たまたま先日、帝国陸軍の戦車兵だけ先に製作してしまったので、手持ちのストックから帝国陸軍戦車のキットを選んで製作してみます。今回選んだのは一式中戦車チヘです。
各転輪の車軸の位置の参考図がありました。こういう細かい説明はありがたい。
最近のファインモールドのキットは帝国陸軍戦車のキットも部分連結履帯のパーツに切り替えているらしいけど、私のキットは結構前に購入したので連結キャタピラが好みならヴィジョンモデルの別売り履帯キットを使うのが手軽だと思います。
いっそのこと新型コロナで最後まで感染者を出さなかった県が新しい首都になればいいんじゃない?
(2020/03/18)
大き目の木切れの上に両面テープを貼り、細かいパーツを固定しながら組んでいます。
履帯の重さで上部転輪の間が僅かに垂れ下がっている表現も連結履帯なら比較的簡単に再現できます。
車両全体の塗装前にヘッドライトなどのシルバーを塗装してクリアーパーツも取り付けておきました。
昨日は有名スイーツの店に入ったり理髪店を利用したんですが、やはりウイルスの感染を恐れてかまったくガラガラでした。これでは経済がまずいですよね。でもペットショップには人だかりができていたなぁ。みんな巣ごもりで寂しいからペットでも見に来たのかもしれない。
(2020/03/21)
塗装方法に迷っていますがとりあえず黒、ブラックサーフェイサーで下塗りしておきました。
今回はクレオスからリリースされている日本陸軍戦車後期迷彩色セットを使用してみます。Mr.カラーの塗料をリターダーを使いながら筆塗りで仕上げてみようと思います。ちょっと前にファレホの筆塗りで戦車を仕上げてけっこう面白かったので。ラッカー塗料は筆での塗装が難しいので失敗したらエアブラシで塗り直すかファレホの近似色で再チャレンジもあるかもしれません。
アハハハハァーァ、なんか、全然ダメだった。やっぱりブラックサーフェイサーの下地がやや溶けだしてきてるかもしれない。ファレホの近似色をパレットに出してみるとクレオスのオリジナルと微妙の異なる色調なのでここは素直にエアブラシ塗装に切り替えようと思います。まだ夜はやや寒いから窓開けて塗装したくなかったんだけど、考えてみるとラッカーの筆塗りも窓開けないと健康に悪いやね。
呪われたオリンピックがずばり的中。テレビでは全然報道していないけど、ブルーインパルスの五輪雲が強風ですぐ流れて消えた映像もありましたね。ギリシャのオリンポスから持ってきた聖火が種火も含めて消えてしまったようですし。もう止めようお金の祭典、大切なのは命の火。安倍内閣の7年の悪政に天罰が下っているんじゃないかなぁ。7年前は自民支持だったけど今は無いわ。でも日本よりよほどまずいことになっている国が多数出ているのでそういう天罰ではないのか。最近では案とか提言とか要請とかとにかく政府は責任は取らないぞという強い意志を感じますね。ホント早くこの災厄が終わって欲しいョ。
(2020/03/23)
オリンピック関係無くなったので公表はじめました~ってなんて分かりやすいんだ。中国主席訪日延期と同時に入国禁止にしたときと同様。もう遅いけど蔓延だけは避けなきゃならなかった。まぁ世界中が失敗してるから日本だけがとりたてて無能ってわけでもないけどさ。小池都知事は目立てるところでは目立とうとするから、確実に外出禁止令を出す予感しかしない。それにしてもイタリアでこんなに死亡率高い理由が判らんが少なくともトマトとオリーブオイルが新型ウイルスにはまったく関係ないことが判った。
(2020/03/25)
今回の一式中戦車チヘのマーキングは戦車第5連隊・連隊本部所属・連隊長・杉本守衛大佐登場車という設定を選びました。昭和20年8月の埼玉県での車両です。
