イギリス軍の北アフリカの戦いにおける歩兵フィギュア4体です。ちょっと前にタミヤのバレンタインを北アフリカ戦線で作ったので並べてみようと思います。あまりイギリス戦車を作らないのでこういう機会でないとイギリス軍フィギュアも出番が無い、というかいつ製作しても良いんですけどせっかくなので手を付けてみました。やっぱり戦車と並べたほうが格好良いしね。
このイギリス軍のエルアラメインのフィギュア、パッケージはドラゴンの初期のものみたいでキットの造形にあまり期待していませんでした。よく見ると服も手の指も装備品もけっこう良さそうです。モールドが秀逸と言われているGen2シリーズと同じくらい良好な気がします。むしろGen2はパーツが細かくて組立が面倒なのでこちらのキットのほうが印象が良いです。
初めはレジン製のヘッドに交換しようかと思っていたんだけど、このキットの兵士はみんな首回りがけっこう太くて、首の付け根のスペースを大きくとっているのでレジンヘッドと合わせるのが難しいですね。顔のモールドもそこそこ良さそうなのでこのまま組み立ててみます。
1500番のサーフェイサーを吹いたところです。今回は小火器のストラップはアベールのエッチングを使用しました。バックルとか細かい部品に帯を通したり要求される場合もあるんですけどそんなに細かいところまで作業できないのでミクロな部品は簡易的に取り付けたくらいです。
今回は肌の露出が多いので全体をフラットフレッシュで下塗りしてみました。サーフェイサーを吹いた後にアクリル塗料でまた下塗りで大丈夫かなと思ったけど、塗膜はごく薄いのでモールドは問題なさそうです。
ユニフォームはファレホのデザートイエローやジャーマンカムフラージュベージュなどベージュ系の色調で塗装しました。あまり肌色に近づけすぎると色の区別がつかなくてよろしくないです。
東京はやや感染者が微増しているのに宣言解除とな?聖火リレー強行は愚行に思えるがどうなるんだろう。とにかく変異したものがあまり狂暴な性質がではなければよいんですけどね。
(2021/03/15)
灼熱の砂漠地帯なので肌の色は白人と言えどもやや日焼け気味に色調してみました。エルアラメインはドイツ軍にとっては補給線が伸び切った一番辛い時期と言えます。なんかの本で読んだけど、ロンメル将軍はこのまま勝ち続ければエジプトや中東を占領してそのままソ連の南方に合流する可能性もあったとあります。壮大な戦略です。ロンメル将軍自体はあくまでも前線指揮が有能な一指揮官という話もありますけど。それを物量で抑え込んでリビアやチュニジアに押し戻したのがモントゴメリー将軍の第8軍です。
おそらくこの人が指揮官だと思う。モールドをよく見るとホイッスルを口に当てており、手にはピストルのみの軽武装。短機関銃くらい持っていた方が良いと思うんだけど・・・。
銃剣を着剣したリーエンフィールドライフルを装備している兵士です。
トンプソンサブマシンガンを装備した兵士。アメリカで禁酒法時代にギャングが撃ちまくる短機関銃ですね。ドラムマガジンだとどうしてもロシア軍のイメージがあります。
このイギリス軍独特のヘルメットは格好良いです。厚めの鉄板からも加工しやすいのでそれ以前のものより防御力が向上したらしい。ただし耳や首筋などの露出が他のヘルメットに比べて大きいのでそこが弱点。
このあいだ製作したバレンタイン戦車と一緒に撮影してみました。戦車も歩兵戦車だから丁度良いコンビネーション。
ヘルメットやソックス、レギンスはオリーブドラブっぽい色で塗装しましたけど、軍服や装備品はミドルストーンやサンドイエロー系でほぼ同じ色であまりベルトやサスペンダーなど見分けが付きません。少しだけ色の濃さを変えて見分けが付きやすく塗ったんだけどどうだか。全体の色味は北アフリカっぽくて良い感じかと思います。
(2021/03/16)