今回はソ連軍の水陸両用車PT-76を作っていこうと思います。結構昔のトランペッターのキットです。
いつものように転輪の組立から始めています。転輪はプレスされた金属板をはめ込んだような形であんまり頑丈そうではないですね。水陸両用車なので堅牢さよりも軽量化に重きを置いた設計なのだろうと思います。
車両の下側には大きな穴が二つ開いています。おそらくは水上航行用の装置に関係するのか。水を吸い込んでスクリューに当てるとか?
水流に関係しそうなダクトが2本、シャーシの中に通っています。この辺は車体上部を接着したらほぼ見えなくなるとは思うのですが一応パーツがありますね。
エッチングパーツはこれでほぼ使い切った感じです。ヘッドライトガードが複雑でやや組み立て難いです。
埼玉県八潮市の陥没事故、日本版メイドインアビスかと思った。特に全部繋がって大きくなった時。昔の映画でミッションインポッシブルのトム・クルーズが天井からぶら下がって作業するシーン、あれを初動でやってれば・・・、なんて無理ですかね。トラックの屋根を電動丸鋸で無理矢理開けて抱えて吊り上げるとか。フジテレビの件ばかりだけど、個人的にこっちのニュースの方が気になる。どこかのタイミングで自衛隊に救援要請しとけばもっと上手く救出できたのかもしれません。今だと下水管に土砂が落ちても汚水で押し流されるから砂時計状態でかなり危険そうではあります。そもそも消防署員はどれくらいレスキューの技術があるのだろう。深い穴から救助するってかなりレアケースなのか、市町村の消防署で対処できる事故ではなかったのかもしれません。ドライバーさんは何にも落ち度がないのに巻き込まれてしまって気の毒です。あの事故現場はうちの隣町で自転車でも行ける場所なんですよね。早く元通りの生活になってほしいですね。
(2025/01/31)
連結履帯原理主義者には必須のアイテムになるかと思います。ラバーベルトの履帯だとちょっとしょぼく見えるので、入手可能ならばこちらの別売り履帯のほうがリアルさが増すでしょう。初めからこれを入れておいてくれれば探す手間が省けるのに。
まずはランナーからの切り出しが大変です。とりあえずすべて切り離すことを目標にコツコツと作業しています。
連結履帯の組立が想像以上に苦行です。ただ2枚のガイドを本体に接着するだけなんですがなんせ量が多い。しかもとても小さいので精密ピンセットのさばき方が上手い人はそれほど苦労しないかもしれません。それでも一日この組立だけを行うのは単調過ぎて飽きるので数日に分けたほうが良さそう。接着する2枚のガイドはとても小さいんだけどちゃんと曲面が出ていたり先端になるにつれて僅かに狭くなったりと上手く再現されていると思います。
はめ込み式なので組み立てたあとは多少は可動するようです。でもこの形式の可動式の例に漏れずなんせ外れやすい。結局はマジックトラックのように一気に並べて流し込み接着剤を使ってぐるっと巻いていくほうが簡単です。
先週、アウトレイジとアウトレイジビヨンドを観ました。嫁がYoutubeのこの映画の音声吹替でキティーちゃんやミッフィーの動画に被せるのにハマっていて本物も観たくなったと言ってました。そういえば本編は観たことないなーと思って探したけど配信してない。久々にレンタルビデオ屋さんに行きました。レンタルビデオってもう死語ですね。内容は見事に悪人しか出てない映画です。凄惨なシーンにはドン引きするけど面白かったです。マル暴刑事役の松重豊氏だけはそれほど悪ではなかった気がします。松重氏って結構背が高い。
(2025/02/03)
一応は片側の履帯をを無事に巻くことが出来ました。少しコマとコマの間を詰め過ぎたと思ったらやっぱり下記の通りに・・・。
何となく嫌な予感がしていたんだけど、案の定、片方の履帯のコマ数が足りませんでした。もう片側で異様に消費したような気がしていたんですよね。それにしてももう少しあと10コマくらい余分に入れておいてくれてもよさそうなものです。仕方が無いのでラバーキャタピラから少し切り取って付け足してみました。今は全然色が違うので丸分かりではありますがたぶん目立たなくなると思う。
