
MENG MODELの1/35 D9R 装甲ブルドーザーを製作してみます。このパッケージ、当時模型店で見かけたときの衝撃は凄まじかったです。戦車とは一味違う建機と軍用車両が融合した圧倒的なボリューム感とメカニカルなディテールに惹かれて購入したんだと思います。だいぶ昔ですけど。今まで押入れの肥やしになっていた。イスラエル国防軍仕様にもできるみたいなんだけど、なんか昨今の国際事情を見るにあまりイスラエル軍の車両を作る気にもならず。メルカバとかマガフとかは大好きなんですけどね、戦車自体は格好良い。今回はたぶん米軍仕様で製作するかもしれません。まぁ、実社会を見ると米軍も大概なんだが。

これはおそらく車体のベースとなるメインフレームと、エンジン・トランスミッション等の駆動系を収めるハウジングのパーツ群ですね。戦車だとバスタブ型のシャーシが多いですが、ブルドーザーは建機ならではの非常に特殊な頑丈なフレーム構造、L字型に跳ね上がった特徴的な側壁などになっており、こうして分割された板状のパーツを組み合わせて立体的な箱にしていく仕様になっています。

箱組みができました。 この辺は複雑そうに見えてまだそんなには大変ではないです。メンモデルのこのキットは比較的に合いが良いそうなので、ここまではパズルのようにカチカチと気持ちよく決まってくれます。でもいつまでも上手くいくとも思えません。難しそうなキットなんですよね。

右側のこれは何だ?ブルドーザーのブレードじゃないしなぁ。ちょっと調べてみたら、これは車体の一番後ろに取り付ける、巨大なリッパー(爪)の根元となる基部だそうです。ブレードで土を削る前に、ガチガチに固まった岩盤やアスファルト、あるいは凍土をこの後ろの爪で引き裂いて耕す、というか破砕するために使います。

ということは これがリッパーの本体かなぁ。一応は可動できるみたいだけど。リッパーの本体は大型の1本爪タイプ、シングルシャンクリッパーですね。先ほどの基部パーツと組み合わさって、一気に建機らしい複雑で強固なメカニズムが形になりました。下に向かって鋭く伸びている巨大な爪(シャンク)が本当に凶悪で格好いいです。手前に2本並んでいるのは、リッパーを上下に動かすための油圧シリンダーですね。
書籍の話。誉田哲也氏のジウIとIIとIIIを立て続けに読みました。ジャンルとしては警察小説なのかな、クライムノワールノベルかな?映像にもなったみたい有名な作品らしい。ページをめくらせるパワーがすごいわ。登場人物がとにかく多くてついていくのが大変だったけどラストとかすごく上手くまとめていると思う。移動中とかトイレとかおやつ食べてるときとか、とにかくいつでも手が離せなかったですね。けっこう荒唐無稽で無理があるような設定も多いけど、最後のほうは読み終わるのが惜しいと思うくらい夢中で読んでました。それと場面転換の時にわざと違う人物視点で同じ場面を5分くらい戻って読ませるのが面白い手法だなとか思いました。
(2026/08/06)

マジでこの機構は複雑で難しかったよ。 一応は可動させられたのでうまく工作できたとは思います。車体後部に密集した4本の油圧シリンダーと、それらが複雑に入り組んだリンク機構。パーツ単体で見るよりも車体にドッキングしたことで、そのメカニズムの密度と異常な難易度がビシビシ伝わってきます。戦車にはない、建機・重機ならではの剥き出しの油圧システムが車体後部に凝縮されていて、メカ好きにはたまらないアングルです。

下から見るとこんな感じです。 まだ何がどう くっつくのか想像もできないんだけどね。ここからどうやってあのブルドーザーの形になるんだ!?

