ドイツ軍戦闘機 フォッケウルフです。2008年2月から3月にかけて製作しました。
しばらく戦車ばかり製作していたのでたまには気分を変えて戦闘機を作ることにしました。店でふと目に留まったフォッケウルフです。メッサーシュミットに比べると結構無骨な感じです。
(2008/02/09)
今回は模型雑誌等を見よう見真似でリベットを打ってみることにしました。結構大変ですけどおもしろい。念のためマジックで打ちたい部分に線を引いてから作業しました。
でもこれってかなり地道な作業ですね。AFV製作の連結キャタピラの組立やウェザリングのチッピングと通じるものがあります・・・いったん始めてしまったので気長に製作することにします。
(2008/02/15)
計器盤とコックピットを製作しました。このキットにはシートベルトが入っていなかったのでプラ板と細いワイヤーで作ってみました。とりあえずは雰囲気ということでこれで良しとします。計器盤はパーツの凹凸を残したままデカールを貼ってデカールフィットで軟化させました。ちょっとずれましたけどこちらもこれくらいでOKとします。デカールがぐだぐだになったところ等は筆でリタッチしました。
(2008/02/17)
今週は会社の研修も決算と重なり模型どころではなかったのですが、とりあえずエンジンカウル以外はリベット打ち完了しました。スジ彫りもリベットラインもけっこうへろへろですが、もうおなか一杯です。フォッケウルフって頑丈な機体だったようなので骨組みやリベットも多い機体なんですかね?初心者が手を出すには難しかったのではないかと思います。
(2008/02/24)
ようやく士の字まで組立完了しました。エンジンカウルも少しだけリベットを打ってみました。全体を組んでみて分かったのですがコックピットの計器パネルは覗き込まないとほとんど見えないんですね。
(2008/03/01)
(2008/03/01)
このブレーキパイプの追加工作、ずっと前から一度やってみたかったんですよね。0.3mmの糸おもりをただ付けただけです。本当は留め具のようなものを付けると良いのでしょうが今回はこれで十分満足です。そういえば、部品の左右が途中で分からなくなってしまい左右逆だったらかなりまずいですよね。マジックか何かで部品に記入しておいたほうが良かったか?
来週は仕事が忙しくなければ基本塗装くらい取り掛かりたいものです。
パイロットを一人、翼の上にでも立たせてみようと思いました。タミヤの1/48ミリタリーミニチュアシリーズから一人ご登場。それにしてもタミヤのこのシリーズ、もうすぐ60作になるんですね。35でリリースして欲しいものも散見されます。上着はドイツ空軍の革ジャケットを着せようと思うので少し削りました。しかし、1/48フィギュアは小さいですねぇ。
ちょっとバランス悪いかもしれませんがこんな感じです。エポキシパテで上着を着せて襟元に1級鉄十字章を付けてみました。髪の毛も少し引っかいてモールドを出しました。あとで両耳も少しモールド改善して見ましょう。
(2008/03/02)
持ち手をどう付けようか迷いながら塗装していますが結局こんな感じで洗濯物みたいにぶら下げて乾燥させてます。
迷彩塗装を始めたらだんだんフォッケウルフっぽくなってきました。グレーにもいろいろな色味があるようですがなんか地味な印象です。それと、箱絵とも色がちょっと違うような…。ともかく、デカールを貼れば雰囲気が劇的に変わることを期待しましょう。
(2008/03/13)
(2008/03/14)
ハセガワのドイツ戦闘機、フォッケウルフ Fw190A-3です。7.92mm機関砲2門、20mm機関砲4門装備しています。いろいろな形式があるようですがA-3はA-2の代わりにBMW801D型エンジンを装備しました。エンジンにも馬力があり最高速度は660km出ました。
マーキングは箱絵と同じで、第2戦闘航空団 第3飛行隊 飛行隊長ハンス”アッシ”ハーン大尉機としました。1942年5月フランスにおけるマーキングです。鳥のマークは部隊章です。ハーン大尉は結局1943年2月に捕虜になりますが、トータル撃墜スコアは108機でした。
リベット打ちを行ってみたのですがけっこうしんどい作業ですね。リベットを打ったあとに本当は1500番くらいのペーパーで均してから塗装したほうが良いらしいです。今回はそのままいきなり塗装に入ってしまいリベットもくどい感じになってしまいました。直線に打てていないところも多数ありますし。
このくらいから見るとリベットもそれほどくどく見えません。それにしても尾翼の撃墜マークがなかなかかっこいい!さすがエースという感じです。リベット跡が目立つのでスミ入れやウェザリングは行いませんでした。小奇麗な機体のままにしておきました。
反省点としては次はサフを使ってキチンとパテ整形あとのチェックを怠らないようにします。AFVだとあまり気を使わないのですが航空機はいろいろと繊細ですね。パテ跡がいろんなところに残っています。
ハンス”アッシ”ハーン大尉はこんな顔ではないと思います。ただ単に翼の上にパイロットを立たせたかっただけでフィギュアをつけました。1/48のフィギュアは小さくて何処をどう塗ればいいのか途方に暮れますね。革ジャケットの雰囲気が出ていれば良いのですが。
上でデカールは結構うまく貼れたと言いましたが、コックピットの下のデカールが塗装後マスキングテープを剥がすときに一緒に持っていかれました。製作の段取りを考えておけばこんな変なことにはならなかったのですが、まあ小さいデカールなので気にしないことにします。
塗り分けはいまいちですが黄色の発色は良かったです。前に作ったサンダーボルトの赤とは違って今回はキチンと白で下塗りをしたので。
リベット打ちで苦労した割りに基本工作がおざなりで全体的にはいまいちです。とはいっても手元でじっくり眺めるとなかなかかっこ良い機体です。
次はリベットを打つよりとにかく工作を丁寧に行おうと思います。あと、次はできればアンテナ線も挑戦してみます。このアングルで見るとフィギュアがナチスの敬礼をしているように見えますが遠くの知り合いに手を振っているだけですので。
(2008/03/20)
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