ストライカー装甲車の派生型です。2013年10月から2014年1月に製作しました。
久しぶりに現用車両を製作してみます。ストライカーの誘導ミサイル車です。実は半年ほど前に量販店で購入しましたが、先日開けてみるとパーツA群とパーツE群がごっそりありませんでした。どの流通過程で紛失したのか分かりませんが、こっちはレシートをとっくの昔に捨てていたのでどうしようかと思っていたところ、代理店のクレオスさんが対応してくれて非常に助かりました。感謝しています。AFVクラブのキットはどれも作りやすくてカチッと決まるので丸ごと無駄にならなくて良かったです。危うく部品取りになるところでした。めったに作らない現用なので部品取りも何も無いのですが・・・。
(2013/10/12)
以前は塗装の段階でタイヤ部分もマットブラックで塗装しましたが、今回はつや消しを吹いてウェザリングというように素材を生かしてみようかと思っています。ということでまだタイヤは取り付けません。塗装前にいったんゴム部分をまたはずすかもしれません。
少しずつ上部もできてきました。戦車兵を乗せるつもりなので、なるべくハッチは開けておきます。しかし、細かい部品が多いです。
(2013/10/12)
いやー、いろいろと用事があってなかなか組立てが進みません。エッチングパーツとケーブルを付けたところです。牽引ケーブルは真ん中のドラムに巻き取られ、ガイドに沿って前部中央から繰り出すようです。
前部ヘッドライト、サイドウインカーあたりは複雑な構成になっていて、説明図を見ただけではわかりにくいです。以前一度作っているはずだけれども、試行錯誤して箱絵で確認しながら進めつつも、本当にこれで正確なのか定かではありません。良い感じに一つの塊にまとまったので大丈夫だと思いますけれど。
そろそろ慎重に触らないと、簡単に破損する可能性が大きくなってきました。サイドミラーや機銃などは簡単に壊れてしまいます。
二連装TOW対戦車ミサイル発射機です。普段、大戦ものはメインの武器というと大砲ばかりなので、こんな形状のものが主役?と思うと妙な気分です。現用車は新化し続けているのですね。
(2013/10/27)
ミサイル発射機と後部のドアの組立完了です。ドアはパックリと開閉可動となっています。ただし、開けても中は作っていないので覗いても物足りないです。
ミサイル発射機の支柱はどんなもんかと確かめてみたところ、へこんだままちょっぴり流し込み接着剤が流れていて固定されているようでした。急遽修正しました。危ない危ない。このあたりはなんとなく作りにくいです。
ほぼ組立完了です。タイヤが付いていないと船みたいですね。アンテナは伸ばしランナーで作るよう指示がありました。それだと簡単に破損してしまうので、0.2mmの金属線(ピアノ線)で作りました。
左側面に装備されている支柱のようなもの、支えるベルトがなくこのままでは不自然なので、追加で固定ベルトを取り付けました。エッチングパーツにベルトが多めに付いているのでジェリカン固定用のものでとりあえずOK。なんか手が瞬着まみれになってしまいました。
M1126には無かった排気口カバーがエッチングにて付属していたので利用しました。オプションなので付けなくても良いよいうですが最近稼働中の実車には結構装備されているようです。
エッチングパーツのベルト工作、まじめに作ろうとするとかなり細かい作業を要求されます。ある程度のところで流しても良いかと思います。左側の警告灯が傾いているので後で直さないといけません。
はじめはあまりかっこよくないかな、と思いながら組んでいましたが組立完了すると、なかなか頼りがいのある兵器のようです。全体的にパーツが繊細で、モールドにも切れがあり組みあがったあとにカチッとした印象でとてもかっこよい!
