今回はホビーボスのII号戦車J型を製作してみます。ドイツ軍の軽戦車、重装甲で防御力が高い偵察戦車です。
軽戦車なのに交互に重なった転輪がパンターやティーガーのようで、風貌もミニタイガーみたいです。
うーん、部分連結キャタピラは好きじゃない。調整がかえってめんどくさいんだよね。
(2019/04/08)
いったん組み立てて、何か様子が違うと思い慌ててまた分解したの図。おいおい、ホビーボスはキャタピラ関係でまたやらかしてくれた。というか、この説明書のトラックのコマ数全然違うんじゃないの?いくらなんでもこんなところで間違わないでしょ、と思って鵜呑みにしてインストのコマ数を数えて進めました。この説明書はあくまでもイメージ図でした。
なんか随分と部品が余るなぁ、ま、いっか。余った部品は右側に使えばよいんだし、パーツの切り出しの手間も省けるってもんです。とおもっていたらまったく説明書はデタラメでした。ぜんぜん合わない。慌てて全部ばらしてもう一度仕切り直します。
一応手元にある古い資料、ピクトリアル軽戦車でキャタピラの向きが本当に箱絵とあっているのか確認したら、たぶん合っていると思われます。キャタの数に関しては一度はメーカーも説明書を見ながら試しに作ろうよ。あるいは部分連結ではなく一つずつの連結キャタピラならそんなに文句は言いません。
何とか無事に両側のキャタピラを巻くことが出来ました。以前にイタレリのSWSハーフトラックを組んだ経験が役に立ったと思います。
(2019/04/11)
少量ながらエッチングパーツが入っています。フェンダーを固定するパーツなど、曲げる部分がある割には中途半端に金属に厚みがあって少し扱いにくいです。
先日、10日ほど前にパソコンのモニターを置く机が届いたのでようやく生活が落ち着いたという感じです。ホントは子猫を飼い始めてぜんぜん落ち着いてないんですけどね。
フェンダーを取り付けたらだんだん格好良くなってきたぞ。厚揚げみたいに四角い車体ですね。
(2019/04/15)
今回はハッチを閉じてしまった。このハッチ、かなり小さくてコマンダーが本当にここから顔や胴体を出せるのかな。
牽引ワイヤーは13cmを2本とあったのでそのまま鵜呑みにして作りました。ただ、引っ掛けるフックを接着する場所が無く少し外側に付けてしまったので、その分きっちりと車体後部に巻けなくなりました。仕方ないので少しショートカット。もう少し調整すべきでした。
泥汚れをアクリルガッシュと細かい砂を混ぜて付着させました。これからやっと塗装に入れます。
(2019/04/18)
平成最後のとかもううんざりでしょうけど、一応これが平成最後の完成作品になるかなぁ。ようやくII号戦車J型が完成しました。正直なところ子猫とうさぎの世話であまり模型製作が進まなかったんですが、一応完成して良かったです。
マーキングのこのタワーのような部隊マーク、ホビーボスのインストには一体何のことやら説明書きが全くないです。どこかで見たことあるなぁと思っていろいろ調べてみると、どうやら秩序警察、Ordnungspolizeiとよばれている部隊のマークのようです。秩序警察なんて言葉が嫌だね。
秩序警察は主に占領地域の保安や対パルチザンの掃討作戦に従事していました。第一戦級の武装よりはやや劣る兵器が配備されていたことが多かった。WWII中期に地中海方面かクロアチアあたりに展開していた部隊の車両ではなかろうか。塗装例とかマニアックすぎだろ。他にどんなところで活躍していた車両かよく分からないのでこのままデカールを使用しました。
このキットのヘッドライトはクリアーパーツではなかったのでタミヤの透明エポキシ樹脂を使用しました。
もともと軽戦車好きなので楽しく作ることが出来ました。珍しい車両というのもモチベーションが上がります。製作ペースはスローですけど。
(2019/04/27)