これって操縦席だよね。なんで座席のシートが2つもあるんだ?ちなみに内装の組み立てに入りました。操作レバーやコンソールの計器類、床面の滑り止めモールドなど、信じられないほどの密度感で素晴らしいです。ちょっと調べてみたら、れは一般の工事現場で使う建機ではなく、軍用の装甲ブルドーザーだからこその超特殊な仕様らしい。実車のD9R装甲ブルドーザーのキャビン内には2名の乗員が乗り込みます。左側のシートは作業の操縦手。右側の高くなっているシートは車長兼機銃手で、主に周囲の警戒、無線連絡、そしてキャビンの天井に取り付けられた自衛用の機関銃(M2重機関銃など)の操作を担当します。軍用のD9Rは敵からの銃撃やRPGが飛び交う最前線で障害物の撤去や不発弾の処理を行うため、実質的に戦車や装甲車と同じ運用をされています。そのため、運転に集中する人と周囲を警戒し反撃する人の2人体制が必要になりシートが2つ並んでいるとのこと。

MENGって凄いね。 クリアーブルーの防弾版と透明のガラスのパーツの両方が入ってました。D9R装甲ブルドーザーで軍用仕様のものの窓には、もの凄く分厚いラミネート防弾ガラスが採用されています。防弾ガラスは防弾性能を高めるために何枚ものガラスとポリカーボネート(プラスチック)を重ね合わせて作られています。そのため、光が透過したときに断面や奥が独特の青緑色に見えます。

確認したところ、めちゃくちゃ分厚い防弾ガラスをはめ込むにあたって、内部をフラットホワイトで塗装する必要があり。ガラスが肉厚なので先にはめ込むと無塗装部分ができるため、面倒でも先に関連パーツをエアブラシでフラットホワイトを吹いたほうがよい気がします。あるいはガラスをはめ込む前にガラス窓の断面をフラットホワイトで塗装するのもよいアプローチかも。接着剤はクリアー専用のものを使ったほうがよいような気もします。あるいは、パーツで挟み込むようにガラス窓を固定している構造になっているので、がっちり接着しないでも小手する程度の少なめの接着剤でもよさそうです。
消費税減税のゴタゴタ、財務省の幹部人事がおおむね順当だったので、官邸は財務省と戦う気がないのかなとの印象だったんだけど、国民会議で減税案に否定的だったと報じられた若手実力者が、異例の配置転換となったようです。先の国民会議では財務省内で減税案を阻止しようとする動きがあり、その中心人物の一人とみられていたとされる人物らしいですね。一応は官邸は筋を通したってことなのかな。自民党支持者ではないけど、高市総理は約束を守る政治家として評価すべきなのだろう。上から目線で偉そうに、という気もしますが。ガソリン税撤廃、年収の壁、副首都、国旗損壊、皇室典範、消費税減税。わりと驚異的速さで次々と成立しています。特に安倍総理でもできなかった、誰にもできなかった消費税減税が実現するのならすごい偉業だと思いました。まぁ、ちゃんと睡眠はとってほしいけど。
(2026/08/07)

クリアブルーのガラスパーツをはめ込んで、防弾版の内側は 筆塗りのフラットホワイトで 下塗りしました。 そうすれば、後でエアブラシを吹いた時にすぐに綺麗な色が乗りやすいかなと思いました。プラパーツの成形色(デザートイエロー)のままだと、上からインテリアカラーである明るいライトグリーンやホワイト系を塗ったときにプラスチック特有の透け感が出てしまうのですが、こうして白で一段リセットしておくことで後からのエアブラシの発色が爆発的に良くなるんじゃないかと思っています。というか経験上明るい色はエアブラシで吹くときに少し苦労する。

HORIZINGのMASKING GUM(マスキングガム)は思った以上に有用です。マスクが簡単。ちぎって窓の窪みにムニュッと押し込むだけで複雑な四隅の角まで一瞬で隙間なく密閉できるので今回の工程にはまさにベストマッチなツールと感じました。

うん、割と綺麗にエアブラシできましたよ。この辺の作業は頭で考えるよりも、とりあえず手を動かしてみた方がいいかもね。複雑な大型キットを前にすると手順はどうしよう、とか、失敗したらどうしよう、と手が止まりがちですが、こうして実際に手を動かして一つずつハードルを越えていくライブ感こそが、模型製作の最大の楽しさであります。確実な攻略法だと思うんだよね。

