ドラゴンモデルズは多数のドイツ兵キットをリリースしており、過去の戦場写真からポーズを取ったものも多いです。このキットはそんなに4体の関連性はありません。東部戦線での武装親衛隊の精鋭兵士の一コマです。
薄手のカムフラージュパーカーのようなものを着ているのか、あるいはこの原型師の特徴なのか、服には細かい皺がモールドされています。
この武装親衛隊兵士はソ連製短機関銃を装備しており、おまけに予備ドラムマガジンのポーチも持っています。膠着した戦線での激戦により鹵獲したものでしょう。
ドラゴンのフィギュアのキット、オリジナルのヘッドの顔も特に悪くないな、と思って2体作ってみました。3体目を作っていてなんだかみんな同じような顔だなぁと思って飽きてきたのでレジン製のヘッドに交換しました。4体とも全く同じ一卵双生児のような顔ではないんだけど、もう少し喜怒哀楽があっても良いんじゃないかな。
無線機ヘッドホンはやはりエッチングパーツのほうが薄くて見た目が良いですね。
ロシアサブマシンガンとクラッシュキャップ将校。ドイツ兵のカムフラージュユニフォームは塗装は大変なんだけど、いろいろなパターンや配色があって調べていると楽しい。それがちゃんと塗れるかどうかはまた別問題なんですけどね。ファレホのグリーンオーカーをベースにジャーマンカムフラージュミディアムブラウンとジャーマンカムフラージュベージュを組み合わせてみました。
秋にマッチした迷彩塗装にしようと、茶色やベージュで塗装しています。
将校のフィギュアは、シュマイザー、サブマシンガンを装備しています。野戦服の上からM44迷彩服を着用。いい人そうな顔立ちになりました。
ロシア軍から鹵獲したPPSh1941サブマシンガンを持っているポーズ。野戦服の上から迷彩スモックを着ています。
迷彩ユニフォームの塗装は適当に筆を動かしていてもだめですね。細かくても、なんというか頭でイメージしてからというか、理論立てて考えて塗らないと収拾がつかなくなります。
どうにもフィギュアは昔から車両のオマケのような感覚で作っちゃうんですよね。細かく塗装できれば言うこと無いんだけど結構キリが無い。手をきちんと入れると見た目がどんどん良くなっていく、んだろうなぁ。いまだ推測の域を出ません。
(2018/11/11)