スマートキットのIV号戦車です。2009年3月から5月に製作しました。
箱絵のかっこ良さに引かれて店頭にあった物を買ってきてしまいました。前回から冬季迷彩にハマっております。以前は短砲身の4号戦車D型を製作しましたが、今回は長砲身のG型に取り掛かります。
トライスターのIV号に比べてドラゴンのキットはパーツ分割もそれほどではなく組みやすかったです。IV号戦車特有の転輪の多さは大変ですが…
(2009/03/08)
パーツの組み付け精度はかなり良く、部品の多さやオプションを迷うこと以外はストレスなく組めます。増加装甲を取り付けたり取り付けなかったりといろいろバリエーションを選べるようです。私は基本的に装甲は全部付けました。戦車は頑丈なほうが安心ですから。
車外装備品がたくさん付いています。車両左側の予備転輪やフロントの予備キャタピラなんかがいい味を出しています。
(2009/03/14)
冬季迷彩の前にダークイエローで基本塗装を行いました。このままだと北アフリカ戦線が似合いそうです。
(2009/03/19)
この基本色に冬服だとずいぶんと違和感がありますね。平行して作っていたミニアートのT-70に出来の良いフィギュアが付属しているのでちょっと拝借しました。毛皮のコートなら何でもいいかな、という軽い気持ちで敵軍の胴体ですが使ってみました。T-70と違ってハッチが狭くて苦労します。本来はこんな格好で戦車内の操作はしないでしょうね。どう考えても動きにくい!
薄くダークイエローの基本色を残す感じで白を吹きました。足元は少し泥で汚したほうがかっこ良くなるかな。見てるだけで寒くなってきました。
(2009/03/28)
IV号戦車G型がようやく完成しました。7.5cmの長砲身戦車砲を装備したG型はD型に比べるとなかなか迫力があります。
あまり汚さずに小奇麗な4号にしたのですがマフラーだけどろどろになってしまいました。錆び…には見えないかなぁ。ワイヤーロープは2組使用する予定でしたが固着に手間取り1本だけとなりました。あまりうまくいかず不自然な組み付けになってしまいました。
4号戦車のキャタピラはそれほど弛んでいないというのが私のイメージなのでこんな感じでちょうど良いかと思います。真っ白な雪原だとこういう車体は迷彩効果抜群なのでしょう。車長が目立ちすぎですね、茶色のジャケットだと。
フィギュアはミニアートのものにレジン製ヘッドを組み合わせました。色は適当ですが革っぽい雰囲気が出るように塗装しました。手袋もはめています。なんか、メンフィスベルに出てきた爆撃機搭乗員のボマージャケットみたいになってます。
転輪の塗り分けがあまりうまく出来ませんでした。次はもう少し丁寧に塗装します。デカールは余白を丁寧に切り取ったのでシルバリング等あまり目立たなく出来ました。
今思うとあまり真っ白ではなくもう少し変化をもたせても良かったような気がします。塗装しているときは結構下地のダークイエローを残したり、土色を吹いたりしたのですがまだ単調かも。
マーキングは第1SS装甲師団だったような。1943年冬なので車体は白ですが師団マークも白だとかなり見にくいのでは?予備キャタピラも今回はあまり錆びさせないで黒っぽく仕上げました。
スマートキットの割りにやはり組み立てには時間がかかりました、ドラゴンのキットは。しかしながら組み付け精度は抜群でタミヤのキットを組み立てているようでした。さまざまな部分で部品を選べるので逆に迷いますが作ってみると結構楽しいキットです。
(2009/05/09)