ソビエト軍、冷戦期の歩兵戦闘車を製作してみます。とは言っても進みは悪いかも。
というのも、最近「Life is Strange」というアドベンチャーゲームをちまちまとプレイしています。タイムパラドックス系で結構主人公に感情移入できるよう出来ています。若い女子ではあるんですけど、おっさんが感情移入とかちょっと気持ち悪いか。ただ、特にEpisode3の終わりからEpisode4の始めにかけての流れは何というか悲しくて泣いちゃいそうでした。この部分、ラストシーン(一種類ではない)より秀逸な出来と思う。(選択でストーリーが変わるので自分だけかもしれません…)とにかくアドベンチャーゲーム好きならお勧めです。情報量が多いので英語だときつい。こないだ日本語版をSteamでプレイできるようになってホントにありがたい。それにしてもかわいい女の子なのに鼻血出すぎだろ…。
転輪の数はそう多くありません。シャーシパーツの合いも良好で順調に進みそうです。
あー、切り出すのめんどくさい。結構少量に見えますがこれで一両分、左右両方の履帯です。切れるデザインナイフがお勧めです。
はい、こんな感じで準備完了です。この連結キャタピラはパチパチとはめ込み式の可動です。合いが良くてとても組み立てやすいです。
指定では85コマのところ、84コマ使用でも若干長い気がしました。サイドカバーで隠れてしまうのであまり気にしなくてもよいかと。ただ、それならば連結キャタピラにこだわらなくてもよいのかなぁとも思う。
(2016/05/27)
車体の上面装甲パーツがシャーシと合いが悪くて歪んでいるので、前部の防弾版のような大きなパーツを取り付ける前に上下を貼り合わせておいたほうが良さそうです。あるいはこの部品は最後に取り付けるか。
乗員歩兵用のペリスコープが車両の後ろ半分にたくさんついています。透明パーツが結構多め。
早朝の模型組み立て。日の出に照らされてキットが輝いております。私はできることなら綺麗な海の見える眺めのいい部屋で模型を作りたい。今はあいにく都会の運河が見えます。
車体前面下部の合わせで段差が出たのでパテで埋めて均一にしました。装甲の接合モールドを残したほうが良いのかもしれない。でも、段差がひどかったのでこれで良いとします。
(2016/06/09)
サイドフェンダーの合いも悪くありません。全体的にカチッとした印象です。それにしても最近の日本はあきれるくらいに金銭不祥事と不倫の話ばかりだね。こんなんで大丈夫なのかな。
基本カラーのロシアングリーンを塗装しました。Mr.カラーのNo. 136を使用しました。
すいません、これたぶんチェコのマーキングです。今更なんでカテゴリーは移動しませんけど。
(2016/06/15)
BMPは歩兵用戦闘車両の意味で、ロシア語ではБоевая Машина Пехоты、この頭文字を英語に置き換えるとBMPとなります。
1960年代から登場した、歩兵が装甲車に乗って攻撃に参加するという方法は画期的でした。西側も開発を始めて、歩兵用戦闘車両という種類が増えてきました。
BMP-1は水陸両用、というか水上航行が可能な車両です。シュビムワーゲンのようにスクリューは付いていませんがキャタピラで水を後方に押しやり時速7㎞で航行可能です。
ヘッドライトのクリアーパーツは地味な車両ではとても効果があります。
武装はマリュートカ対戦車ミサイルと73㎜滑空砲、7.62㎜機関銃です。
小さな砲塔はカポッと上からかぶせるだけです。一度はめると砲塔の角度を動かしたりもう一度外すのが大変です。でも薄いカッターの先のようなものでちょっと引っ掛ければすぐ外れました。
ペリスコープが至る所についています。兵員輸送車なので輸送中の兵員の分もついているし、サイドにはピストルポートもあります。車両の運用には3名のクルーが必要です。さらに歩兵は8名まで搭乗可能です。
ペリスコープはツヤありのブラックで塗装しました。AFVクラブのストライカー用の反射防止シートの余りでも貼ろうかと思ったのですが、実写写真を見るとそこまで凝ったものでもなさそうでした。
後ろが兵員輸送のスペースなので前のほうにエンジンなどがあるようです。なので金網の部分が排気口なのかな。少し黒っぽくしてあります。
ときどきやり取りしているモデラーさんとたまたまアルコール落としの話になったのですが、考えてみたら自分はこの技法を使ったことがないです。雨だれっぽい表現はエナメル塗料をぺトロールに薄めたものをパステルを混ぜてウォッシングしていて、それでパステルの粉を定着させて触っても落ちないようにしているので、これがアルコール落とし技法の代用になっちゃっているのかな。こんど本場のやり方でウェザリングしてみようか。
題名にはソビエト軍と書いちゃいましたが正確にはこのマークはロシア軍になってからのものです。ではなくてこれ、チェコスロバキア軍の国籍マークじゃなかったかな、すみません。それにマークの向きもこれちょっと違うと思う。
箱絵と塗装指示書と微妙に細部の塗装が違います。主砲は箱絵では黒っぽい塗装なのでこちらのほうがカッコ良さそうで黒く塗装しました。
ほかにもけん引フックをグレーにしたり予備キャタピラを黒く塗装しちゃいました。普通に塗装すると全くのロシアングリーンのみでちょっと味気ない。
BMP-1は車高が低く抑えられていて見た目の安定性がありカッコよく見えます。アフガニスタンや旧共産圏の影響下だったアフリカ諸国、UNの車両として白く塗られたものも見たことがあります。塗装のバリエーションも意外と面白いのかもしれません。
(2016/06/20)