久々にMENGのパンター戦車を製作してみます。以前にD型を製作してしばらく経ちました。A型はツィンメリットコーティングを施したほうが格好良く見えるでしょう。
今回はこのツィンメリットコーティングデカールを使用してみます。パターンが細かいのでデカールで再現できるのはありがたいです。
このキットのプラスチックのカラーは赤茶色のプライマー色ですね。
パーツの合いは良好なので特に問題なく組み立てが進んでおります。
いろいろ車輪をはめ込んでいるときに、シャーシをいじくりまわしていて思ったんだけど横置きにして重しを上から置いて車軸やサスペンション、転輪をまとめて接着すれば割と真っ直ぐになるんじゃないかと。接地面との位置関係も気を付けないといけないというのもありますけど。
だいぶ作業が進みました。エンジングリルのエッチングパーツを取り付けたところ。
このレジンパーツを薄く伸ばしたようなツィンメリットコーティングのデカールシート、シートに付着しているノリだけだとかなり固着力が不安定なので瞬間接着剤を使ったほうが良いですね。シートから外して乾かしてから瞬間接着剤で貼るか、水転写で貼ってからあとで瞬間接着剤で補強するか。水だけだと乾いたときに剥がれやすいです。
サイドアーマーにもツィンメリットコーティングがあるんだぁ?と感心してしまいました。ドイツは完璧主義だな。金属にデカールを貼ると剥がれやすいので、あらかじめ表面をサンドペーパーで荒らしてからたっぷりの瞬間接着剤で固定しました。
サイドアーマーは半分くらいを使用してあとは履帯が見えるようにしました。よく見るとサイドアーマー同士を小さなエッチングパーツで接続させるので、組立後に自由にサイドアーマーを外したりするよりは好きな塩梅で接着してしまったほうが後の塗装もやり易いように思えます。
まだところどころパーツをつけ忘れている部分や砲塔のツィンメリットが残っていますがもう少しで組み立ては完了です。材料にいろんな色があるとマルチマテリアルでこだわった組み立てみたいで満足度が上がります。
ウクライナ戦争では宇軍が押されてますね。ポクロフスク、ディミトロフ、トレツクが本格的な戦場になった時のリアクションに注目しています。それでもクルスクを主攻にするなら東部は捨てたのではないだろうか。高性能な兵器、ハイマースやパトリオットも結構な数を破壊されてるのを見ると、かなりのNATO軍人が戦死してるのではないか。謎の事故で死んだと遺族に通達が届くと考えると居たたまれない。クルスクの冒険はウクライナにとってポクロフスクの惨事になってる気がします。ひょっとするとポクロフスクに引き込んでまとめて殲滅する作戦だったりして。でも残念ながら兵士数が足りないか。
(2024/08/28)
メンモデルのパンターA型が完成しました。同じメーカーのツィンメリットコーティングシートを使用しています。よく見るとコーティングパターンは縦線の溝に斜めの溝が入っており、四角のブロックで区切られているようにも見えて複雑です。パテで再現するのは大変なのでこういうアイテムはありがたいです。
ツィンメリットコーティングシートは平面で広い部分にはとても効果的です。曲面に貼るのはかなり難しい。瞬間接着剤を多用しないとまず無理ではと思う。MENGのキットにたまたまラインナップされていたからこのシートを揃えていたけど複雑な部分はパテを使ったほうがきめ細かなコーティングができると思います。形は各部分にほぼピッタリ合うので便利と言えば確かに便利なんだけど材質にもう一工夫あると貼り易さが激変するアイテムではなかろうか。まだもう一枚、キングタイガーのものをストックしているので次は瞬間接着剤の使い方で少し工夫してみようと思います。
ブリキのバケツがアクセサリーとして付属していたので一つ使ってみました。
今回のマーキングは第5SS装甲師団ヴィーキング、第5戦車連隊第2大隊第6中隊第1小隊3号車です。1944年夏のポーランド、コウェルという地方に展開していた当時のパンターです。コウェルはひょとすると今はウクライナ領なのかも。
エンジングリルのエッチングパーツがあるとやっぱりディテールが細かく再現できたようで良い感じです。
牽引ワイヤーロープの金属のコードは柔らかくて自在に曲がるので使いやすかったです。
律儀にも予備キャタピラはは両側に6枚ずつフルで装備しちゃいました。接続ピンも通して何だか仰々しい感じです。たくさん予備キャタピラを積んでるということはけっこう頻繁に切れたんだろうか。
武装親衛隊の車両なのでそれらしい戦車兵を一人乗せてみました。双眼鏡を装備していてハッチから顔を出しているのでコマンダーというところでしょうか。
今回は全体的に落ち着いた感じの迷彩塗装に仕上がっており割と気に入っております。パンターやティーガーみたいに大きな履帯を装備している戦車は少しでもこういう部分が見えたほうが格好良く見えます。
ウクライナ軍のF-16がようやく稼働し始めたと思ったら友軍の誤射だかロシアのミサイルかわからないけど数機が撃破されてしまった。パイロットも戦死されたようで非常に残念。ロシアはF-16が活動し始めたら最優先で落としに掛かるだろう。NATOの軍事援助は恐れるに足らずみたいな政治的なインパクトもあるし、自軍の士気高揚や敵の戦意喪失にも大きな影響がありそうだ。ロシア軍はイスカンデルの指揮権限を組織的に下部に降ろしたらしく以前よりも機動的な対応が出来ているのかもしれない。
(2024/09/04)