イギリス軍の装甲車クルーのフィギュアです。先日やはりイギリス軍のスタックハウンドを製作していたので、ちょうどよい機会だからこのミニアートのフィギュアを作ってみました。車両と関連するフィギュアはこういうときじゃないと手を付けないので季節感など多少違っていてもとりあえず作って並べてみます。
けっこうバリがあります。それと、ドラゴンと違って首回りが微妙に手作業感のある接着面なので別売りのレジンヘッドを使ったとしてもドラゴンフィギュアみたいにスパッとハマるわけではなく、いずれのフィギュアも多かれ少なかれパテ作業が必要でした。
ミニアートのフィギュアは別売りで買わなくても戦車クルーの場合は車両キットに付いている場合も多いみたいです。
バリが多いし接着面は微妙な曲線同士を合わせる感じ。ややもすると整形不良のプラスチックの塊に見えるんだけど一通り組み立てるとポーズや雰囲気が良いです。インジェクションのヘッドはマスターボックスほどはシャープなモールドでもないので好みによりますが別売りのヘッドに変えるのも選択肢でしょう。私はすべてレジン製のヘッドに変えてしまいました。塗装もしやすいので。
ハンドルを握っている兵士は、現在とくに英軍のトラックを作る予定も無いのでくつろいだポーズになるか手をちょっと付け替えて調整しています。せっかくなので何らかの形で5体すべて完成させたかった。
(2018/02/23)
双眼鏡を覗いているポーズは偵察車両と合わせるとグッとドラマチックになります。双眼鏡からの風景が想像できます。
ヘッドの頭を切断してキットのベレー帽のパーツに合わせました。
タミヤアクリルのフラットフレッシュを下塗りに使用しました。良いヘッドを使っているとこれだけで生気が注入されたようです、なんてね。
先日、ベトナムの米兵を製作したときは軍服から塗装してやりにくかったので、今回は肌と顔から塗装しました。思ったのは結局どちらから塗装してもはみ出したらその分だけ修正するので、もうその時の気分でどっちでもいいや。飽きたら靴だけ塗ったりといろいろです。
(2018/02/25)
イギリス軍装甲車クルーが完成しました。2体は北アフリカなどの熱帯用のユニフォーム、3体は北西ヨーロッパ戦線などのユニフォームです。
服の塗装はシャドウを入れて、ポケットなどはさらに細い線でディテールを強調したのですが、もう少し精密感が出ればなぁと思います。
全てのフィギュアに軽く服のハイライトも入れたのですがもう少しうまく出来ないものかな。
ドライバーのフィギュアは使い道も無いので車上でくつろいで手を振っているポーズにしてみました。
WWII開戦時にイギリスはドイツ軍相手に苦戦を強いられたけれど、敗走する連合軍の中ではイギリス軍は特に高い士気を維持していました。
イギリス軍は北アフリカ戦線において再び陸軍同士でドイツ軍と対峙しました。優れた作戦を採るドイツ軍相手に死闘を繰り広げ、最終的には勝利を掴みました。英連邦軍の活躍は忘れてはならないでしょう。まぁ、日本軍は枢軸側だったんだけどね。
今までは顔がいまいちだったけど、顔を多少仕上がり良く塗れると首から下の塗装が、洋服の塗装をリアルに仕上げるのが難しいと感じます。ある程度絵画的でも良いのかな?
熱帯服のクルーは車上に座り、片手で日光を塞ぎながら前方を凝視しているポーズ。
片足を何か台に乗せて片手を腰に当てています。左手は砲塔か何かに手を付いているポーズ。たまたまレジンヘッドがなんかドヤ顔っぽくなってしまいました。
両手で双眼鏡を持って、前方を視察しているポーズです。砲塔上面に立たせると偵察隊の臨場感が出そう。
ここからはほぼ同時期に製作したブロンコのスタッグハウンドに無理やりですが合わせてみました。
おそらくシャーマンやマチルダなんかだともっとしっくりいくフィギュアもあるかもしれません。
ヘッドホンやらマイクがある場合は普通コードがあった方が良いのでしょう。現代なら私も使っていますがワイヤレスヘッドセットという便利なものがありますが。どの車両に乗せて飾るかわからないので、それと絡まると嫌だから今回はコード無くてもいいでしょ。
(2018/02/27)