イタレリのアメリカ軍、軍用トラックを製作します。今回は現用トラック、けっこうボリュームが多そうです。
シャーシ部分。特に難しい工作は無し。歪みもたぶん無いと思う。
だんだんややこしくなってきました。この辺りで実は面倒になって少し放置してました。組んでもあまりピンとこなさそうだったので。
試しにはめてみたのですが、うーん、このタイヤってあんまり格好良く無いですね。なんか違う感じ。
(2016/09/12)
手持ちの他社の、B社とかP社とかI社とかのキット、いろいろストックがありまして、HEMTTのキットのタイヤがとてもディテールが良いのでキャストして使いました。ただ、このタイヤはHEMTTの M977、M978、M983、M984、M985、M1120のタイヤサイズで 16xR20、16はタイヤの偏平率、高さと太さの比でR20はリムの直径らしいです。ややこしくてよく分かりませんが、M923よりも大きいということです。
M923A1の場合はタイヤサイズは14xR20。リムはとりあえず同じ大きさだけどタイヤは小さい。偏平率(高さ÷幅)が16のほうが大きいのでタイヤの直径はHEMTTのほうが大きいのでしょう。レジンキャストは面倒だし失敗するし刺激臭も強いし大変です。綺麗に抜くには経験が必要と感じました。もうこりごりだしいいかな、でも慣れるとそれはそれで楽しいのかもしれません。
荷台や幌も製作中。
ちなみにM939A1とM939A2はタイヤサイズが14xR20ですが、ただのM939だと11.00xR20なのでまた違うサイズになるようです。M939というのは米軍で正式採用されている6×6輪駆動の5tトラックのことです。簡単に言うとヘムットのタイヤの直径は約130㎝、M923A1のタイヤの直径は116㎝。ゲゲッ、直径で14㎝も違うとずいぶん変わってしまうかなぁ。1/35に換算すると4㎜ですね。ここまで来たらもう変えられません。見た目重視で進みます。
荷台に何もないと寂しいので、ヒーローホビーキッツの現用ドラム缶セットを使用します。3タイプあるようです。
組んじゃいましたけど、数個のパーツを組み上げる構成になっています。3種類ありますがどれを使用しても現用として特に変なところはないようです。
(2016/09/20)
メーターのデカールなどはありません。完成後はほぼ見えなりそう。なるべくメーターは塗り分けてみました。
トラックの荷台を組み立てました。幌をかけて接着するのならほとんど中は見えません。幌をかぶせておくだけにして、取り外せるようにすると、とりあえず中も塗装しないといけません。打ち出しピン跡が内側にはたくさんあるので気になる場合はパテで埋めておいた方が良いでしょう。私も一応は埋めておきました。
タイヤを大きめのサイズに交換してしまったので後輪の前後のフェンダーがそのままだと上手くはまりません。少し角度を付けちゃいました。タイヤの雰囲気優先ということで。
(2016/09/28)
トラック自体の組み立ては完了です。
引っ越し予定なのでCDやら書籍を数年ぶりにヤフオクに出してみたけどなんだかあまり盛り上がってないですね。今は他にもライバルがいるし、そもそもこれらはヤフオクが他に喰われているジャンルのようですね。そもそももう皆さん物はあまり買わないのかな。断捨離とかシンプルライフとかあこがれるけど自分の部屋を見てため息。マスコミに踊らされて捨てる気は無い。
戦闘時の糧食、レーションというのでしょうか。これの段ボール箱を製作中です。4個目で早くも飽きてきました。何とか頑張って10箱作ろう!
