ドイツI号戦車A型 トライスター 1/35

ドイツI号戦車A型 トライスター 1/35 AFV ドイツ
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ドイツI号戦車A型 トライスター 1/35 プラモデル製作手順 組立と塗装 製作記 完成写真
“このキットはもう何年も前に一度組んだことがあって、再び手にしました。精確に言うと前は製品番号028で内部が恐ろしく細かく再現されていたキットでその代わりというかフィギュアは付いてなかった記憶があります。今回はドイツ戦車兵のフィギュア2体が付いているのでせっかくだから乗せてみようと思います。本キット「003 ドイツ I号戦車 A型」は、2000年代初頭にリリースされたもの。箱を開けた瞬間に感じるのは、当時としては破格の精密感。足回りのサスペンション構造、細かなリベット、車体裏のモールドなどどこを取っても「作り手の熱」が伝わってくる内容です。
今でこそ、ドラゴンやAFVクラブやタコム、ボーダーモデルなどから精密な戦車キットがたくさんリリースされていますが、当時のトライスターの製品はまさに時代を先取りした存在だったと思います。とくにI号戦車という比較的マイナーな車両をこれほどの完成度でキット化したこと自体が当時戦車プラモデルをたくさん作っていた自分としてもけっこうな驚きでした。残念ながらトライスターはすでに廃業し、新品を入手するのは困難になってしまいました。それだけに、こうして手元に残る1台は、まるで過去の模型黄金期を物語る「遺産」のような存在です。あ、でも全部じゃないかもしれないけどホビーボスが金型を引き取って生産しているので入手できる製品もけっこうあるかと思います。”

ドイツI号戦車A型 トライスター 1/35 プラモデル製作手順 組立と塗装 製作記 完成写真
実際に組み始めるとそれほどパーツ数は無いのでシャーシも簡単に組立が進みます。この取説はけっこう指示が細かいですね。転輪にモールドが表と裏では微妙に違っていて、注意して取り付けるよう指示がありました。ほとんど分かりません。なるべく転輪が真っ直ぐになるように調整しました。

ドイツI号戦車A型 トライスター 1/35 プラモデル製作手順 組立と塗装 製作記 完成写真
まだ細かい車上のOVMやハッチ類は取り付けていませんがモールドが細かくて良い感じです。フェンダーの網目のモールドなど。

ドイツI号戦車A型 トライスター 1/35 プラモデル製作手順 組立と塗装 製作記 完成写真
I号戦車の砲塔です。ボールペンと比べてもとても小さいです。流し込み接着剤を使うと砲塔の可動部分に入り込んでしまうので普通の粘性のあるプラ接着剤にしておいたほうが良いと思う。

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ジャッキや消火器?マフラーやアンテナケースなどを取り付けてだんだん組み立てが進んできました。

今回の参議院選挙、参政党の勢いが凄いんですね。日本人ファースト、よろしいではないですか、排外主義が行きすぎなければ。国民民主にも頑張ってほしいけど。榛葉さんの演説がけっこう面白いんですよね。でもなんか自民と立憲が大連立組みそうで嫌な予感しかしないんですよ。これって官僚独裁政治の完成形だよなぁ、財務省が裏で手をまわしているんだろうから。
(2025/07/15)

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I号戦車って砲塔が小さくて機関銃しか武装が無いんですよね。こんな感じです。兵器なので何なのですがかわいいというかなんというか。戦車だけど対戦車能力ってこれじゃぁぜんぜん無いですね。I号戦車は本来、訓練や機械化部隊の整備を目的とした“練習用戦車”として開発されたものなので、武装も7.92mm機関銃2挺だけなんですよね。1930年代半ばのドイツ再軍備の初期段階の産物ですから、そもそも「本格的な戦車戦をするぞ!」という意図ではなかったわけです。でも、スペイン内戦やポーランド侵攻では実戦投入されていて、当然ながら他国の本格戦車(たとえばT-26やBT戦車)には歯が立たず……。ドイツ軍も「これはヤバい」と気づいて、急ピッチでII号・III号・IV号と次を出していく流れになるんですよね。スペイン内戦と言えばこのあいだまでさんざんHoI4で内戦に明け暮れていました。このI号戦車、砲塔が別パーツで旋回できる構造や、リーフ・スプリング(板ばね)式を採用した点など、のちのドイツ戦車設計につながる基礎が詰まっています。

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手元のアハトゥンクパンツァー7集のI号戦車の記事によりますと、エンジン回りの装甲の脆弱さを補うために吸排気装甲カバーが1937年7月に認可されたとの説明がありました。キットでもオプションで部品が付いているので装着することにしました。さすがに1939年9月のポーランド戦のころにはこういう車両も結構あったのではなかろうかと。

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キットにはけっこう精密なフィギュアが2体付属していました。戦車が小さい分、2人も乗せると単なるアクセサリではなくもう一つの主役に見えます。原型師、平野義高氏が手掛けたものなので出来はとても良いです。顔立ちにしっかりと個性があり、制服の皺や装備の質感にも手が抜かれていない。ドイツ軍エリート部隊の初期の戦車兵用のパンツァーベレー帽を被っていてポーランド戦時の車両には良くマッチしそうです。本物同様、内帽の芯が再現されいてちょっとゴワゴワした感じなのかな。フランス戦まではよく見られたこの装備も、やがて簡略化された野戦帽に置き換えられていきます。

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実際のところは解りませんが、この003番キットの連結履帯、ただのプラ連結ではなくてモデルカステン製SK‑70可動履帯がそのまま流用されているんだと思います。片側からはめ込んでもう片側をピンを差し込むという構造はそうそうありませんからね。優れた可動性と質感を発揮していて組み立てていても非常に満足です。高品質なサードパーティ製部品を素組みのままで楽しめる点は、まさにトライスターらしいこだわりの作りが光る部分ですね。まぁ、面倒と言えばめんどうくざいところもありますけど。

ドイツI号戦車A型 トライスター 1/35
パーツによってはニッパーで切ったほうがきれいに整形しやすかったり、デザインナイフで上から切ったほうが良かったりといろいろありますね。細かいけどパーツの精度が良いのは作りやすいです。

最近、参政党や新しい政党の動きに注目が集まる中でもっと根本的な体制の変化が静かに進んでいる気がしてならない。マスコミもネットも喧しいけれど本当に大事なことは目立たない。森山氏、石破氏の本来の目的は党内保守派を完全に駆逐して親中・緊縮財政の立民との大連立が最終目標だとの意見もあります。まぁ、陰謀論っぽいけど政界再編したほうが投票する方としても解りやすいのかな。ハニトラやマネトラが横行してそうだし全て某国の指令のもとだったら怖すぎ。
(2025/07/19)

過去作品です。

IV号戦車D型 トライスター 1/35

















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