最近、航空機の模型をちょくちょく作っていますが、今回は久しぶりにハセガワのプラモを組んでみます。スツーカ急降下爆撃機です。これは機関砲装備なので攻撃機かな。
ここでコックピットの内装パネルをきちんと接着しておかないとコックピットと干渉して組み難かったです。私の場合はコックピットのフロアを少し削って無理やり合わせました。
でかいな、この翼は。作りがいがありそうです。とりあえず機関砲のマウント部分にドリルで穴を開けました。
シートの辺りが寂しいので、パイロット席と機銃席に別売りのシートベルトを追加しました。アクセントにもなるし、まぁまぁ良い感じです。
(2016/03/08)
そういえば、ディアゴスティーニの「隔週刊 第二次世界大戦 傑作機コレクション」ってけっこう出来が良さそうです。こんなの出されたらますます模型を組む人が少なくなっちゃいそうでちょっと心配です。全部そろえたらさぞ壮観でしょう。全部そろえたら16万円くらいだね。全国でどれくらいの人がコンプリートするのだろう。NHKの語学テキストみたいに最初だけバカ売れな気もします。
四苦八苦しながらも何とかコックピットを本体に格納しました。胴体が随分と細長い航空機なんですね、スツーカというのは。
キャノピーの胴体への合いは良好なようです。後ろの機銃あたりの組み込みが面倒そうです。
スツーカ・タンクバスターと言うくらいだから2門の37mm機関砲がアピールポイントなんですよね。それなのにこのパーツはもう少し頑張っても良かったのでは?銃口も開いていないし、フラッシュハイダーのサイドの穴もモールドがほとんどないです。一番の売りのパーツがこんな状態というのはちょっとがっかりでした。ちまちま自分で穴を開ければ済む話なんですけど、ファンに向けてのメッセージがこれかって思うと残念です。文句があるならメタルパーツを買えば済むんですけどそれにしてもね。でも、基本的にはハセガワを応援しています。まぁ、今となってはずいぶん古いキットですからね。
タミヤの曲面にも貼れるマスキングテープを使ってみました。このくらいの小さな窓なら別にノーマルタイプでも良かったのですがちょっと使い心地を確認。ビニールのように若干伸びるのである程度の曲線にもうまくフィットしそうです。
(2016/03/17)
なんだかスピナーと本体の間が中途半端にすき間ができるような気がして、スピナーの中心を少し削っちゃいました。そういえば次回プロペラ機を作るときには息を吹きかけて回るくらいにしたいと思っていたのに忘れてた。
(2016/03/20)
結構きれいに色が乗りました。
そうそう、名門チームのプロ野球選手の賭博に対する処分が罰金と1年間の出場停止だそうですね。私の感じではこれくらいで十分だろうなぁ、と思っていたら意外と周りは厳罰を希望していてびっくりしました。そんなに完璧な人間なんていないって。まだ若いんだからこれくらいでいいでしょ。一人ぼっちの会見を見たらなんだか可哀相に思えたもんです。そういえば、昔、トランプ賭博の会見でトランプ柄のセーターを着ていたすごい選手もいましたっけ。
Mr.カラー115番のRLM65ライトブルーを使用しました。
エアブラシの時間よりもマスキングをしている時間のほうが圧倒的に長いんですよね、これって。なんだかたくさん使いすぎてもったいないかなぁ。まぁ、ケチるときれいに塗れませんからね。
(2016/03/22)
脚と機関砲はやっぱり塗装後に接着のほうが良かったか。もう、マスキングが大変です。
今回、特にウェザリングをするつもりはないので迷彩色に多少色褪せ表現だけ付けてみました。
マスキングテープの節約にいらない紙を使用したりマスキングゾルを使用してみたりとやってみましたが、結局はマスキングテープが一番でしょう。
ハセガワの説明書と完全に一致したパターンをマスクするのは難しいんですが、直線的なカクカクした特長の迷彩でなんとなく雰囲気が出ればよいかなぁ。
このデカールは全体的にもう少し印刷が濃いほうが良いかな。黄色の薄い部分はところどころ塗り直しました。ちょっと筆ムラが出ちゃいましたがサンドペーパーで均して半ツヤコートをすればそんなには目立たないかと思います。
(2016/04/02)
対戦車砲搭載の特徴あるスツーカが完成しました。逆ガルの主翼と固定脚が特徴です。
ただし超重量級の装備なので機体が重くなり安定性にも欠けており、操縦はかなり難しかったそうです。
古い設計だった割には終戦まで使用され、合計では6,500機以上が生産されました。
前回のメッサーシュミットBf109とほぼ同様に結構似たような色の迷彩色です。地味な色ですがその分デカールが映えます。
マーキングはハセガワの説明書によりますと第2地上襲撃航空団の司令機、Kdr./SG2、とのことです。最終的には速度も遅くて空戦能力が低いのでフォッケウルフFw190の爆弾搭載タイプに切り替わっていきます。
37mm砲は砲口を開口してフラッシュハイダーのつぶつぶをドリルで開けました。
スピナーのデカールをぴったり貼るのが難しい。デカールフィットを駆使しましたがわずかにしわになってしまったか。
着陸灯内部は空っぽだったので透明のプラパーツを仕込みました。あまりあからさまに中が見えてしまうとちょっとよろしくなさそうなので、最終的にはクリヤーグレーを塗ってスモーク塗装としました。ちょっと見えるくらいでちょうど良さそう。
金属線のアンテナがピンと張れたのでホッとしています。これって結構難しいんですよね。
このキットはマーキングが一種類しかないのでちょっとつまらないと言えばつまらないかな。
タイヤにはベージュ系ですみいれしてディテールを強調しました。
スミ入れの余計な部分をきれいにふき取ったつもりでも残っていたりしました。肉眼はあまり当てにならないのかなぁ。ウェザリングをしない仕上がりが好きならこういう部分をきれいにしておかないとね。
作り始めたときはなんだか古臭い設計であまりかっこ良くないなぁ、と思っていましたが、組み上げてみると迫力があって非常に素晴らしい。両手をグワッと伸ばしたようなガルウィングが眩しい機体です。
(2016/04/04)