戦車第5連隊は解説書によると、昭和12年北九州の久留米にて編成、その後は満州、栃木県、埼玉県と配備先が移り、編成以来実戦経験は一度も無く終戦を迎えました。
部隊マークは四角の白地に赤で各中隊を表しており本マークは連隊本部の意味です。
チハの後継機として開発された一式中戦車チヘはチハの短砲身57ミリ砲に比べて47ミリ砲だが長砲身で威力は強力でした。
一式中戦車チヘは昭和15年に開発命令が出されましたが、試作車が完成したのは昭和18年6月でした。航空機と船舶の開発や生産に国力が振り向けられて、当時戦車の開発予算は相当に削られたそうです。やはりドイツとはお国の事情がだいぶ違うようです。
その後昭和18年と19年に170両が量産されました。残念ながらこの時期の米軍はM4シャーマンが主力となっており47ミリ対戦車砲では能力不足でした。しかも国内で量産された一式中戦車は当時制海権も制空権もかなり押されていて南方戦線に送れる状況にはありませんでした。
こう見ると帝国陸軍の三色迷彩は地味ながらも日本独特の色合いです。国内の自然に良く溶け込みそう。
チヘは激しい戦火をくぐり抜けてきたというわけでもなさそうなので、ウェザリングは割と浅めに仕上げてみました。
戦車兵と組み合わせてみました。たぶんこの角度くらいが戦車兵の腕とぴったり合いそうです。
もう一人、軍刀を持って勇ましい戦車兵です。これは戦車と接触させてポージングする必要が無いので、そばに立たせて雰囲気アップです。
迷彩色は境目くっきりに拘らないでエアブラシで普通に吹いても良かったんじゃないかと思います。帝国戦車も後期になってくると黄色い線が無いのでややビジュアル的に物足りない。でも完成してみるとじゅうぶんに格好良いです。
(2020/03/27)
コメント
はじめまして。以前からサイトは拝見させていただいておりました。
ひとつ質問なのですが、過去作品でも連結組立て式の履帯を車体に取り付けたまま塗装をされているようですが転輪との塗り分けはどのように行っているのでしょうか?
私は組立て式の履帯が苦手で、特に塗装のタイミング(履帯を別に塗装してから車体に取り付けるか、履帯を取り付けた上でマスキングをして塗り分けるか)に悩むことが多いのでご教示いただければと思います。
こんにちは。転輪のゴム部分と履帯はツヤ消し黒なのでエアブラシの基本塗装の後にまとめて塗っています。最近ははじめに全面を黒で塗装してから基本塗装をしているのでエアブラシ基本塗装の時に転輪と履帯は意識的にその黒を残しながら細吹きすれば細かいところまで筆で塗り分けなくても済んじゃいます。最後にウェザリングで塗装面や色の境界はあいまいになってしまうのであまり細かいことは気にしないで作っちゃいます。この辺は製作者の性格やら模型に対するスタンスでも変わってくるんじゃないでしょうか。多少なりとも本サイトが参考になれば幸いです。
こんばんは。完成おめでとうございます。
完成された模型で見ると、一枚板の正面装甲などカタログに出ない量産性とかで九七式戦車から大分進化しているのが分かりますね(シンプル化は四号戦車の改良過程に似ている感じがします)。
コメントありがとうございます。九七式戦車がリベット多用しているのに比べると溶接車体だとけっこう雰囲気変わりますよね。砲身は細くて必ずしも強そうとも思えないのは普段大型のドイツ戦車も製作しているからなのでしょう。もう一つ帝国戦車を作ってみようと思います。
>砲身は細くて必ずしも強そうとも思えない
同感です。
口径が75mmくらいないとあまり「戦車砲」という感じがしません。
見慣れてるせいもあるのでしょうが、57mm砲の九七式の方がしっくりきます。
そうなんですよね。日本の初期の小さな戦車は一応履帯が付いていても軽装甲車という扱いだったと思います。やはり対戦車能力があると力強く見えます。