とりあえず 車内の壁以外の部分は、 説明書通りのシナイグレーで塗ってみました。 クレオスには 3色ぐらいシナイグレーがあるんだけど、メルカバ っぽい シナイグレーにしてみました。 詳しくはわからないんだけど 床はホワイトよりもシナイグレーが良いと思ったんだよね。 壁が白、床がシナイグレーという組み合わせは、模型的にものすごく中が見えやすくなるのでは?と思いました。とは言っても窓はクリアーブルーなんだけど。

内部の細かい塗装はこれくらいで十分じゃないかなぁ。消火器とスイッチの赤がアクセント、計器盤のオリーブドラブ、スイッチ類を少し細かく塗装して、シートはラバーブラックです。
孫子兵法という中華ドラマ、まだ12話までだけど結構簡単に人が死ぬというか命が軽くて驚いた。当時は個人の命よりも家名、忠義、受けた恩義が遥かに重く見なされる時代らしい。 自分を認めてくれた主君や恩人のためなら、命を捨てるのが最高の美徳とされていたとのことで、一歩間違えるとブラック体質だけど時代が時代だからね。江戸時代に似てるのかな?有名らしいけど前半の大きな山場である、王の妃を処刑する軍事教練のエピソードは、歴史書である史記にも残る有名な実話らしい。孫武、一見は優しい顔しているけどヤバすぎだろ。サイコパスだよ。でも興味深いからもう少し見てみるけど。昔のNHK大河ドラマみたいな真面目な内容だから人を選ぶかも。
(2026/08/09)

外側の装甲板の並びはこんな感じになります。うーん、なんか複雑だよねぇ。複雑なパズルをミス最小限で組むため、いきなり流し込み接着剤を流さず、カッティングマットの上でこの板とこの板がこう噛み合うんだなという角度を、指やピンセットで支えながらシミュレーションしたほうが良いと思います。説明書のイラスト以上に発見があるはずです。

ということで、ミスを発見してしまいました。というかミスではないけど順番が・・・。マジか?ここまで作っといて装甲板一つ作るの忘れてたっていうかわかりにくいよ、この説明書。M2の部品、右前の装甲板の組み立て方載ってなくないですか?とりあえずこの部分、また塗装とか色々な工程するの面倒ですね。と思っていたら、よく見るとこの部分、あとからの説明書に記載がありますが、内部塗装を考えるとまとめて組みたかった。M2の部品、右前の傾斜した装甲板パネルの組み立て、およびガラスの仕込み。D9Rのキャビン装甲は外壁装甲、防弾ガラス、内壁インナーフレームの3層で、ガラスを挟み込む構造になっています。結構ややこしいしマスキングも大変なんだよね。

というわけで、足りなかったパーツを塗装したり、 クリアパーツを組み込んだり、色々と追加工作しています。

操縦席の囲いがようやく接着完了しました。 外側にはみ出している白い塗料は、後で基本塗装の時にどうにでもなるから 多分大丈夫だと思います。内壁のキワのキワまでしっかりフラットホワイトが回り込んでいるはずなので、これによって外から窓を覗き込んだときにプラの成形色がチラ見えして興ざめする、というアクシデントは無いと思うんですよね。そこまでこだわらなくてもそんなに細かくは内部は見えないかもですけど。

操縦席にオペレーターを接着しないと天井ははめられないのでここでいったん工作がストップですね。
琵琶湖の花火大会の中止騒動って見ました?あれ限りなく詐欺に近いですよね。パンフレットの琵琶湖の形が全然違うのはヤバいでしょ。画像や文章に生成AIをそのまま使ったような不自然さが目立っていたり簡体字や中華系フォント特有の漢字が混ざっていたりと地雷ばかりな気がするんだけど騙されてしまうものなのかなぁ。早く申し込まないと出店の権利が無くなるとか、観客の場合は良い席が無くなると言われたのだろうか。不自然な日本語やフォントも危険信号だけど、主催や後援に自治体が入っているかとか、決済はクレジットカードかというのも大事なのだろう。詐欺だった場合は銀行振込やPayPayなどの直接送金だと返金が困難だけど、クレジットカードであれば不正利用や未提供サービスとしてカード会社にチャージバックを相談できるかもしれない。まぁ大規模イベントだから逆に信じ込んでしまった人も多いのかも。こういう大勢の恨みを買う所業ってろくな結果にならないと思うんだがなぁ。
(2026/08/11)

