北西ヨーロッパで活躍したアメリカ戦車兵のキットを組んでみます。全員手袋をしてジャンパーやコートなど寒くない格好をしています。おそらく1944年の秋冬あたりから1945年くらいでしょう。オランダ・ベルギー・ドイツ西部かな。
左はオリジナルのヘッドです。ちょっとごつい感じの兵士。このキットには5体のフィギュアが入っていましてそのうち4つはヘッドを交換しました。
ヘッドを交換と言っても戦車兵ヘッドギアのフィギュアは切り貼りがけっこう難しいです。ヘルメットの兵士は比較的容易です。
ミニアートのパーツリストはこのようなシンプルなものです。以前ミニアートのキットを作ったのはだいぶ前でしたねぇ。
ミニアートの箱絵の裏にはオリーブドラブで塗装するように指定されていましたが、ボックスアートはどう見てもダークイエローかデザートイエロー系に見えます。全員ベージュっぽい仕上げにしようと思います。さてと、これから赤坂までロードバイクで一走りして寿司でも食べてこようか…。今日は暑くも寒くも無くてちょうど良さそう。
(2017/04/22)
このキットにはデカールが付属していないので細かい階級章や部隊マークは手描きか自作デカールしかないです。今回は両方使い分けました。ヘルメットに階級章マークがあると途端に偉い人感がでてくるのでグッド。大尉かな?バンドオブブラザーズでソベル大尉が同じようなマークだった記憶があります。そういえばバンドオブブラザーズを観ていてソベル大尉がフレンズのロス役の方なので初めのころは違和感ありまくりで困った。ソベル大尉は性格悪いしね。スパゲティが異様にマズそうだったのを覚えています。書いてたらまた観たくなってきた…。いや、ソベル大尉は実在の人物だったのにびっくりです。しかもフレンズのロス役のデヴィッド・シュワイマー氏と似ているのもまたびっくり。
このフィギュアに選んだヘッドは割と自然な表情に仕上がって結構気に入っています。
今回のキットはユニフォームのしわが多めのモールドですね。少なすぎてもおもちゃに見えるからこれくらいで丁度良いんだろうか。
笑い顔のレジンヘッドを選んだんだけど、なんというかいまひとつ目が大きすぎたか。外人さんは目鼻立ちがくっきりしているのでこれくらいで丁度良いかとも思ったのですが。作業服のフードの上からヘルメットをかぶっている感じで面白い。
たぶんシャーマン戦車に合わせるのが一般的だと思います。手持ちがドラゴンのM4A1とタスカのM4A1、あとはドラゴンの赤軍シャーマンとイスラエル軍しかないので、ちょっとどんな感じなのか作りかけのドラゴンのM4A1と組み合わせてみました。
アルデンヌならシャーマン・イージーエイトやシャーマンジャンボがマッチするのかね。でも、M4A1もイタリア戦線で1943年から終戦まで頑張っていたので寒い冬を越えたこういう格好の戦車兵もたくさんいたでしょう。
この兵士が一番リラックスしていますね。こちらもただの立ち姿ではないのでシャーマンに合わせてみた。まぁ、ぶっちゃけ戦車は塗装前なのでどこ戦線でもいいやね。これらのフィギュアはシャーマンにけっこうぴったり合いそうです、ポーズ的にも状況的にも。
これらの戦車兵は全員ダークイエローなどサンド系のユニフォーム一色で代り映えがしないのでウォッシングやドライブラシなどでメリハリを利かせました。実際のところ長期間戦車とともに戦っていれば作業服やらユニフォームはこれ以上に汚れや劣化はあると思う。フューリーに出てくる戦車兵なんかすごいもんね。
海外通販のタンカースジャケットをみると新品はオリーブドラブやカーキドラブのように見えるけど、戦場写真や中古ジャケットは黄色っぽいからやはり色褪せしてるのだろう。こういうのは塗り終わってからじゃなくて組み立てる前に調べるべきでした。箱絵を信用して塗装しちゃいました。ちょい前に製作した全身レジン製フィギュアのほうが出来は良さそうだけど、こちらもそんなに悪くはないと思う。
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