ミサイルが2種類付属しています。正式名称は左がBGM-71Cで右がBGM-71Fです。筒から射出されると自動的に羽が伸びて敵までの飛行を安定させます。
(2013/11/09)
普段作っている第二次大戦ものには見られない、普通の軍服ではない感じ。見ると防弾チョッキのようなものは標準装備されているようです。
装備品がこれでもかというくらい付属しており、ライフルもいろいろ種類が選べそう。M4カービンSEAL、M4カービン+M203(グレネードランチャー付き)、M249SAW、M249PARA 、他にもマガジン各種とドットサイトスコープ各種、光学照準機を選べます。
迷彩塗装はデカールが付属しています。うまく利用すれば手間のかかる迷彩塗装を避けて仕上げることが出来そうです。昔、ティーガーIに乗せたフィギュアをこんな感じで作りましたが、なかなか便利でした。このサイトで割と初めのほうの製作記に載せていました。
ばらばらなパーツをある程度整形して大雑把ですが組み立てて見ました。
ヘルメットを深く被るように若干頭を削りました。このほうが緊張感が出てよいかと。米軍兵士、小物が多いが取り付け指示が無くていったい何のことやら。箱絵も後姿がないので参考にならず。米軍の装備を知り尽くした設計者が何の疑問も持たず当たり前のように装備品を添付した感じ。こちら、米軍装備に関してまったくの素人なので付属の小物をどう付けてよいのかわからずです。もう少し整形してから考えましょう。
右の戦車兵、足が細い気がしますが気のせいでしょうか。首のすわりが悪いのでこちらはあとで修正予定です。他にもいろいろと隙間が出来てしまいました。インジェクションフィギュアでも顔のモールドは良好です。
適当に置いてみただけですが、結構良いですね。表情も普通だし。後はデカールがうまく使えるかどうかです。デカールフィットはもう切らしていて、手元にはクレオスのしか無いんですよねぇ。
(2013/11/24)
塗装前にいったんゴムタイヤをはずしてホイールだけ車体に接着したところです。リアハッチと後方上部のハッチは開閉可能です。中は特に何もないので普段は閉じています。
(2013/12/06)
全て塗装前に中性洗剤で洗っておきました。今の時期、すぐには乾かないでしょうねぇ。
アメリカ戦車兵3名、後ろからのショット。トランペッターのキットは異様に部品が余ったんですけど、まさか背中に何かつけるというわけでもないと思います。リュックを背負っていたらそれこそ車内でミサイルの操作なんか出来ないだろうから。
アメリカ陸軍歩兵、3名です。これで銃を持ったらさまになるでしょう。ゴーグルもつけないと。装備品の場所は、ほぼ想像で取り付けてしまいました。下の写真もですが、けっこういろいろと持たせてしまって大変そうです。現用の米軍歩兵装備はだいたい25kgから35kgだそうです。
(2013/12/06)
各人、小型のリュックと大型のリュック、無線機などを装備させてそれなりにがんばっているところです。リュックや腕の部分などの隙間はエポキシパテで修正しました。
(2013/12/06)
基本塗装を施しました。Mr.ColorのNo.123 RLM83 ダークグリーン (独機上面色)を使用しました。第二次大戦時のオリーブドラブとはまた違った色味です。このくらいでちょうど良いのではないかなぁ。
その後でMr.ColorのNo.340 フィールドグリーンFS34097をコントラストに塗装しましたが、あまりにも色に差がありすぎてけばけばしくなってしまったので、再度上記のRLM83を薄く吹いてコントラストを弱めました。
(2014/01/15)
頼みの綱だったユニフォームのデカールがこの有様です。なんとなく悪い予感はしていたんです。手触りがざらざらで、とてもカルトグラフのデカールなどとは違って「これ本当に水転写デカールかな?」と確かめてしまったぐらいですから。ヒビが入って使い物にならないので自動的にすべてのカモフラージュ塗装は手書きとなります。
うーん、勢い込んで6体も組んでしまいましたからねぇ、シールを貼るだけという前提で。しかも、説明書にはデカールを貼れとしか書いていなくて、自分で塗料を探さねばなりません・・・。ホントに完成するのかな?