D9Rのロードホイール周りって独特な形をしてますね。キャタピラー社大型ブルドーザー特有のElevated Sprocket構造と、それに伴うサスペンションシステムです。最も不可重がかかり破損しやすい駆動輪を高い位置に逃がすことで、岩場や泥、障害物からの衝撃・摩耗を防ぐ設計になっています。

転輪や軌道輪の周りのモジュールはめちゃくちゃ合いが悪いですね クランプ二つとクリップを総動員して乾燥まで固着しないとしっかり組み上がらないと思います。複雑な形状のパーツなので部品精度にやや難があるのかもしれません。 しっかり時間を置いて完全固着させれば、足回りの強度は万全になると思います。

いちおう足回りの大きなパーツとして組み立てが完了しました。意外としんどい工程でした。左右の基部が歪みなく仕上がったことで、今後の車体への組み付けや履帯の巻きつけ作業での位置ズレリスクが減ったと思いたい。

操縦手のフィギュアを座らせたいからこのへんんの工作をここで一旦やめて、キャタピラや転輪の工作に進みました。考えてみたら操縦室の大きな屋根だけ接着しないでおけば車体と操縦室モジュールを接着して先に進めれば問題ないと思いました。一応は説明書の製作手順を尊重しないと後で不具合が出そうで怖いですからね。

操縦席とアームとロードホイール部分のモジュールを接着したら急にメカっぽくなってきました。一気に全体像が見えてきて、めちゃくちゃ格好いい!前方に複雑に交差する油圧シリンダーやアーム類、後部の重厚なリッパー、そして装甲キャビンのバランスが良いですね。建機と軍事用装甲車両が融合した独特の機能美が引き立っています。
日本では外国人の永住権の取得に関してハードルが上がるみたい。なんか左翼の方々が騒いでいる。一方、中国では出入国管理規制厳格化というニュースも聞こえてきました。びっくりしたのが中国から日本に帰化した元中国国籍の人で、ある程度日本でビジネスに成功してけっこうな資産家が中国に一時的に入国したら管理官にどこかの一室に閉じ込められて、自主的に日本国籍を放棄して中国籍に戻りたいとの書面を書かされるとのこと。ネット上の個別のエピソードには誇張や真偽不明の情報が含まれる場合もありますけど、元中国籍の実業家や研究者が中国入国時に当局の調査・拘束や出国禁止措置を受けるリスク、これめちゃくちゃ高まっているみたいです。日本に帰化した元中国籍の方に限らず、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ヨーロッパ諸国など、世界各国に帰化した元中国籍者(華人)の間で同様のトラブルが相次いで発生していて国際的な問題となってるみたいですね。自分は元から日本人だけど、危ない国にはたとえトランジットだとしても絶対に近づかないほうがよさそうだ。
(2026/08/13)

履帯のパーツです。ランナー5枚だったかな?切り取りはそんなに手間じゃなさそうです。

一枚が大きいので全体の数は多くないですね。ちょっと機構が複雑に見えるのでうまく組みあがるのか心配です。

WWIIのドイツ戦車みたいに両面テープの上に一気に並べて流し込み接着剤をシャバシャバにして、半乾き状態でぐるっと巻き付ける。みたいにはいかないようです。すごく地道な作業を一つずつ進めていく感じ。ちょっとがっかり。 1コマずつ組み立てていく地道な作業が求められます。

