水平尾翼、細かいところは良く解りませんが蒼龍の飛行隊っぽく帯を入れたりしました。

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艦尾には真鍮製の旗竿を挿して旭日旗を掲げました。風でなびいている感じの旭日旗なので、艦の生きた姿を意識した演出っぽいです。艦尾にスクリューは4本、舵が2枚あります。普段ウォーターラインしか作らないのでこういう部分はとても新鮮でした。

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蒼龍は南雲機動部隊の中核をなした空母の1隻でした。南雲機動部隊とは太平洋戦争初期に日本海軍が編成した空母機動部隊です。南雲忠一中将が指揮した空母を中心とする強力な艦隊の通称で、真珠湾攻撃やインド洋作戦などで活躍しましたが、ミッドウェー海戦で主力空母4隻を失い壊滅しました。世界初の空母機動艦隊であり、「赤城」「加賀」「蒼龍」「飛龍」などを中核とし、その圧倒的な攻撃力が特徴的です。

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蒼龍は昭和15年に竣工した大日本帝国海軍の正規空母で、太平洋戦争開戦時には南雲機動部隊の一翼として真珠湾攻撃に参加。その後もセイロン沖海戦などに投入され、昭和17年6月のミッドウェー海戦にて米軍機の爆撃を受け炎上、沈没しました。艦載機の発艦準備中に被弾したことが致命傷となり、艦内の爆薬や燃料が誘爆、艦長の柳本柳作大佐は最後まで艦に留まり、多くの乗員も艦と運命を共にしました。沈没時の乗員約1,100名のうち、生存者は駆逐艦「磯風」と「浜風」によって救助されたました。犠牲となった方は約700名です。この空母、海の広さと比べればとても小さいのにこの中に1100名も勤務しているとは物凄い密度です。

航空母艦, 蒼龍, フジミ, 1/700, プラモデル製作手順, 組立と塗装, 製作記, 完成写真
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製作中は艦橋の構造解釈に悩む場面もありましたが、不明点は自己流の解釈になってしまったかも、資料や実艦写真も参考にしてみたのですが…。エッチングパーツの取り付けには瞬間接着剤を使用し細部の強度と精度を両立。舷側や喫水線下にも軽くウェザリングを加え使用感と歴戦の雰囲気を演出しました。頑張って製作したんだけど細かい作業が多くて接着剤で汚れて修正したりとけっこう苦労しました。

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飛行甲板は丸ごとデカールを貼ってあります。Takumi氏が製作監修した艦船模型専門書のおまけに付いていたデカールを使用しました。書籍購入当時は目の保養として眺めるつもりだったので、製作が難しそうな航空母艦のデカールをよもや使うことはあるまいよ、と思っていたのですが意外と役立って良かったです。単一の色ではなく、絶妙な濃淡があって、使い込まれた本物の甲板のような深みがあると思います。紅白の着艦標識の鮮やかさが、全体をキリッと引き締めていてとても美しいです。

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製作記でも記載したけど、飛行甲板の軍艦色部分と弦側のグレーの色合いが違うのが難点です。側面のグレーの色を明るくしてみたけど違和感ありすぎてすぐに戻しました。帝国海軍の艦船はあんまり明るすぎないほうが格好良いと思います。デカールは例外として。

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仕上げの空中線(アンテナ線)は艦船模型における「画竜点睛」とも言える一番緊張する、でも一番形が変わる楽しい工程ですね。 細い線をピンと張る作業は、まさに全神経を指先に集中させる息を止めるくらい緊張する時間です。これが加わると一気にスケール感が化けて本物の巨大な艦船に見えてくるから不思議です。

航空母艦, 蒼龍, フジミ, 1/700, プラモデル製作手順, 組立と塗装, 製作記, 完成写真
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今後は姉妹艦「飛龍」や、ミッドウェー海戦組の「赤城」もストックしているので製作を視野に入れています。とはいえ細かい作業続きで疲れましたね。蒼龍という艦の短くも濃密な生涯を模型という形で追体験できたことは製作の大きな喜びでした。

ミッドウェー海戦で日本が大敗したタイミングで、戦争にさじを投げてアメリカに降伏してたらどうなったんでしょうね?ただし真珠湾攻撃の記憶が生々しい時期ですから、アメリカ世論は「無条件降伏」を求める可能性が高かったのかな。そうなると講和は無理か。まだまだ軍部の影響力が強かった当時、降伏を決断する政治的体制が存在するはずもないですし。仮に降伏していた場合、昭和天皇の地位や憲法体制の見直しが早期に始まっていた可能性もありますけどね。戦争が早期終結していれば、東京大空襲や沖縄戦、原爆投下は回避されていた可能性が高いんだけど、軍国主義の影響が残るだろうから戦後の民主化や経済復興のスピードは遅れたでしょうね。今みたいに牙を抜かれた形にはなっていないかもしれないけど。平行世界でそんな日本が存在すれば見てみたいです。
(2025/12/26)

コメント

  1. レオナルド より:

    こんばんは、「大日本帝国海軍 航空母艦 蒼龍」完成おめでとうございます!

