2015年12月下旬に熊本城を訪れました。入り口にはこの城を築いた加藤清正の像があります。
熊本城は1610年に完成された後も江戸時代を通じて櫓の追加など拡張されていました。難攻不落の城と呼ばれており、その真価を発揮したのは明治時代になってからでした。明治10年(1877年)西南戦争では政府軍が立てこもる熊本城を西郷軍は攻め落とすことができずに反乱は失敗に終わります。ちなみにこの時は守備側兵力4000人、攻撃側は14000人だったそうです。52日間の籠城戦で守り切りました。
これだと何が何だかわかりませんね。石垣の石、一つずつは人の頭より大きいんですけどね。
本丸まで行くのにいろいろな場所で直角の曲がり角があり、四方から守備隊に攻撃されます。
闇り通路(くらがりつうろ)という日本の城でも珍しい地下をまたぐ通路があります。
中は博物館のようになっていて様々な資料や実物などがありました。
熊本城天守閣から市の中心部方向の眺め。多少小雨だったけれど割と遠くまで見通せました。くまモンが見える。リラックマとかくまモンでかわいいイメージがあるけど最近は人食い熊の事件など頻発していて実は誠に恐ろしいことです。
大きな櫓がいくつも要所要所に設置されており、これらも難攻不落の城と呼ばれる要素の一つです。
さすが、日本三大名城と言われるだけあって迫力があります。2016年春の震災で破損がひどいとのことですが、重要な歴史的文化財であり観光資源でもあるので一日も早く復興を願っております。
(2016/06/24)