こんな感じで組み立てが複雑なんですよね。ただ、今まで経験したことがない作業、この形式の履帯が初めてなので新鮮味もあります。
ドラマの話。お盆期間中に三体テンセント版を一気に観ようと嫁と意気込んで2話まで見たんだけど、うちの嫁は合わないみたいで早くも脱落しましたwww。自分は小説も読んだしこのドラマも小説を丁寧に再現していて好感が持てたんだよね。三体という作品自体が一応は絶賛されているけど、読む人、観る人を選ぶのかもしれない。ミステリー好きで展開がどんどん進むタイプが好みの人にはとっつきにくいのかな。ドラマだけの初見の人にはかなりハードルが高いのかも。物語の核心がすぐには見えないし、派手な事件が起きてもその意味がすぐ説明されないし、何より「この話はいったい何なんだ?」という状態が結構長いんですよね。小説自体も、最初はよく分からないものを読み進めていたら、途中から世界の見え方が変わってくる小説という感じですし。それにしてもテンセント版のドラマ、小説とは違って最初にえぐい文化大革命の場面は一気に見せないですね。ときどき少しずつ分けて見せるのは、中共当局に対して政治的な扱いに配慮しながら、原作の重要な背景も捨てないうまい方法だと思いました。
(2026/08/15)

写真のパーツ群からも分かる通り、小さなハブやハブキャップ、ボギーアームが細かく分かれており、模型化された際にも屈強なメカニズムが立体的に再現されています。

無事に履帯を巻けました。だいぶ組み立てが進んだ気がします。ハイドライブ特有の三角形状の履帯のラインが特徴的ですね。重機としての密度感が一気に跳ね上がりました。

ブルドーザーのブレードの基部の組み立てから始めようと思います。車体前面にはすでに太い油圧シリンダー基部や配管が取りつけられ、ここからさらに強固なフレームとブレードを組んでいく流れだと思う。

あとでパーツはきれいにするとしてとりあえず組立です。またクリップを活用しています。排土板(ブレード)を支える前面アームや油圧シリンダー接続部は、完成後もテンションがかかりやすい上に角度精度が大事になるので、接着剤が完全に硬化するまでクリップで固定しておくほうがよいかと判断しました。

要するに箱を見て、この辺のパーツが面白いと思ったから購入したんですよね。ブルドーザーのブレード、この機種はめちゃくちゃ大きいですね。手前に写っている格子状のパーツ(スラットアーマー/グリッドガード)や補強板など、民間用のD9ブルドーザーにはないみたい。軍用D9R特有のゴツゴツしたオプションパーツが組み合わさるのが最高の見どころではないでしょうか。
先日、東野圭吾氏がお亡くなりになって、追悼というわけでもないけど「容疑者Xの献身」を観ました。東野圭吾氏は、自身の作品が映像化される際、プロデューサーや現場のクリエイターに細かな指示を出さず、大幅な変更やアレンジに対しても非常に寛容なスタンスをとる作家として有名だったそうです。完全に放任というわけではなく、アレンジによって原作より面白くなるとか映画として成立するなら変えてくれて構わない、とのこと。映像制作者たちを信頼していたんですね。「容疑者Xの献身」は冬山登山のシーンだけ妙に素人臭かったけどほかはかなり面白く視聴できました。
(2026/08/17)

ブレードのアームなど結構大きなパーツを連続して取り扱います。一般的なAFVキット(戦車など)では滅多に見かけないレベルの長尺パーツと巨大な箱組みの連続で、スケールモデルというよりまるで本物の重機のパーツを扱っているような面白さがあります。

ついにここまで来ましたよ。組立はほとんど完成と言ってよさそうです。D9Rの持つ圧倒的な質量感と武骨な迫力。中に座らせるからフィギュアの塗装が完成しないと屋根を閉じられないし、ブルドーザーの全体塗装に取り掛かれない。今頃思い出した。

MENGのD9Rを米軍車両で作りたいんだけど、組立説明書や塗装指示書を見ると、ルーフに機銃を据え付けているタイプはイスラエル軍だけのようだった。でもちょっと調べてみると米軍仕様(アメリカ陸軍・海兵隊)のD9Rでも、ルーフに機銃を据え付けた形式は実際に存在していたようです。なので機銃を取り付けて組み立ててみます。IDFのFN MAGと米軍のM240は基本構造がそもそも同じなのでそのまま載せて問題ないだろう。

なんかめんどくさくて後回しにしていたリッパーの油圧系統のパイピング、だと思う。それと、大きめのボルトナットをどこかに接着するパーツがあるんだよね。危うく小さいパーツ、ランナーを処分して箱の中をすっきりさせようと思って捨てるところだった。本当に危なかった。

