11月上旬ごろにうちの飼い猫のチャイ君が急性腎不全になってしまいました。最初はいつも食べているピュリナワンの食いつきが悪いなぁと思っていたら2日間くらいほとんど食べなくなりました。今までは好き嫌いはほとんどなくて、どうしたんだろう?飽きちゃったのかな、と思ってビューティープロに変えてみたらまた数日間は食べてくれました。その後、全く食べず。やたら水を飲むし尿の色がとても薄くて匂いも薄いのでこれはマズいと思って動物病院に駆け込んだらやっぱり腎臓でした。
血液検査の値はクレアチニンの指数が12.8、BUNが230越えでいつ死んでもおかしくないとのこと。その割には11月中旬に獣医さんに診てもらった時にはご飯を食べないだけで割と元気でした。血液検査をしたり点滴をしてめちゃくちゃ嫌がったんだけどなんとか我慢してもらいました。その間に腎臓病用のウェットフードを何口か食べたり、チュールならぺろぺろ舐めることもあったんですけどそれもだんだん自分からは食べることがなくなりました。昔は爪切りの後にチャオチュールをあげていて自分が爪切りを手に取ったら飛んできて喜んで膝に乗るくらい条件反射付けがされていたんですけど、今はめっきり元気がないです。
1週間後に再び血液検査をしたときにはクレアチニンの指数が11.5、BUNが195でほとんど効果なしでした。ちなみにこれらの指数の正常値はクレアチニンが1.6以下でBUNは40以下だったか。獣医さんによると数値が高いと吐き気やら何やらでとにかく食欲はなくなるらしいです。点滴をしても痩せていくばかり。3.9キロあった体重も3.5キロになり3.1キロになり一か月後には2.7キロになってしまいました。シリンジで強制給餌を行ったりもしましたが少し経つと嘔吐してしまいました。今まで全く吐くことがなかった猫でしたがもう食べ物を受け付けないみたいです。吐くときがまた苦しそうでなんか見てられません。
腎臓のあるところ、背中の肋骨より少し下を温めると良いとの情報を得ました。それでゆたぽんなどで温めてあげると食欲が戻る可能性があるとのことで、暇を見つけては温めていたのですが残念ながら食欲は戻らずです。というか腎機能は一度落ちると回復はしないので、計測器の数値を振り切ったらもう難しいのかなぁという感想です。なかには腎不全ステージ4でも随分と命が保たれている猫もいるようですが。
猫の腎臓病は検査やらその他いろいろの医療処置などでけっこうお金が掛かります。うちはペット保険に入っているので多少は助かるのですがたくさん支払いました。良心的な獣医さんでもお金は掛かります。でも治る見込みが無いのに嫌がる猫を病院に連れて行くのがけっこう可哀そうですね。家でも点滴をして強制給餌もしてしまったので猫に嫌われて膝にもベッドで頭の横で寝てもくれなくなりました。近づくと逃げるのでうちらの心も折れそうでした。もうまっすぐ歩けないし阻喪もするしで、治療で最悪でも現状維持してそれなりに生活できる思っていたのが、もう死を待つしかない、と理解を切り替えるのが非常に難しいです。嫁とも話し合ったけど点滴や強制給餌は止めて好きに過ごさせようということにしました。ここ数日間はよたよたして歩くのもやっと、やたら寒くて暗いところに行きたがりとにかくじっとしています。
食欲が無いのでミラタズ軟膏を海外通販でポチったんですけど、たぶん届くころにはチャイ君は虹の橋を渡ってる気がします。それにしてもロイヤルカナンとピュリナワンくらいしか猫のごはんにあげていないし、おやつに時たまチュールを上げているだけだったのになんで急に病気になってしまったんだろう。子猫の頃からもっといろいろな食べ物をバリエーション豊富に上げてたほうが良かったのだろうか。運動不足というわけでもないと思うし原因が何だかもうね。ワクチンを接種するときに頻繁に健康診断をするべきでした。
かなり症状の進行が急激でみるみるうちに悪化していっているので、心が追い付きません。おそらく数日のうちに亡くなる気もしますが心の準備をしないといけません。AIM薬がもう少し早く一般的になっていれば希望は持てたのですが残念です。
(2024/12/03)
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