2011年6月から11月に製作しました。確かこの時期はカメラを買い替え撮影が楽しくて、ついつい多めに写真を撮っていました。
長らくぶりに模型製作を再開しました。久しぶりなので小さなものでもつくろうと思い立って手を付け始めました。けっこう部品が細かくて驚いています。AFVクラブの大砲は精巧な出来で細部の再現度も高いと評判です。これは手軽に組めそうもないので気合を入れ直して作業しなければ。
ドラゴンの戦車キットに比べればパーツ数は多くなさそうですが、細かい部品が多いですね。エッチングパーツが少し入っているようです。
(2011/06/23)
ここまでだけで25個くらい部品を使っています。細かいリベット表現が秀逸です。
砲身内部のライフリングも再現されています。マグライトで照らしてみました。
ほとんど閉じるとこんな感じです。最終的には開状態で接着ですかね。(2011/06/24)
本体部分は戦車の箱組みのようでちょっと難しいですが、基本的な部品の合いは良好です。砲尾のパーツに少し隙間ができてしまったのでパテで埋めなければ。手前の部品は車輪のホイール部分の裏側です。これでも10個くらいの部品を組み合わせます。
(2011/07/16)
車輪は ゴム付き木製車輪と ゴム付き金属車輪、ゴム巻き金属車輪の3タイプから選べますが、初期に作られた砲っぽく木製車輪をチョイスしました。あるいは、後期のほうが物資不足で木製になったのかもしれませんがよくわかりません。念のため、ハーフトラックで牽引するタイプとしてサスペンションユニットを組み込んでみました。手前のスプリング上のものがそうです。
(2011/07/16)
照準器(見にくいですが、真ん中の丸いハンドルの上のほうに伸びている突き出た棒状のもの)は3種類が付属していました。接眼部が低いタイプと高いタイプ、更に長いタイプを選択できます。真ん中の長さのタイプを選択しました。砲尾のふたはせっかく再現されているので意味も無く開けてみることにします。
(2011/07/31)
大砲だけだとなんとなくさびしいので、ストックしていた高射砲セットのフィギュアから1名横に添えてみることにしました。右から2番目の兵士にしました。
(2011/08/07)
まったく調整しなくても楽勝かと思いきや、大砲をつかむ位置は微調整が大変でした。真鍮線を切らしていたのでピアノ線で腕を調整したら弾力が強すぎて余計難しくなってしまいました。焼きなませば少しはましになるのでしょうが、やはり真鍮線のほうがおすすめです。キットの顔のままでもなかなか味があります。ヘルメットのあご紐は追加しました。
(2011/08/07)
その他いろいろなアクセサリーを途中まで組み立てたところです。
(2011/08/13)
金属部分にメタルプライマーを塗ってからサーフェイサーを吹いたところです。それほど表面も荒れていないので薄く吹けばよいかなと思いました。
(2011/08/28)
この大砲は結構奥まった部分があるので塗り残しがあっても目立たないようにと、ある程度影をつけておくためにマホガニーとタイヤブラックを混ぜたものを軽く吹きました。黒っぽく塗ると重厚感が増すような気がします。
(2011/08/28)
久しぶりに作りかけの大砲を進めました。基本色を塗装して、デカールを貼り付け。砲弾は細かい文字のデカールを貼ると密度感がアップします。ここまではすべてエアブラシ塗装で済ませました。
(2011/10/30)
フィギュアの基本塗装完了です。顔がテカってますね。冬のパーカーを着ている設定なので真っ白ですが、少しウェザリングをする予定です。
(2011/11/26)
歩兵部隊と行動を共にして歩兵の火力支援が主な任務でした。敵陣のトーチカや防御陣地の攻撃に活躍しました。対戦初期から終戦まで活躍し4,000門以上製造されたようです。
シールドの裏側の左には黒い表が2つほど貼ってありますが、おそらくこれは弾頭や角度による飛距離の早見表か何かだと思います。しっかし、このシールドはあまり隠れるところがありませんね。陣地戦でもない限り砲兵は身を隠すところがないので損耗しやすいか。歩兵随伴なら陣地戦ばかりのわけもないですし。
ウォッシングがちょっと不足気味かな、とも思いましたがダークイエローの色味はまずまずです。
タイヤのゴム部分は陣地変換などで頻繁に移動するので傷も付くだろうと思い、ナイフなどでダメージをつけました。
裏側も今回きちんと塗装やウェザリングをしました。最近のキットは車体下面もきっちりとモールド表現されているものが多いので今後もなるべく塗装しようかと考えています。
金属露出部分は鉛筆の粉やピグメントで少しドライブラシをしましたが、今回あまり光らせませんでした。
木製の長い棒は、おそらくこれで大砲をてこのように回転させて少しは射撃方向を調整できるのかと思います。毎回のことですが木部の塗装は結構難しいですね。
ちょっと雰囲気を増すためにフィギュアを1体製作しました。ドラゴンの高射砲兵セットから高射砲弾の替わりに歩兵砲の弾頭を持たせています。レジンヘッドではないインジェクションキットのままですがまあまぁ良い表情が出たかなぁ。
ヘルメットをかぶっていると光の具合が難しくてうまく写真が撮れませんね。弾薬装填係ということで少し泥汚れを多めにウェザリングしました。
上で弾頭重量38kgと書きましたがそれって一人で持てますかね?かろうじて持てるかな。自分は片方15kgのダンベルをたまに2つ使って筋トレしますが結構きついです。まぁ、皆さん必死なのでこれくらい一人で持てないと、ということにしておきましょう。
記念撮影風で一枚撮ってみました。大砲の角度がやる気をアピール。
モノクロだとどう見えるのか興味が出たのでちょっと加工してみました。
砲兵の後姿です。白い服の影は青っぽく表現しました。その後でもっとしわの深い部分はやっぱりグレーで軽く塗装しました。
付属アクセサリーの特殊砲弾をセットしたところです。これは弾道を安定させるためのフィンが付属したロケット砲です。いったいどこまで飛ぶのでしょうか。シミュレーションゲームでは2km先まで飛ぶようになっていました。
その他アクセサリー。木枠の砲弾ケースや薬きょう入れ、空薬きょう等です。木枠はところどころ退色した感じに塗装しました。
夏に手を付けて今頃ようやく完成です。最近は休日出勤も多く正月もまともに休めず、いったい何処の懲罰大隊に配属されてしまったんだろう??という近況です。おまけに資格試験の勉強をしていてなかなか模型製作に時間が割けませんが、やはり一つ完成すると嬉しいものです。
(2011/11/27)