だいぶ前に、この時のためにと購入したD9R装甲ドーザークルー3体セット、多分イラク戦争当時のものだと思う。押し入れを引っ掻き回してたぶんあると思ってたら見つかったのでこれも並行して組み立てていこうと思います。
最近はウクライナとロシアでドローンなどの撃ち合いも激しいですよね。昨年8月からは4000平方キロ占領地を拡大したらしいので、それって東京都2つ分でしょ。多いのか少ないのかで言うと、だいぶペースは遅い気がします。第二次大戦の東部戦線みたいに、戦線が数十~数百km一気に動くような戦争とはかなり違って、現在はものすごい量の火力・ドローン・人員を投入して数km単位で押したり戻ったりするという消耗戦になっているのが興味深い。巷に溢れるウクライナ万歳記事は信用できないけど、ロシアも苦戦していそうなのはわかる気がします。
(2026/08/19)

まずはユニフォームの基本塗装と顔を塗りました。顔は油彩なので乾燥時間が掛かるから今回は先に塗装してみました。

窓がたくさんあるのでマスキングをしました。組み立てた後で垂直なのでもうマスキングガムが使えません。素直にマスキングテープで一つずつカバーしてあります。マスキングガムはちょっと間を置くと重力で垂直方向に垂れてきてしまう。

カムフラージュの軍服を塗りました。なんかサンドの部分の面積が少なくなっちゃいました。ウォッシングをしたらもう少しリアルになるかもしれません。

それとボディーアーマーも塗装しました。2003年〜2004年のイラク戦争初期、米軍(特に海兵隊)では砂漠用の「3カラーデザート迷彩(DCU)」の迷彩服が支給されましたが、防弾ベストやヘルメットカバーなどの装備品の製造が追いつかず、旧来のウッドランド迷彩のベストやカバーをそのまま併用して出撃する例が多発しました。この「デザート服 + ウッドランド装備」のちぐはぐな組み合わせは、イラク戦争初期の海兵隊の非常に特徴的なスタイルとして有名出そうで、我流ではありますが自分もこのパターンで塗ってみました。

一時期、中が良く見えるようにフィギュアを配置した操縦室の屋根を取り外せるように接着しないでおこうかとも考えたのですが、また嵌めるときに微妙に上手くフィットしなかったりやり難いんですよね。ブルーっぽい防弾ガラス越しになってちょっと見えにくいんだけど、それを考慮しても屋根は接着してしまったほうがディスプレイモデルとしては適切なのかなぁと思いました。屋根の合いが悪いのでまずはクリップでたくさん止めて固定しています。
中東に派遣されていたアメリカ海軍の原子力空母、エイブラハム・リンカーンで深刻なな心理的環境的危機が報じられてますね。この空母、乗組員5000人だって、凄いな、一つの街ですね。普通はトータルでは半年勤務でさらに30日ごとに上陸休暇とかあるらしいけど、今回は250日間ずっと洋上で展開している。長期間の洋上生活で食料の配給制限、水不足、シャワーの換気不全でカビの発生、トイレの故障などが相次ぎました。さらに、歯磨き粉やデオドラント、日用品などの基本的な物資が無くなって、家族からの救援物資も郵便システムの混乱で数ヶ月届かない事態が発生しました。軍隊が家族を頼るってマジですか。メンタルヘルスも深刻とのこと。精神錯乱で海に飛び込む水兵もいたとか。やはりゴールが見えない長期間の過酷な勤務は神経をすり減らします。重大視した米海軍は、横須賀基地を拠点とする空母ジョージ・ワシントンを中東へ急遽派遣しリンカーンと交代させました。リンカーンはようやくサンディエゴの母港に向けて帰路に就いているとのこと。ようやくゴールが見えてメンタルやられる人もかなり減っているのでは。海軍では昔から上陸のおあずけはかなりダメージですしね。
(2026/08/22)