ストライカーのタイヤはゴム製で、薄っすらとパーティングラインがあります。左3本は消しました。右のはまだ消していません。角度によっては目立つので一応すべて消しておきます。
(2014/01/18)
タイヤをはめ込んで、つや消しスプレーを全体に吹きました。やっとかっこ良くなりました。細部塗装とウェザリングをすれば完成です。
(2014/01/18)
デザートパターンの迷彩を塗装中です。独断でタミヤエナメルのXF-52 フラットアース、XF-57 バフ、XF-60 ダークイエローを使用してみました。うーん、悪くないかと思います。
6体顔塗り終了しました。ツヤの加減はまだですけどこんな感じかなぁ。左はアジア系の顔つきで右はどちらかというと白人系でしょうか、ちょっと濃い目です。
(2014/01/18)
以前作ったストライカーと同様に、スコップなどの留め具が無いので、プラバンドにて簡単に工作しました。今頃気づくのは遅すぎます・・・。
(2014/01/22)
ミサイルのBGM-71CとBGM-71Fですが、エナメルのガンメタルとゴールドを混ぜて筆塗りしましたが失敗しました。だめだめですね。上は塗装をいっぺん剥がしたところです。クレオスMr.Colorのエアブラシで改めて仕上げようと思います。完成作品のコーナーでお見せします。
(2014/01/22)
良いものを見つけました。ペリスコープはこれを使えばよいアクセントになりそうです。
(2014/01/22)
フィギュアもほぼ塗装が終わるところです。これ、大変な作業です。雰囲気がそれらしければよいかなぁと。車両もフィギュアももう少しで完成です。
(2014/01/22)
昨年10月くらいからちまちまと製作していたストライカーがやっと完成しました。欠品やデカールのひび割れ(フィギュアのほう)を乗り越えて一応完成です。
自分のHPを見ると4年半前にノーマルタイプのストライカーを作っています。あれはあれで気に入っているのですが、今回はもう少し基本色を実車に近づけられたかなぁと思います。
それと、以前はパステルで盛大にウェザリングをしたので今回は控えめに、基本的にウォッシングのみです。足回りだけ少しパステルワークを施しました。
排気口カバーの内側、黒く塗ってないのが分かってしまいました。普通に見るとほとんど分からないのですが・・・。
後ろの大型ハッチは開閉可能です。中は製作していないのであまり覗き込むとがっかりしますけど。オレンジの警告灯が個人的にはすごくツボになってしまいました。戦車を作っているとあまりこういうカラーリングは無いのでたまには面白いです。
角度によってはオレンジのヘッドライトもツヤありなので光るのですがこの写真では光りませんね。
ペリスコープのマーキングシールにロケットの照準器?のようなもの用のシールも付いていたので使ってみました。現用っぽくて良い感じです。
タイヤはトレッドパターンを視覚的に強調できるようにウォッシングを派手に行った後に、ラバーブラックで汚しすぎたところをタイヤの色に戻して調整しています。
デカールは正直なところドラゴンのほうが貼りやすいですが、何とかなりました。もう少しやわらかめでも良いのでは?
搭乗予定のクルー3名です。最後にブラウン系でウォッシングをして色味を落ち着かせました。
ミサイルも仰角を最大にしてやる気アップ。あ、でもこの状態で発射したら炎でクルーがまずいことになりますけど。
操縦席にいるクルーは両面テープで腿を仮留めしています。いつでも取り外せるように。カバーの影で暗くなって写真が取りにくいです。
米軍現用歩兵3名です。特に真ん中の兵士は不敵な面構えになりました。ニーパッドも足首までずらして下ろしています。
もう少しアップで撮ってみました。左の兵士のゴーグルはカバーを掛けてあるのでつや消しですが、右はガラス面なのでクリアー塗装でつやを出しました。
迷彩塗装をするとリュックの輪郭も判り難いですね。いや、それが迷彩の役目なんですけど。何個かオリーブドラブのザックにしたのは模型的にはアクセントになってよいかと思います。
エナメル塗装してからラッカー塗料でつや消しを吹くとその上からエナメルウォッシングをしても大丈夫です。吹きが甘くてごっそり苦労した迷彩の腕が溶けた兵士もいましたけど。
アメリカ軍の現用ライフル、コルトM4カービンだと思います。ランチャーつきです。
中央のミサイル2本、ゴールドとシルバーを7:3くらいで混ぜたものをエアブラシで吹きました。ミサイルはピカピカのほうがかっこ良いのでこのままです。
クルー3体と歩兵3体を入れると結構にぎやか。実際のところフィギュアのほうが大変だったかなぁ。その割に苦労が報われているのかどうか・・・。とにかく時間が掛かりましたが結構楽しく作れました。
いやー、出来はともかくとして久しぶりの完成作品なのでとても気持ちが良いです。
(2014/01/24)
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