スマートキットの4号突撃砲です。ツィンメリットコーティングを施しました。2014年11月の製作です。
今回は4号突撃砲初期型を製作してみます。スマートキットなのでプレミアムキットよりエッチングパーツの量は少な目となっておりそれでもリアルさを損なわないパーツ割りになっているようです。
じつは自分が持っているツィンメリット・コーティングのセットにワッフルパターンがあるので、この突撃砲に使ってみました。ワッフル、イコール突撃砲というイメージが自分の中であったのでコーティングしてみました。マス割りの模様は彫っていないのですがなかなか味が出たかと思います。
小さな面を少しずつツィンメリットコーティングで埋めていきます。内部は上面装甲で塞いだら見えなくなるので記念撮影。ふさぐのが惜しいくらい良い感じ。
(2014/10/24)
とりあえず組立完了しました。全体的に車高が低くてかっこ良い感じです。
この車両は車外装備品がけっこう多いです。予備キャタピラは前に2箇所、右側にも1箇所あるし後ろにもキャタピラを積んでいます。フルアーマーっぽくてよい感じ。予備転輪は左側にあります。引っ掛けるスペースがない割りにいろいろと盛りだくさんに積んでいます。
全体的にエッチングパーツの量が多くないので組み立てやすいです。タミヤのキットに比べるとちょい難しいですけど。
ある程度のパーツが組みあがったら一気にくみ上げたほうがトラブルになりにくそう。左右フェンダー、車両後部、砲塔周り、車両中央部とすべて調整しながら組んだほうが隙間ができにくいです。まぁ、隙間ができてもパテで埋めればある程度修正は可能なので勢いで作れます。ただ、コーティングをしながらの作業はちょっと大変でした。
ドラゴンのフィギュアを1体付けてみます。機銃のほうに座らせるために足の角度を調整しなければなりませんでした。
一応ここが定位置。両足を車体内部に入れて座らせるのが難しい。なんだかモノクロの写真みたいだな。
ダークグリーンで迷彩色を吹きました。このパターンが個人的にはけっこう好きです。でもここで終わらせると前回のパンターとパターンが似てしまうので今回は3色迷彩とすることにしました。
レッドブラウンも吹いて多少3色のバランスも調整したところです。あとは備品などを塗装してウェザリングです。
(2014/11/02)
ツィンメリットコーティングのパターンを際立たせるために少し強めにウォッシングを行いました。
足回りは多少土埃の色で汚しましたが今回はあっさり目にしました。
マーキングは1944年、ウクライナでのある突撃砲旅団らしいのですがちょっとよく解かりません。フェンダーのマークはアルファベットのHかな?
そうそう、今回の写真は黒バックで撮ってみました。いつも使っているグレーが汚れてしまい洗濯中なもんで。黒バックはけっこうかっこ良いかな。ほこりが目立つんだけど。
デカールはタミヤとクレオスのデカールフィットをこれでもかと投入したので、凸凹したコーティング面にもばっちりフィットしました。あまりやりすぎると溶けるかと思いましたが大丈夫でした。
車体内部は白で塗装しました。普段は戦車兵が座っていて見えないので大まかな塗装です。
今回はコーティングや多くの車外装備品を見せるためにシュルツェンを取り付けませんでした。支柱は結構細くてやわそうです。これで鉄板を何枚も支えられる強度があったのだろうか。
シュルツェンの取り外しで当たりそうな部分は塗装を剥げさせました。
砲塔はほんの少しだけ上下に動きます。実車でも待ち伏せて必殺という使い方が多かったのでしょう。回り込まれたらそれこそ対応出来なさそう。
このポージングだとこの場所にしかフィットしません。左手はハッチのフックに手をかけています。このために足の角度の大手術を敢行してますから。
ドラゴンのけっこう古いフィギュアの割りに、うーん、まぁ、うまく顔も塗れたほうじゃないかなぁと思いますけど。服の皺の暗いところなんかを塗るのも難しいです。
砲塔が付いてないから簡単に完成するかと思ったのですが、コーティングを抜きにしてもけっこう大変でした。車外装備品が多かったです。全体的には上品な塗装になったかなと思います。黒バックのせいかもしれないけど。
(2014/11/05)