スウィートの二式水上戦闘機を製作してみます。パッケージはいつものコミカルなキャラクターの箱絵ではなくて味のある飛行機の絵画調です。どちらかというとこういう箱絵の方が私は好みです。NASAちゃんと黒ネコのラッキーの箱絵も可愛くて良いんですけどね。
裏側は南国の水上機地の写真になっていました。これって、基地というかただの海岸に見えますね。左上にバンガローやらテントなどが見えます。戦争でなければのどかで良さそうなところです。
いつ購入したか忘れた吊るしのビニールに入った二式水戦もありましたのでついでに製作してみます。たくさんプラモを積んでしまっているのでこういうときに勢いで作った方が良いかと思いました。
とりあえず士の字に組んでみました。
このキットには台車と波情景パーツが付いているので、あとになると面倒なので途中で組み立てることにしました。
何かおもりを入れるようにと記載があったので、釣り用のオモリを細切れにしてフロートの主に前のほうに入れてみました。瞬間接着剤や光硬化レジンを少し垂らせば上手く固定できます。
えぇぇぇ！占守島部隊の吊るしのキットのほうはよく見ると日の丸デカールが付いてないんですね。別売りのを買わないといけません。買ったとき気付けよ･･･。
いまから注文するの面倒なので過去の余りデカールを見てみると、いろんなタイプの日の丸がありますね。赤丸のみとか外側が白枠とか黒枠とか。大きさも多少種類があるんでしょうか。今回は占守島の部隊にはこだわらずに使えそうなデカールをこの中からチョイスしようかなー。日の丸が無いってもう少し大きく書いてくれても良いのに。以前製作した時は濃緑色の機体だったので今回は全て明灰白色の機体で並べても良いかもなぁ。
(2021/03/10)
組立がほぼ終わりました。部品数がとても少ないので3機の組立でもそんなに大変ではありません。
むしろキャノピーのマスキングのほうが組立より大変な作業だったりします。過去に何度か1/144スケールのゼロ戦や二式水戦を製作しているのですこしは慣れました。なかなか綺麗に切り出して貼るのは難しいです。
波ベースをファレホの青で塗装しました。買ったはいいけど私のモデリングではあまりこの色は使用機会が無かったですね。
キャノピーを接着しました。
波ベースの塗装は基本塗装の後にクリアーブルーを塗って軽くホワイトでドライブラシをしました。波立った部分をホワイトで軽く塗装しています。
今回は明灰白色の機体としました。
デカールを貼り付けたのでだいたい完成ですね。デカールがかなり薄いです。マークソフターの使い過ぎに注意しました。
エンジンは軽くシルバーでドライブラシしています。これはエンジンカウルで挟み込む前の作業です。
ピトー管が付いているキットと付いていないキットがあるんですよね。零戦には付いていたと思います。このキットにはピトー管部品が無かったので細い真鍮線を軽く削って接着しました。
(2021/03/11)
細かい作業もけっこうあったけど何とか3機とも完成しました。並べると面白いですね。1/48スケールで同じ機体を3機とかは自分には無理だし。
帝国海軍は高性能な水上戦闘機を駆使したことで知られています。この二式水上戦闘機は元の機体がゼロ戦だけあって当時としてはとても性能が良かったようです。
1機目は胴体に2本の白帯のマーキングがあります。水上機母艦・神川丸水戦隊、昭和17年9月~11月、ソロモン群島ショートランド、ポポラング基地の部隊です。
スウィートのキットはスジ彫りがものすごく繊細なのでスミ入れしてもほとんど残りません。でもわずかに細い線が残るくらいのほうが1/144スケールとしては丁度良いのかもしれない。
波情景のベースはロイヤルブルーを塗装してクリアーブルーも上塗り。最後にホワイトで軽くドライブラシをかけてみました。どこの海域の海の色かはともかくだいぶ前に作った同じスウィートの二式水戦のベースよりこちらの方が良いかなー。前のエメラルドグリーンで塗装したのも雰囲気は良いんだけどこちらのほうが落ち着きそう。
2機目は胴体に2本の水色の帯のマーキングがあります。第802航空隊水戦隊山崎圭三中尉機、昭和18年1月、ソロモン群島ショートランド、ポポラング基地の部隊です。
中央の大型フロートの前部になるべくたくさんのオモリを入れているので安定姿勢を保てます。かなりバランスが後ろにズレますね。
3機ともに機体下面に2発ずつ3号空対空爆弾を装備させました。これはクラスター爆弾の一種だそうです。空対空って敵の戦闘機と宙返りなどの激しい空中戦をしているときに果たして効果あるのかなって昔は思っていたものです。この爆弾はB29などの大型機を上方から攻撃するのに有用みたいですね。元は飛行場破壊用の爆弾でした。
3機目のマーキングは第14航空隊水戦隊昭和17年10月、ソロモン群島ショートランド、ポポラング基地の部隊です。
アンテナ線には極細の釣り糸を使用しました。
余りのデカールから流用したのでちょっと日の丸が大きいけど良しとします。
スウィートというメーカーはもともとタミヤの設計者が独立して設立したので、リリースしているキットは全て傑作と言ってよい出来です。もちろんこのキットも1/144スケールの二式水戦では決定版でしょう。水上機で大型フロートがあって台車と波ベースも付けたら価格が上がってしまうのでしょう。価格以上に楽しめると思います。
プレイステーション5の抽選の話。残念ながらいまだ買えていません。昨日ビックカメラ.comで抽選申込があり過去2年注文履歴がある会員が対象でした。最近はヨドバシばかり使っているので対象外でした。実はちょくちょくビックカメラの有楽町店で塗料を買っていたんだけど、150円位でいちいちポイントカード出すの面倒だったので普通に一見さんで買っていました。非常に悔やまれます。それで販売実績作ればいいじゃんと前から欲しかった手ごろなプラモを通販で買って申し込もうとしたら実績カウントは申し込みの前日まででした。まぁ冷静に考えたら当たり前だわナ。結局はうちの嫁が別アカウントでコンタクトレンズを定期的に買っているのでその分だけは申込みました。繋がりにくかったのでだいぶ大勢の人が殺到しているんだろうなぁ。
(2021/03/12)
戦車、飛行機、艦船、ミリタリーフィギュアの模型に興味があり、気が向いたときにちょこちょこと作っています。戦史にも多少興味があります。小学生でタミヤのMMを作り始めました。小中高大と中断と再開を繰り返し、模型歴は約30年です。2007年2月から「細密桃源郷」というサイトをひっそりとやっていました。2016年12月から同名でブログにしました。
