マスターボックスのフィギュアはモールドがとても良いものが多いです。このキットは特に第二次世界大戦の有名将軍を集めているからなのか力が入っているように思います。貴重なキットですね。個人的には山本五十六元帥や山下奉文大将、東條英機元総理大臣もリリースしてくれれば買いたいですね。
フィギュアは製作過程を紹介しなくてもいいね。普通に問題なく組めます。フィギュアによってはパーツをチョイスしてヘッドを変更可能だったりします。
ドゴール将軍が高身長なのがこれでわかります。帽子があってさらに背が高く見えます。
モントゴメリー将軍とパットン将軍です。モントゴメリー将軍の腕の付け根に少々隙間ができたのでパテ埋めしています。あと、ボックスアートにはパットン将軍の愛犬がいたから付いてるのかなーと思ったらありませんでした。ちょっと残念。自分で一から作るのは難しいですね。それと、モントゴメリー将軍の帽子は2種類から選べるので自分のなじみがあるベレー帽をチョイスしました。
1箱に6体も入っていて色々楽しめてお得。でもみんな塗装パターンが違うから細かい部分の塗り分けなど大変です。
エーリッヒ・フォン・マンシュタインドイツ陸軍元帥。グデーリアン将軍と並んで高位の将官の中ではかなり有名なドイツ軍人かと思います。元帥という最高位の将軍だと帽子の細い線がゴールドだったり、いろいろなところに付いている階級章も派手で細かいものです。乗馬ズボンの側面のラインはなんちゃって。極細の線もあるのかもしれないけど細すぎて筆で描けない。勲章はモールドがあるので筆で描くのもなんとかなる。
杉山元 大日本帝国陸軍軍人。元帥陸軍大将 杉山は盧溝橋事件時の陸相、太平洋戦争開戦時の参謀総長。ゴールドのショルダーコードを肩から下げて優秀に見えます。若い頃の戦傷で片目があまり開かなかったらしいです。細かい顔の塗装なので難しいのですが偶然そんな感じになりました。
ゲオルギー・ジューコフ元帥。ソ連邦英雄。ゴールドと赤の階級章その他いろいろな飾りが目につきます。青い乗馬パンツ、こちらもサイドの赤い線は細すぎる部分はちょっと難しい。全体的に6体とも自然なポーズで塗りやすいし飾りやすい。ちょっと糊で仮留めするだけでちゃんと立つので扱いやすいです。
パットン将軍はヘルメットの星の塗装が難しい。こういう細かい星とか胸の勲章とかいろいろデカールを付けてくれればよかったのに、フィギュアのパーツだけしか入っていないので塗装が大変です。ヘルメットは少し凸モールドを自分で加工してから星を塗装しました。それでも箱絵が参考になるのがわずかな救いですか。でも箱絵と中身がすべて一致しているわけではなく微妙にポーズやパーツが違いました。
バーナード・モントゴメリー元帥。黒ベレー帽のほうがモントゴメリー元帥っぽい感じがするのでこれでOK。たぶん顔のモールドも本人に似てると思う。今回の当人物はベレー帽以外それほど派手な装飾が無いので他の将軍に比べるといくらか地味です。袖の部隊マークは見よう見まねで手書きして疲れた。
ドゴール将軍。後のフランス大統領。このフィギュアは何といっても帽子の塗装が大変でした。細かい金の羽根の刺繍が難しい。いちばん細い筆でそれなりに見えるように頑張って描きました。陶磁器のお皿に細かい模様を描く職人になったような気分でした。
(2023/10/16)
戦車、飛行機、艦船、ミリタリーフィギュアの模型に興味があり、気が向いたときにちょこちょこと作っています。戦史にも多少興味があります。小学生でタミヤのMMを作り始めました。小中高大と中断と再開を繰り返し、模型歴は約30年です。2007年2月から「細密桃源郷」というサイトをひっそりとやっていました。2016年12月から同名でブログにしました。
