第一次世界大戦のイギリス軍歩兵のフィギュアです。WWIモノは結構珍しい。
5体のパーツはこんな感じです。特に組み立て難いということはありませんでした。
オリジナルのヘッドはこちらです。時代を考えてか口髭のあるヘッドが多い。
細かい塗装を行う前に、サーフェイサーを吹いてからタミヤアクリルのフレッシュを吹いています。
数年前のゲームだと思うんだけど、Wolfenstein The New Orderというゲームをちまちまプレイしています。時空を超えてドイツ軍はどこでも悪役をやらせたら天下一品ですね。1960年代の超統制社会の反乱分子となってナチスと戦うアクションゲームです。残酷でロボや最新メカも出てくるけっこう面白いゲーム。ノーマルプレイでもやや易し目に振ってあるようです。初心者でも楽しめますけどいかんせんストーリがややグロいし暗いし残酷ではあります。
(2018/04/24)
ヘッドとヘルメットの間に隙間が空いたり、スキンヘッドのパーツの場合は、エポキシパテで髪の毛を再現しました。
それと、第一次世界大戦当時の小銃はちょっと古いモデルに見える。イギリス軍ではリー・エンフィールド小銃やルイス軽機関銃を数多く使用していました。
(2018/04/26)
1914年に開戦した第1次世界大戦は予想外に長期戦となり、西部戦線では幾重にも塹壕線が構築されました。お互いに攻撃すると被害が大きくなるので戦線は膠着状態となりました。
塹壕の防御ラインは攻撃側が甚大な被害を被るため、むやみに行動を起こさなかったので戦線は膠着、この状況を打破するために、1916年6月に英軍とフランス軍が攻撃側で行ったのがこのフィギュアのタイトルにあるソンムの戦いです。
着剣したリーエンフィールドライフルを持っている兵士と着剣していないライフルを持った兵士とがいます。
片手に丸い布製のマガジンポーチを持っています。おそらくこのライフル兵はルイス軽機関銃手のサポート役でしょう。
ルイス軽機関銃はマキシム機関銃に比べると相当軽いので当時の戦闘機の武装にも使われていました。これなら一人でも持ち運びできそうです。第一次世界大戦中にはイギリス軍の他にもフランスやアメリカ、ロシア帝国軍でも使用していました。
ちなみにこのゲートル(巻き脚絆)はズボンの裾を押さえ行動しやすくしたり、足元を怪我しないためです。さらには 脚の鬱血を防いで血行を良くする効果もあります。将校は高価な革の長靴を使用して、下士官以下一般兵はゲートル着用が一般的だったのかな。
将校のフィギュアは片手で指揮棒を抱えています。突撃命令に従わなかったらこれでお尻を叩かれるんだろうか。一応、指揮官はピストルも所持しています。
ボックスアートのトーンが暗いのでちょっと塗装の参考にはしにくい。
ちなみにこの映画、アクションシーン皆無、兵士の日常の一コマを描写している感じだったと思う。もう15年以上前に見たのであまり覚えていないけど、機会があればまた観たいです。戦闘シーン無かったけどなかなかの良作だと思う、戦闘シーンぜんぜん無かったけどね。
イギリス軍歩兵、このお皿のようなヘルメットがいい味出していてとても良いです。マスターボックスは他のメーカーとは違った切り口のミリタリーフィギュアをたくさん出していて面白いです。
(2018/04/29)
以前塗装した表情がちょっと気に入らなかったので、このイギリス軍歩兵将校は油彩で少し塗り直してみました。
(2018/11/25)
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