初めて製作したブロンコのキットです。2008年6月から8月にかけて製作。
ブロンコの軽戦車キット オチキスH39です。品番001とあるのでブロンコモデル初の戦車キットなのでしょう。フランス戦車はタミヤのB1bis以来2作目になります。
プラは結構やわらかめでした。組立はタミヤのようにさくさくとは進みませんがだんだんと形になってきました。サスペンションには本物のスプリングが付いています。
非可動連結キャタピラの組立が難しいです。一部成型が歪んでいるものもありますが、そういうのは避けてパーツ選定をしたほうが組み立てやすかったです。完成したらキャタが歪んでうまく組み立てられなかった部分もありますが30cmくらい離れてみると気になりません。
手前にあるのは余ったキャタ。オチキスのキャタって半円のような独特な形をしています。
(2008/06/14)
こんなに小さい戦車なのに砲身は金属製でした。ほかがもっさりしているせいか砲身のシャープさが目立ちます。何箇所かパーツの付け方が取説では分かりにくかったですが適当に接着してしまいました。箱絵とも微妙に違うんですよね。
組立のテイストは一言で言うと昔のタミヤみたいなものですかね。手を加えるべき箇所ももいろいろあるでしょうが素組だとこんな感じです。
(2008/06/15)
キットではイスラエル軍、ドイツ軍捕獲戦車、フィンランドやノルウェーでの戦役のマーキング等いろいろ選べるようですが、今回は素直にフランス軍戦車とします。結局、オリーブドラブの塗装としました。
(2008/08/11)
フランス陸軍の戦車兵を作ってみました。今回は服を着せる前の体型も慎重に考えてパテ盛りをしました。でも胴が長く見えるかな。連日北京オリンピックを観戦している影響か胸周りがアスリートっぽくなりました。ま、欧米人は体格が良さそうなのでこれでもいいっか。ヘルメットはタミヤのB1 bisに付属していたフィギュアから型取りしたものです。
(2008/08/18)
フランス兵フィギュアに服を着せてみました。革のコートなのであまり細かな皺はないのでしょう。大まかなものだけにとどめました。ヘルメットにあご紐をつけて髪の毛も少し足しました。手は開いた状態で作りたかったのですが私には難しすぎました。手を握っている状態でも一杯いっぱいです。顔はまあまあ男前かな。
(2008/08/27)
戦車に乗せるとこんな感じです。塗装するとどうなることやら。比較的大柄なフランス人となりました。というより戦車が小さいだけかも。
(2008/08/27)
フランス降伏後にドイツ軍がかなりの数を接収して自走砲等に改造しておりキットもいろいろ発売されています。イスラエル軍で使用された車両もあったようでこのキットにもデカールが入っていました。個人的には前面のフランス国旗マークが気に入っています。
今回の塗装はハートマークの場合の車体色がオリーブドラブと指定されていたのでそれに従いました。フランス戦車独特の迷彩でも良かったのでしょうが、かえってこっちのほうがマークが引き立って良かったです。
バックミラーは銀で塗った後透明エポキシを軽くコートして光った感じに仕上げました。
ちらほらエレールのほうが形状が精確なフォルムだとかいう噂も聞きますが、丸っこいフォルムは特徴があり粋ですね。フランスのエスプリに富んだデザインといったところでしょうか。
装備品の木部塗装はもっと工夫をしないとだめですね。ドイツ軍のOVMに比べてなんかもっさりした印象ですね。ワイヤーカッター転がっているだけだし。
排気管は少し赤っぽくしたりと焼けたりさびたりした感じを出しました。ラックの泥の感じが自然で自分では気に入っているところです。
この角度から見ると結構強そう。装甲も厚いしこのような戦車が大量にあればドイツ軍が来ても弾き返せたんじゃないかなー、とも推察できますがそこはドイツ軍のほうが部隊運用において一枚上手だったということでしょう。ブロンコのオチキスは手軽に組んで結構さまになるのでお勧めですよ。
(2008/08/31)