    空中線とか手すりとかでAFVとは桁違いの大きさを実感します。
    ゴールドで塗装した台座も模型に合ってて、アクリルケースとかに飾ると格好良さそうです。

  2. レオナルド より:

    乗員は1100名なんですね。現代のニミッツ級空母が飛行要員合わせて5000名以上なのと比べると少ないですが、それでもそこそこの規模の会社や学校より多いので凄い人数です。

    タイタニックの沈没では電気が消えて船内が暗くなると更に犠牲が増えるとの事で、機関要員が最後まで職務を全うして殉職したと聞いた事がありますが、軍艦でもそうなのかもしれませんね。
    海上だと沈没する船からは脱出できても、救助が来るまで無事で居られるか不明なので、考えるだけで恐ろしいです。

  3. レオナルド より:

    大東亜戦争において「日本が史実の様な全面的な敗戦ではなく、フィンランドみたいな限定的な敗戦だったらどうだったのか」と言うのは気になるところですね。

    仰る様に最初の真珠湾攻撃が駐米外交官のミスも有り騙し討ちみたいになってアメリカ側の戦意高揚に繋がってしまった面もあるので、宣戦布告・開戦から考える必要がありそうです。

  4. レオナルド より:

    民主化や軍部の影響力は、日露戦争後に選挙権の拡大や軍縮が成っているので、史実よりは遅れても女性参政権とかはいずれ実現してた様に思います。

    アメリカも黒人の選挙権なんかは公民権運動の時代まで実現しませんでしたが、日本の女性や台湾・朝鮮半島なんかの選挙権・被選挙権も、世界的な潮流で遅くともアメリカの公民権運動の近い時期に実現したかもしれません。
    台湾や朝鮮半島その他の外地は選挙権以前に、イギリスのインド独立とかと近い時期に手放さざるを得なくなったかもしれませんし、興味が尽きないところです。

    或いは、湾岸戦争後のイラクみたいに、取り敢えず戦争は終っても制裁とかは続いて、大量破壊兵器保有みたいな難癖の末に数年後に攻められて結局同じ様な結末かもしれません。

  5. tkb02231@gmail.com より:

    こんにちは。コメントどうもありがとうございます。「AFVの精密さ」とは違う方向の根気勝負なんですよね。総量で殴ってくる感じでした。とりあえず完成したので満足しています。

  6. tkb02231@gmail.com より:

    ほんとうに、数字で見ると実感が湧きますよね。蒼龍の約1100名というのは、今の感覚でも「一つの社会」が丸ごと艦内に入っている規模です。現代のニミッツ級の5000人超はもはや小さな町ですが、当時の日本海軍の空母としては、蒼龍も十分に巨大な共同体だったと思います。
    ご指摘のタイタニックの話、とても本質的だと感じました。沈没時に電力を維持するため、機関部の要員が最後まで持ち場を離れなかったという話は有名ですね。軍艦でも、状況はかなり近いです。特に機関科・電気科・ダメージコントロール要員は、艦の浮力や操艦、消火や排水を担っているので、最後の最後まで配置を離れないことが多い。空母なら、燃料や弾薬を抱えた区画もあり、一瞬の判断ミスが大爆発につながる。だからこそ、彼らは逃げるより「艦を生かす」選択をするわけですね。
    しかも海上というのが、本当に過酷です。仰る通り、仮に艦から脱出できたとしても、それで助かったとは限らない。夜、荒天、油に覆われた海面、低体温症、敵潜水艦や航空機の脅威。救助が来る保証はどこにもない。たしかに恐ろしいし被害にあった艦船は気の毒です。

  7. tkb02231@gmail.com より:

    なるほど、ソフィン戦争と日本が違うのは、資源獲得を目的とした外征戦争、中国大陸・東南アジア・太平洋という超広域戦争、米英蘭中すべてを敵に回した、それと根本的なところでは精神論が強く、講和=敗北=恥という空気が大きかったかなと思いました。

  8. tkb02231@gmail.com より:

    けっこうややこしいですね、この思考は。覇権国がかなりの範囲で筋書きを用意することはある。でも、世界全体を完全に予定できるほど単純ではないという感じでしょうか。覇権国は舞台装置を用意できるけど結末までは完全に支配できないのかも。イラク戦争は短期で民主化や中東の安定化という予定はほぼ全部崩れましたし。

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