塗装前の段階でマスキングも終わらせました。吹き返しや隙間への浸透がなければよいんだけど。


超大型重機ならではの巨大なブレードがどっしりと構えていて、前から見るとブルドーザーの大きさが分かりやすい。存在感が迫力あります。

割と入り組んだ部分が多いので先に黒で下塗りをしました。いつものAFVと似たような工程です。

今回はガイアカラーのダークイエローをベースにして、少しバフやホワイトで調整しました。サンドイエローも少し混ぜました。最終的にはウェザリングで色味が変わってしまうと思うけどダークイエローより少し明るめのほうがこの車両に合ってるのかなぁと思いました。中東の強い日差しを浴びて退色した米軍のデザートイエローっぽくなればリアルな質感になると思うんですけどね。

オペレーターは中に密閉されて今は見えないんですけど、とりあえず残りのフィギュア2体とも記念撮影。兵士のフィギュアと比べると、D9Rの履帯の高さやキャビンの位置がいかに高いか、そして車体全体がどれほど規格外のモンスター重機なのかがビシビシ伝わってきます。
中国の「世界ロボット運動会」ってすごいね。100m走ではウサインボルトの記録より速いし、卓球やサッカー、ボクシングまでロボットが競技している。でもうさん臭くて実は人間がリモートで操作してるのもあるかも、AIじゃなくて。こけて爆発したりジャンプしてバラバラに吹っ飛んだりとかとにかくトラブルも多いんだけどチャレンジャーですよね。失敗しないとその先の成功もないわけだから悪いことじゃない。でも実際に中国では2足歩行ロボットや4足歩行ロボットの開発会社に軍部が多額の研究費を出しているだろう。地雷原や弾幕なんか無視して敵陣地や基地を目標に爆弾を抱えて特攻するロボット兵士を数十万単位で揃えられるかもね。相手側の陸軍は対抗できるのかね?しかもそのロボットの大量製造や配備を別のロボットが行うとしたら一体最後には誰が勝つのだろう。
(2026/08/24)

けっこうたくさんの工程がありましたけどようやく完成しました。MENGの1/35 D9R 装甲ブルドーザー(米海兵隊仕様)。箱を開けたときの圧倒的なパーツ数と、重機×軍用車両という異質な存在感に気圧されてずっと押入れに眠っていましたが、こうして形になると感無量です。戦車のド直球な格好良さとはまた違う、ゴツゴツとした圧倒的な「働く重装甲」の圧力がたまりません。

米海兵隊のフィギュア2体とサイズ比較用の500円玉を並べると、1/35スケールとは言えこうして並べるとD9Rの巨大さが改めて浮き彫りになります。フィギュアの頭上を遥かに凌ぐキャビンの高さや足元のキャタピラの厚みがわかりやすい。

車体前方から迫る、巨大なドーザーブレード。ブレード面のウェザリングはどうしようか悩んだんですけど、荒れ地を削り障害物を押し潰してきた、使い込まれた重機特有の金属の擦れと泥汚れの質感を意識しました。ブレード上部の排気グリルの細密なディテールや、油圧シリンダー周りのメカニカルな密度との対比も興味深いと思います。キットの特質をとらえた見応えのあるカット。


車体後部に密集するシングルシャンクリッパーと複雑に入り組んだ足回り。制作序盤で苦戦した4本の油圧シリンダーとリンク機構です。履帯のたわみと錆汚れの表現をしています。重機の履帯はちょっと日にちを置いただけで結構さびや汚れが出るらしいのでそんな感じにウェザリングをしてみました。


たくさんあるガラスは透明のと青みがかったのとから選べます。防弾性脳の表現として青いのをチョイスしました。逆にフロントのライトや尾灯は透明のパーツを選んだほうが良いと思います。


車体後部、リッパーへ伸びる油圧ケーブル(ホース)周りのアップ。稼働時に激しく動くケーブル類には、可動のリアルさを出すために泥やほこりがこびりついたようなウェザリングを施しました。パイピング自体の密度の高さに加え、泥まみれになって働いている質感もリアルかと思うんだけど、あまり工事現場の実機を見たことがないのでホントは想像と違うかもしれませんけど。

フロント上部に鎮座する4つのライト周り。レンズ奥に反射工作を施したことで、光を拾ってキラリと点灯しているかのように輝いてくれます。光の反射仕込むと生き生きとした表情が生まれるのが面白いところです。



