トライスターの20mm対空機関砲。2015年4月の製作です。
ドイツ軍の対空機関砲を作ってみます。実は何故かこれのフィギュアセットだけ持っていたけど使い道がないなぁと言っていたら、このホームページをよくご覧いただいている方で、もうずっと作らないのでということでいただいたものです。ありがたいことです。そのうち、そのフィギュアセットもご紹介します。
タミヤからも同様のキットがリリースされていますが現在はスポット生産なのでタイミングがよければ入手できるのでしょう。タミヤのほうは1978年生産なのでこちらの方が最限度が高いかと思います。残念ながらトライスターのものは絶版か、あるいは金型をどこかの会社が買い取ってリリースするのかもしれません。
全体的にちょっと透明がかった薄いグレーの成型色でプラが柔らかめに感じます。部品は細かいけれど数はそれほど多くなさそうです。
機関砲の台座パーツ、持ち手まで一体モールドされているのにきれいに抜けているのが妙に感心しました。
(2015/04/05)
マガジン入れが4つ付属しています。そのうちの一つは蓋が開いた状態でした。モールドがしっかりしています。長い容器もまとめてマガジンを入れておくものかなぁ。あるいは長さから考えると銃身のスペアケースかもしれません。
機関砲は以前にハーフトラックやヴィルベルヴィントでも作っているので構造には割と慣れています。部品数もそこそこでとても組み易いです。
(2015/04/22)
サーフェイサーと暗い部分を塗装しました。このときにフェンダーの傷を発見したので修正しておきました。
多くの敵機を撃墜した機関砲ということでデカールを貼りました。キルマークがたくさん。
(2015/04/26)
手のひらサイズの小さな模型ですがけっこう精密で存在感があります。銃身とマガジンは黒とメタリック、それ以外は基本色のジャーマングレーで仕上げました。
20mm対空砲は防空攻撃力として写真のようなキャリアに載せて牽引されることもあれば、ハーフトラックやトラック、戦車の車体に搭載されたりとにかく広範囲に運用されました。
一つの弾装には20発入っています。発射速度は1秒で約3発、20発なんて消費するのに10秒かからないんでしょうね。ちなみに現用の20mm砲は1秒で50発発射できるようです。砲の仰角は固定しましたが砲塔自体は回転可能でした。
複数の色でウォッシング、少しチッピングとドライブラシを入れてあります。
弾装ケースや予備銃身ケースの備品がよりリアル感を増しているかと思います。手軽に作れるのでこういう小規模なキットも面白いですね。一応別ページでフィギュアも製作しましたのでよろしければご覧ください。
(2015/04/30)
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