ホンモデルやモンモデルからシルカが発売されて少し経ちました。自分のストックにはドラゴンのシルカが一番下で半分箱が潰れながらニッパーを入れられるのを待っているようでした。古くて作りにくいかもしれないけど作ってみることにしました。
足回りを作っています。パーツの合いは悪くないです。以前製作したパンダホビーのツングースカよりは随分組みやすい印象です。パンダばかり例に上げて申し訳ないけど。
そう言えば昔のドラゴンのキットってこういうキャタピラでしたよねー。ちょっと前に作ったグンゼのラングも似たようなキャタピラだったのでやはりオリジナルはドラゴンなのかな。
キャタピラは面倒だけど一コマずつの連結組立式が個人的には大好きです。一応、最近のキットはベルトキャタピラの出来が秀逸なので選り好みはしないようになってきました。
キャタピラの重さでの自然な垂れ具合です。この車両はサイドアーマーが無くて履帯が丸見えなのでなるべくちゃんと作っておいた方が良い。
(2017/01/27)
車体上部のパーツも変なバリもなく良い感じです。金型が新しいうちに製造されたショットなのかもしれない。大昔に購入しましたのでね。買った時にはその日に作る勢いでしたが…。
砲塔は角ばっていてなんだか昔のウォークマンくらいの大きさです。出っ張りを削ったり穴埋めしたり多少手の掛かる工作があります。
(2017/01/29)
シルカは途中まで組んで放置していたものです。昨年秋の引っ越しのタイミングで製作意欲減退。おまけに真っ黄色に黄ばんだデカールを見てさらにやる気を無くしていたもの。これ見るとあまり黄色くないね。
数日前に漂白剤でデカールが白くなるか実験をして何とかなりそうなので塗装する意欲が湧いてきました。原液と水を半分くらい混ぜて3分くらい放置したらこのように少し白くなりました。デカール自体はもう乾燥してパリパリなので取り扱いには細心の注意が必要です。放置し過ぎて溶ける場合もありそう。ホント、飛行機モデラーの苦労が分かります、って私も多少は飛行機モデラーかな。
(2017/01/31)
1964年にソビエト連邦で配備が開始された対空機関砲装備の自走車両です。レーダーやコンピューターと射撃装置が連動したジェット戦闘機を打ち落とせる対空自走砲です。4連装の23mm対空機関砲を装備しています。合計で約7000両生産されました。
第4次中東戦争(ヨム・キプール戦争)ではアラブ側が配備をしていてイスラエル軍戦闘機に甚大な損害を与えました。低空で飛行する戦闘機にはかなりの脅威です。レーダーと連動なのでジェット機の速度にも対応可能なのでしょう。攻撃ヘリにも天敵でしょうね。
ちなみにシルカはロシア国内を流れるアムール川の支流の河川名だそうです。
4連装機銃はギラギラ光らせて強そうに見えるんですけど、オーバーにやり過ぎたかも。それと割と何度も筆で塗装したのでモールドがいまいち甘くなったかな。
基本色はオリーブドラブとロシアングリーンの中間くらいでした。ウェザリングをしているうちにカーキっぽい色になってきました。部屋に日が差していて明るめに写ったというのもあります。
レーダーはちょっと青みがかったライトグレーで塗装して軽くドライブラシをしました。動画で観るとぐるぐると目が回るくらいに回転しています。今回、強度のことも考えてがっちりと接着しました。
黄ばんだデカールは漂白してもしなくてもガンガンとウォッシングをするとあまり違いはないような気がします。一番厄介なのは余白の透明部分の黄ばみだと思いますが今回はほとんど余白が無かったから問題なかった。
新製品が出る前に完成させてあげたいキットが多いのですが気が付いたらすでに周回遅れ。まぁ、作りたいタイミングで作りたいものを作れればいいかな。
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