8.8cm Flak18 ドイツ軍高射砲 AFVクラブ 1/35

8.8cm Flak18 ドイツ軍高射砲 AFVクラブ 1/35 AFV ドイツ
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AFVクラブの88㎜砲とドラゴンの砲兵セットを組み合わせてみました。2014年の7月製作。

8.8cm 高射砲 AFVクラブ 1/35 箱絵 ボックスアートリリースされた当時、2005年にはかなり品質と評判の良い8.8センチ高射砲を組んでいます。AFVモデラーなら作っておくべきといろいろなところで書かれていたので、いつかは手にしてみようかと思っていました。タミヤの名作キットすら作ったことが無いのでうまく出来るのかちょっと心配ですが・・・。

8.8cm 高射砲 AFVクラブ 1/35 パーツ一覧大砲キットの割にはパーツが多く、金属やビニールなどいろいろな素材があります。

8.8cm 高射砲 AFVクラブ 1/35 メタル砲身過去の大砲キットと同様に、はじめのうちは自分の中では何をどう組んでいるのかあまりピンときません。細かい部品がたくさんあるので慎重に組んでいきます。説明書で解りにくい部品の取り付けは、いったい最終的にきっちり組み上がるのか不安な部分もあります。

8.8cm 高射砲 AFVクラブ 1/35 砲の口径が88mmなんとなく全体が解りかけてきました。砲の口径が88mmもあるとさすがに迫力があります。アルミ砲身なのもありがたい。

8.8cm 高射砲 AFVクラブ 1/35 砲の部分は完成もう少しで砲の部分は完成です。金属パーツがところどころあると素組みでもなんだかすごいことやっている感が出てきます。でも、ホント組むだけでも細かくて大変です。砲の仰角は可動するようになっていますが、外れやすいのでどこかのタイミングで固定しようかと思います。

8.8cm 高射砲 AFVクラブ 1/35 運搬状態と射撃状態から選べる運搬状態と射撃状態から選べるので、射撃状態で組んでみました。あとはキャリアーの製作が残っています。こちらもけっこう大変そう。なかなかかっこ良くできたのでこうなるとやはりフィギュアを横に立たせてみたくなります。
(2014/07/19)

8.8cm 高射砲 AFVクラブ 1/35 砲の運搬台座砲の運搬台座がほぼ完成しましたがナイロンのケーブルをリールに巻き付ける工程が残っています。これが難儀しそう・・・。台座の組立もけっこう細かい部品が多くて大変でした。

8.8cm 高射砲 AFVクラブ 1/35 対空砲本体は防弾板を取り付け対空砲本体は防弾板を取り付けてとりあえず完成です。砲の仰角がどの角度で見ても非常にかっこ良いので固定してしまおうか迷います。

8.8cm 高射砲 AFVクラブ 1/35 組立完了これ、塗装では入り組んだところが多そうですねぇ。エアブラシの塗料がちゃんと行き渡るかなぁ。

8.8cm 高射砲 AFVクラブ 1/35 砲の台座 リールの巻き付けナイロンケーブルも無事に巻けて完成しました。ケーブルはところどころ巻いている途中に瞬間接着剤を垂らすと一気にばらばらになって巻き直すことがなかったです。

8.8cm 高射砲 AFVクラブ 1/35 前輪部と後輪部、対空砲本体の3つに大まかに分かれます運搬姿勢にしないと前輪部と後輪部、対空砲本体の3つに大まかに分かれます。いつも作っている戦車だと一つの塊でまとまるので、今回はなんだか少し落ち着かない気がします。
(2014/07/21)

ドイツ高射砲クルーセット ドラゴン 1/35手元にドイツ高射砲クルーセットがあるのでこれを組んでみます。1体は過去の作品、sIG33 15cm歩兵砲に使用したので残りが5体あります。

ドイツ高射砲クルーセット ドラゴン 1/35 防寒着を着込んでいる防寒着を着込んでいるのでフィギュアの体形が若干ふっくらしている気がします。バリやヒケ、隙間が多くて少し整形が大変。

