第二次大戦中のアメリカ軍歩兵のフィギュアです。2014年5月に製作しました。
ただいま製作中の105mm榴弾砲だけだとなんとなく寂しいので、手持ちのアメリカ軍フィギュアで1945年のレマーゲン鉄橋付近の戦闘をテーマにしたフィギュアを製作しています。6体でのストーリー性は無さそうですがとりあえずそのまま作ってみます。
コートを着て小銃を持った歩兵です。小銃のスリングはいつもどおり付属していないので自作です。細切りのプラシートで作ってみました。
めずらしく衛生兵が含まれています。ヘルメットと腕章の赤十字でカールも付属しており貴重なキットかと思います。タバコは真鍮線にて製作。といってもただの切れ端です。
もう一人の小銃歩兵はライフルのスリングを真鍮板の細切りで作ってみました。こちらの方がこういう自然な垂れ下がりと湾曲を表現するには適しているように思います。板おもりでスリングの輪っかも適当に作りました。
角度によってはプライベートライアンのミラー大尉に似ているようないないような。こちらは試しにアルミシートの細切りからスリングを作ってみました。これは硬さがちょうど良いので加工し易かったです。この兵士もタバコを持っています。欲を言えばもう少しヘルメットのネットのモールドがきっちりと出ていればなぁ。
(2014/05/19)
双眼鏡にストラップをつけるとなかなかリアルに見えるかと思います。ライフルスリングもなんとなくそれっぽく加工しました。いやー、6体作るのはけっこう大変でした。
(2014/05/21)
金属部品を所々に使っているので基本塗装前にサフを吹いておきました。
基本塗装の途中です。あまりうまく仕上がりそうも無いなぁ、テカテカしているのを補正すれば少しは見れるようになるかな。それにしても歩兵は装備や携行品がやたらと多いので塗装も大変です。
(2014/05/28)
このあいだケーブルテレビで放映していたので「レマゲン鉄橋」をたまたま観ました。今観てもけっこう面白い。連合軍万歳的ではなくて比較的両面から描いているのが好感が持てます。
今回はすべてタミヤエナメルで塗装しました。遠めで見てもメリハリが付くように服の皺は光の加減を強調しました。
衛生兵のデカールはかなり貴重です。が惜しげもなく使ってしまいました。不思議なことに気に入っためずらしいパーツなどは使用するのがもったいないという心理になります。これってなんなんでしょ。
割りと気に入った顔立ちに塗れたフィギュアや、あれー???組立のときはイケメンだったのにこの仕打ちかよ!という場合のものもあります。1mm筆がずれてもとんでもない事になるのでそこが面白い部分でもあります。
無線アンテナは製作中の太い金属線よりこちらの方がだいぶ自然かなと感じます。
全員似たような皮製のブーツを履いています。かなり良質な装備品のようです。そういえばコンバットというTVドラマの最初のほうで、サンダース軍曹が新兵に対して執拗に新しいブーツを譲ってくれと頼んでいるシーンを思い出してしまいました。古参兵はなかなか良い装備に交換してもらえないのかも。
こうやっていろいろと並べ替えていると、小学生の頃を思い出しました。スーパーカー消しゴムやウルトラマンの相手の悪役怪獣の消しゴムを並べてああでも無いこうでも無いとやっていましたっけ。このフィギュアの半分くらいの大きさでした。
もう少しじっくり塗装に取り組むべきだったかと少し反省していますが、6人そろうとなかなか良い雰囲気なのでこれでOKとします。
(2014/06/01)
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