シャーシと車体上部を接着した時に気が付いたんだけど、車両前部の何カ所かが欠けていました。ヒンジになっている部分の丸い筒状の部分だと思う。3か所かけているので伸ばしランナーか何かで修正しといたほうがよいと思います。
砲塔の組立です。メルカバとは違ってこの砲塔は小さいのでパーツ数もそれほど多くなくてすぐに形になりそうです。
キットに付属している牽引ロープが木綿糸なので毛羽立って仕方が無いです。ナイロンのより糸に変えたほうがあとあと塗装も接着も楽だと思います。
大阪万博の入場券が販売不振らしいですね。今回はカジノの場所を公的資金で整備するための言い訳としての博覧会だから当然そうなるかと。手段の目的化の最たるもの、電通と博報堂が指名停止期間があったから宣伝が弱いのだろうか。でも開催がもっと近くなればマスコミや政府が雇ったSNSの仕掛人たちが東京オリンピックのように活動をするだろう。始まってから空気感が変えられるかどうかだと思います。空気が変わればXなどでも受け取り方が変わるでしょ。でも自分はせっかく大阪行くならUSJに行きたい。物価高で国民が苦しんでるのにお金が無いから減税しないし増税するわと言ってる一方でこんな無駄なことばかりやってる。自公にも維新にも不信感しかない。日保はビジネス保守だか何だか失速してるしでもうね。
(2025/02/06)
組み立て終わった直後の写真を撮り忘れて塗装工程に入ってしまいました。黒で下塗りしました。
今回は白い十字の航空機からの敵味方識別標識を描いた車両としました。まずはホワイトで帯の部分をやや太めにエアブラシしています。
基本塗装を行いました。クレオスのロシアングリーンとドイツ戦闘機のダークグリーンをブレンドしました。
マスキングシールをはがしてみたらちゃんと白い帯が塗装出来てませんでした。いろいろなところにはみ出しや染み込みがあります。あとで筆でリタッチしないと。
デカールを貼り付けて細かい塗装をしています。今回はソ連軍の海軍歩兵部隊です。この海軍歩兵は1700年から続く伝統ある部隊のようです。この車両に貼り付けてある部隊マークはけっこう地味な感じです。
バレンタインデーが近いので嫁がチョコレートを買ってきてくれました。最近は凝ったチョコよりもリンツの丸いのみたいなシンプルなのが好みです。というかこういうものも物価高で滅茶苦茶価格が上がってるみたいで、こういう贈答イベントも縮小傾向ですね。義理チョコが減っていて絶対数が減ってるみたい。年賀状と同じような運命をたどるのか。
とにかくありがたくもらったものは冷蔵庫にしまっておいて14日になったら食べよう。まぁいつも夫婦で食べるんですけど。昔みたいにポッキーとかチョコパイ、カントリーマームとか以前の分量に戻る日が来ると良いのですが同じ価格では絶対無理か。かといって最近増えている植物油脂チョコだとトランス脂肪酸と砂糖の塊のイメージがあって食べたくない。カカオがものすごく高騰しているらしいし価格操作でもしてるんじゃないの?もう買わないが一番というのも寂しいし何とかならないものかねぇ。
(2025/02/11)
製作中のPT-76Bが完成しました。ソ連軍が水陸両用戦闘車を開発し続けていたのは第二次大戦前からとのことで、さすがにたくさんの大河を要する地形に展開する軍隊です。最初の頃の水陸両用車は機銃しか付いてませんでしたが、戦後開発ののPT-76はT-34中戦車に使用されていた41.5口径76.2mm戦車砲を改良した48口径76.2mm戦車砲です。
この砲は榴弾や徹甲弾の他、装甲貫徹力100mm程度のHEAT(成形炸薬弾)も発射でき、当時としてはそこそこの対戦車能力を持っていたといえます。