8.8cm 高射砲 AFVクラブ 1/35 着座姿勢のフィギュアの定位置着座姿勢のフィギュアの定位置はこちらです。あまり表情が見えません。

ドイツ高射砲クルーセット ドラゴン 1/35 ヘッドをレジン製ヘッドに交換キット付属のヘッドをレジン製ヘッドに交換しました。ちょっとうつむき加減でどよーんとした雰囲気です。だいぶお疲れの様子。

ドイツ高射砲クルーセット ドラゴン 1/35 斜め上方を見上げている2体斜め上方を見上げている2体は顔がほぼ隠れているのでヘッドはキットのままです。一人は測距儀、一人は双眼鏡で敵機を見ています。

ドイツ高射砲クルーセット ドラゴン 1/35 斜め上方を見上げている2体 後姿こちらが後姿。もう少しパーティングライン等の整形が必要です。ポーズはなかなか良いのではないでしょうか。

ドイツ高射砲クルーセット ドラゴン 1/35 弾薬装填係の二人弾薬装填係の二人。右にある砲弾、砲尾にはエッチングパーツを使っており、フィギュアに持たせると見えなくなってしまいますが贅沢なディテールアップです。左のフィギュアはちょっと太り気味であごが無いんだよなぁ、あごが。そこがちょっと不満ですが世の中ハンサムばかりではないので問題なし。

ドイツ高射砲クルーセット ドラゴン 1/35 高射砲と砲兵のレイアウト立ち位置はばらばらですが、適当に配置するとこんな感じです。対空砲だけのときより少し臨場感が増します。本来は運用に際して10名くらい必要ではないかと思います。フィギュアを並べると88砲がけっこう大きいことがわかります。
(2014/07/24)

8.8cm 高射砲 AFVクラブ 1/35 サーフェイサーを吹きました本格的に塗装を行う前にサーフェイサーを吹きました。以前、海外の方からメールで「全体にサフを吹く必要があるんでしょうか?」と質問を受けたのですが、サフを吹くと後の工程で均一に色が乗りやすいのでメリットがあるかと思います。

8.8cm 高射砲 AFVクラブ 1/35 ジャーマングレーの基本色今回はジャーマングレーの基本色でいきます。

ドイツ高射砲クルーセット ドラゴン 1/35 フィギュアを基本色で塗装フィギュアを基本色で塗装しました。筆で塗装しましたが、エアブラシのほうが簡単だったかも。

8.8cm 高射砲 AFVクラブ 1/35 マーキング東部戦線マーキングは説明書によると東部戦線のいずれかの場所のようです。船のキルマークと戦車のキルマークがあります。ということは何もマークが無いのは対航空機の撃墜数かも。ということはすごい戦功を持った対空砲です。AFVクラブのデカールは薄くてデリケートなので扱いに多少注意が必要です。
(2014/08/12)

8.8cm 高射砲 AFVクラブ 1/35 ヘアスプレー技法 冬季迷彩前回製作したIII号戦車H型に続いて今回もヘアスプレー技法を試してみました。冬季迷彩の白はもともと薄っすらと塗装していたという前提でところどころ剥げて下地のジャーマングレーが見えるという設定です。ランダムな剥がしを心がけました。戦場での応急処置的な冬季迷彩は剥がれやすい事もあったかと思います。
(2014/08/14)

8.8cm 高射砲 AFVクラブ 1/35ドイツ軍の88mm砲がようやく完成しました。弾丸発射時の初速が速く、装甲貫徹力があったので対戦車砲としても活躍しました。対空砲撃時の有効射程はだいたい7,000m程度でした。

8.8cm 高射砲 AFVクラブ 1/35 完成写真ティーガーI重戦車やティーガーII、つまりキングタイガーにも搭載される優秀な砲で、ドイツ陸軍の屋台骨を支えたといえるでしょう。

8.8cm 高射砲 AFVクラブ 1/35 完成写真苦労して組み立てただけあって、高射砲は単体でも他の小さめの榴弾砲や対戦車砲なんかよりもひときわ存在感があります。

8.8cm 高射砲 AFVクラブ 1/35 完成写真 ヘアスプレー技法で塗装の剥げ今回、製作記にも書きましたとおりヘアスプレー技法で薄っすらと吹いたフラットホワイトを剥離させています。