荷台に何もないと、なんとなく寂しいのでドラム缶と戦闘食レーションとザック類を置いてみるつもりです。
ヒーローホビーキッツの箱絵のドラム缶は青や赤で塗られています。今回は塗装上で映えると思い青いドラム缶にしてみました。
(2016/10/05)
タイヤブラックを塗装中です。大きなタイヤが7つもあるとさすがに塗装が大変です。車体下部の奥まった部分も黒っぽく塗装しました。
今回、ベースになるのはMr.Colorの302番、グリーンFS34092です。
いろいろな荷物を接着してからウェザリングに入ろうかと思います。砂漠での運用なので久しぶりにかなり埃っぽく仕上げてみようかな。
(2016/10/07)
今回製作したのは米軍の軍用トラックです。M939というベースのシャーシで、その中のカーゴトラックタイプがM923です。
イタレリのキットのタイヤが好みではなかったので、ほかのキットのものをキャストして取り付けました。サイズが実際より大きめでタイヤ間やタイヤとフェンダーのスペースが窮屈になってしまいました。実車では危なくて走行できないかもしれません。でも、まぁ、模型的演出ということにしておきます。
前からの顔はかなりカッコ良いです。細かいメッシュやライトも良い。
話は変わりますが、引っ越しの準備で段ボールに積みキットを詰めていて思ったこと。一度段ボールに入れて蓋をした後にそれを取り出すと、ついさっき注文したものを取り出したような新鮮な気持ちになれる。部屋がごちゃごちゃでなければそのまま製作しそうなくらい新鮮。もう病気ですね。転居先でもしばらく段ボールに入れておいて作りたいものを底から漁る方がモチベーションアップにつながる可能性があります。これマジです。
まぁ、それなりに作っていたので買取屋さんに駆け込むほど積みが多くはなくて良かったです。でもまだ塗料や細かい工具にコンプレッサーやら塗装ブースに乾燥ブース、タワーPCに書籍にゲーム機と、あぁぁ、頭が痛い。
最近は飛行機のプラモデルも製作しているので、透明パーツに埃をエアブラシするなんて神をも恐れぬ暴挙のように思えます。そこはAFVのウェザリング重視なのでワイパーの跡を残して吹きました。こう見ると稼働している生き生きとした車両に見えます。
とにかく何か荷物を積みたくて手当たり次第に詰め込みました。レーションのレーションのボックスは根性なくて10箱しかできなかったけれど、考えてみれば石鹸箱かなんかに外側だけ貼り付けるのも面白いかもね。
荷物の積み方がちょっとあれなんですけど、戦闘食のカートンを10箱ほど積むとパッケージの表記ディテールが細かく再現されていて雰囲気が良くなります。今回は10箱で精一杯でしたが今度は工夫してレーション満載のトラックなんかも良いかもしれない。
赤やオレンジのライト、フロントではシルバーのヘッドライトにクリヤーオレンジの警告灯がグロスで輝いているのが何とも言えず好きです。
ボックスアートはグリーンとライトグリーンとダークアースの迷彩だけど、湾岸戦争の車両の解説はグリーンとダークアースとブラックの迷彩でした。私もこちらの方が良いかと思いこの迷彩にしました。実車を見ても黒が多かった。ひょっとしてボックスアートでダークグリーンに見えるのは実は黒?いや、どう見てもグリーンですよねぇ。
おそらくトラックはコンボイで移動するんだろうけど、自衛用に機銃で武装しています。
予備タイヤの成型が太くなってしまいました。たい焼き方式でキャストしたのでしばらくレジンを放置したらどうなるか見てみたところタイミングを逸しました。この予備タイヤは気分的にトレッドが精密ならOK。
あんまり下から撮らなくても良いんですけど、ついついどうだー!っていう感じで撮ってしまいます。
埃っぽいガラスで中はあまり見えません。注意深く見ると分かるのでシートなどちゃんと塗装しておいて良かった。
運転席側のドアは半分のサイズのガラスしかありません。かなり隙間が空いているけど運転手さんは暑くないのかな?イラクは猛暑だと思うんだけど。
荷台には木材の部分があるけど、基本的には車体と同色に塗られていると思うのでダークグリーンで塗装しました。
パーティングラインやバリが結構多いのでパーツは少ないけど完成までちょっと手間がかかります。荷物を積んだりいろいろといじって大変でしたが存在感のある軍用トラックになったと思います。
(2016/10/09)
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