PT-76水陸両用軽戦車は1951年から1967年までに国内向けと輸出合わせて12,000両が生産されました。PT-76はソ連陸軍、海軍歩兵部隊に合計10,000両が配備された他、ヴェトナム、インドネシア、イラク、アフガニスタン等、全部で十数カ国に2,000両が輸出されました。PT-76水陸両用軽戦車は実戦経験も豊富で、ヴェトナム戦争や中東、アフリカの紛争等、世界中の紛争地帯で使用された実績を持ちます。
今回のマーキングは海軍歩兵部隊のものです。左右と後ろに大きな白い部隊マークデカールを貼り付けました。基本塗装後に軽くウェザリングをしています。いつもはWWII以外の車両にチッピングは施さないんですけどグリーン単体の車両なので少し変化を付ける意味で軽くチッピングも行いました。
乗員は3名で操縦手と車長、装填手とのこと。大きな車両なので後ろに歩兵戦闘車のように一個分隊くらいは乗せられるのかと思っていました。でも内部は砲弾やら水陸両用機構などでそんなスペースの余裕はなさそうですね。
PT-76水陸両用軽戦車はウクライナ戦争でも使用されたようです。ウクライナとロシアの両軍がこの戦車を運用しており、特にウクライナ側では、旧ソ連製の兵器を多く保有していることもあって、PT-76もその一部として戦場に登場しています。PT-76Bは水陸両用の特性を持つため、川や湖を越える能力を生かして、特定の地形で有利に運用できます。ただし、近代的な戦車に比べると装甲や火力が劣るので主に支援的な役割で使用されることが多いようです。偵察とか人員運搬などでしょうかね。今となってはないよりマシ程度だったのかもしれません。
PT-76とPT-76Bの違いは何だろうと見て見るとスタビライザーが追加されたとのこと。これで多少は射撃の正確性が向上したのでしょうか。軽戦車で大きな対戦車砲を積んでいると反動が凄いと思います。
戦車だけだと寂しいので手持ちのフィギュアを乗せてみました。エボリューションのレジンフィギュアでT-72用だと思います。ロシア戦車兵も最近ではカーキ色の戦闘服も一般的なのでしょうが、戦後まもないころの戦車兵ということでおそらく黒っぽい搭乗服が合っていると思いそのように塗装しました。レジンフィギュアだインジェクションより顔の塗装がしやすいです。目の周りのモールドが分かりやすいからかも。
部品数は割と少ないほうだけど、トランペッターのKVシリーズほどではないです。砲塔にもけっこう細かい部品がありました。
それとこの写真ではないですが、前面ヘッドライトガードのエッチングパーツは薄くてとてもリアル。でも組み立てがややこしかった。
白い帯のマスキングが大変でした。それと海軍歩兵の部隊マークデカールの白がけっこう薄いです。帯の色と合わせたほうが自然なので少し筆でリタッチしました。ウェザリングを行った後ではそれほど違和感はないと思います。
今回、トランペッターの別売連結履帯はどんなもんだろうと思って何となく作り始めた水陸両用車です。おそらくコマ数はギリギリなので製作する方はその辺を心して使ったほうが良いでしょう。でもまぁ足りなければ私みたいにゴムキャタを切り取って追加すればそれなりにリカバリーはできますので早まってポイポイって捨てないほうが良いです。
最近ネット上だけで騒がれているUSAID解体に関して、日本の大手マスコミの報道はあまり深堀りしたものが無いのは自分たちの組織も関わっていたからなのかね?USAIDとJICAは協力協定を結んでて共同プロジェクトを進めることもあるという。あるいは報道機関が関係者への配慮から深掘りを避けてるかも。陰謀論好きの間では囁かれていたことが一部でも明るみに出るのは悪いことじゃないだろう。歴史を振り返ると情報のコントロールや報道の偏りは日常茶飯事だし。興味深いのはこれらが本当だとして日本の経済成長にどれくらい悪影響を与えているのかですね。最近は先進国のどこ見ても各国特有のディストピアになってきてて怖いよ。
(2025/02/13)
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