8.8cm 高射砲 AFVクラブ 1/35 完成写真 チッピングも併用チッピングも併用して少し変化をつけました。ただしあまりうるさくならないように控えめな仕上げとなりました。ヘアスプレー技法は劇的に効果が目に見えるのでとても面白い。

8.8cm 高射砲 AFVクラブ 1/35 完成写真 金属がこすれそうな部分金属がこすれそうな部分と砲尾はメタリックで光らせました。目立たないところにスコップなんかも付いています。

8.8cm 高射砲 AFVクラブ 1/35 完成写真 黄色のキルマーク黄色のキルマークが目立っており、はたして冬季迷彩の効果があるのかなと思いますけど、模型的には見栄えがします。

8.8cm 高射砲 AFVクラブ 1/35 完成写真 こげ茶でウォッシングフラットホワイトとジャーマングレーだけだと塗装に深みが出ないので茶色系、こげ茶などであまり干渉しない程度にウォッシングを行いました。加減が難しいです。特に白い部分はすぐにウェザリング効果が出てきます。

8.8cm 高射砲 AFVクラブ 1/35 完成写真 運搬車両運搬車両はけっこう細かい部品構成となっています。つるはしやハンマーがたくさんあるのは、射撃姿勢に砲を固定するときにいろいろと作業があるからなのでしょう。

8.8cm 高射砲 AFVクラブ 1/35 完成写真 フェンダー部分フェンダー部分が大きな面積を占めるのでランダムに剥げとチッピングとウォッシングを行っています。

8.8cm 高射砲 AFVクラブ 1/35 完成写真 垂れ下がっているチェーンところどころに垂れ下がっているチェーンが細かくてよく出来ています。こういうものが精密度をアップさせてくれるかと思います。

8.8cm 高射砲 AFVクラブ 1/35 完成写真 冬季迷彩なんか似たような写真ばかり撮ってしまいました。

ドイツ高射砲クルーセット ドラゴン 1/35 完成写真 観測手観測手は敵を発見しようと集中しているところです。ちょっと痩せた感じのドイツ兵です。

ドイツ高射砲クルーセット ドラゴン 1/35 完成写真 防弾板越しに見る照準手防弾板越しに見るとちょっと気合の入った感じになりますでしょうか。

ドイツ高射砲クルーセット ドラゴン 1/35 完成写真 双眼鏡双眼鏡は最後にクリアー塗装でレンズを光らせました。

ドイツ高射砲クルーセット ドラゴン 1/35 完成写真 ユニフォームは冬の防寒着ユニフォームは冬の防寒着だからか、けっこうもっさりとした感じです。多少めりはりを付けるために暗部と中間の明るさ、皺の凸部はハイライトを吹いています。フィギュアの塗装は難しいです。

ドイツ高射砲クルーセット ドラゴン 1/35 完成写真 装填手塗装前はあごが無くってちょっとかっこ悪かった装填手です。意外と良い表情かも、フレンドリーな感じだし。

ドイツ高射砲クルーセット ドラゴン 1/35 完成写真 装填手砲弾が焼けて熱くなるのでしょう。右手だけホームベーカリーでパンを焼くときのようなミトンをはめています。高射砲は砲尾を光らせると重厚感がでて良い雰囲気です。

ドイツ高射砲クルーセット ドラゴン 1/35 完成写真 装填手と砲弾これ、スノーボードをしているわけではないのですが、完全に下を向いて作業しているのでこの角度でとってみました。もう少し瞳に力が入ったような塗り方をするにはどうすればよいんだろう・・・。

8.8cm 高射砲 AFVクラブ 1/35あれこれとレイアウトを考えるのもなかなかに楽しいものです。寒冷地での戦闘なのでフィギュアの肌は青を混ぜて少し寒そうに塗装したのですが、ちょっといつもと同じようになってしまいました・・・。

8.8cm Flak18 ドイツ軍高射砲 AFVクラブ 1/35メインのキットが大まかに3つに分かれる形となり、さらにフィギュアが5体でまとまりが無いのですが無理やり全部写真に収めるとこんな感じです。キットは文句なしにクオリティの高いものだし、冬季迷彩が割りとうまくいったので楽しめた製作でした。飾ってもさまになりそうです。
(2014/08/16)