車体前後に誘導員兵士を配置した別アングルの全体像。手前で誘導指示を出すフィギュアと、車体横で待機するフィギュアを置くことで、単体で飾るよりも一気に現場のシチュエーションが立ち上ってきます。ブレードのギラついた金属感と、重厚な車体色が背景に映えます。情景にするならこんな感じですかね。ただ、車両の取っ手を握っているフィギュアはオペレーターモジュールの横のバーを握らせたほうが良いと思います。一応は剥がせるノリでフィギュア台を留めているだけなんですけど、くっつけたり剥がしたり繰り返すとまた面倒なことになるので車両の横に置くだけにしました。



少し高い位置からの俯瞰ショット。天面のハッチ開閉構造や機関銃、前後の油圧配管の取り回しなど、平面で見るとこの車両の密度の濃さがより強調されます。上から見下ろすと、ドーザーブレードから後部リッパーまでの全長、そしてキャビン天面の広さがよくわかります。上面のハッチ、最初は可動だったんですけどウェザリングしてるうちに固定されてしまいました。無理に動かすとポキッっと折れそうなのでそのままです。覗くとオペレーターのブースがちょっと見えるのでそれも良いかと思います。

コクピット内部に仕込んだフィギュアのクローズアップ。厚手の防弾クリアパーツ越しですが、奇跡的に(?)中のフィギュアへ綺麗にピントが合ってくれました。青みがかった装甲ガラスの質感と相まって、内部で操作に当たる操作員の臨場感が伝わるんじゃないかと。組み立ててしまうと見えなくなりがちな内装ですが、こうしてガラス越しに存在感を放ってくれると、苦労して塗った甲斐があったというものです。


メンモデルらしくパーツ精度が高く、パズルのようにカチカチ決まる部分も多かった反面、建機特有の複雑な油圧システムの可動や、シャーシの転輪の周りや操作室の天面の接着などは一筋縄ではいかない難易度の高さもありました。部品のすり合わせをしながら組み立てたつもりなんですけどパーツが複雑なのでちょっといろいろ難があったかも。それだけに完成したときの達成感と、こうして形になった姿を見ると戦車模型とは違う面白さを体験できました。今は暑いけど東京はお盆休み前後は割と涼しくて、特に夜は昨年よりもしっかり気温が下がったので過ごしやすかったですね。それで模型製作も割とやる気になったのかも。
高村薫のマークスの山、新潮文庫の上下巻で今更ながら読みました。凄く面白かった。文体がけっこう重厚ですよね。とにかく捜査過程が細かく描かれていて相手との会話で情報を引き出したり追い詰めていく部分も詳細ですね。つまり、会話そのものが情報収集の戦いになっているんですよね。相手が何を知っているのか、何を隠しているのか、刑事側もどこまで情報を持っていることを相手に見せるのか。そういう駆け引きが延々と続くのが緊張感があってよいです。紙の本しかないから仕方なくブツを買いましたがページが文字でびっしりなんですよね。
最近の小説だと会話のあと改行ばかりでページの半分が余白で真っ白の本とかありますけどそういうのとは全然違いますね。単純に文字数が多いだけではなく、警察組織の説明、人物の思考、捜査情報、地名、時間関係などがどんどん入ってくるので、読者側にもかなり集中力を要求するとおもいます。個人的には「マークスの山」の凄さって、派手な銃撃戦やアクションで読ませる警察小説とは対極で、人間が人間から情報を引き出していくという地味な作業を、ここまで緊張感のあるものにできるのかというところだと思います。
まったく予備知識無しに何となく読み始めたのですが、いま住んでる葛飾区の常磐線沿線エリアとか前に住んでいた北区王子近辺、高校のころ登山で訪れた南アルプスの北岳など立て続けに舞台として登場してきたのでびっくりしました。特に犯人が使った寿司屋の横の公衆電話なんかうちの近くじゃね?なんて思うほど現場が住んでるところに近くて逆に怖くなりました。犯罪捜査の小説だから聖地とは言えないけどご当地ですかね。
(2026/08/26)


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