今回はスーパーセイバーのアクロバットチーム、サンダーバーズ専用デカールが入っているトランペッターのキットを製作してみようと思います。
釣り用のオモリを2つ、念のために機首の隙間に入れておくことにしました。組立説明書には何にも書いてないんだけど入れなくても大丈夫なのかな?
いつもは組立がほとんど終わった状態で、必要ならパーティングラインを彫っているのですが、今回は大きなパーツは組立前に彫ってみました。
アニメの話で恐縮ですが、けものフレンズ1からの自然な流れでシーズン2の1話まで観ました。おすすめ動画でいつも“けもフレ2炎上”と出るのでいったいなんだろ?と思い全く興味の無いアニメでしたが視聴してみました。シーズン1は誰もが言う通り素晴らしい内容でした。たつき監督と1のスタッフは凄い!監督交代したシーズン2の1話でいきなりサーバルたち主人公がカルガモを見捨ててモノレールで出発するところで、一体何が起きたのか分からなくてDVDを戻して2回くらい観直してしまいました。これ放映当時おかしいと思った視聴者がいたのか気になるところです。自分はめちゃくちゃ気になったし悲しい。サーバルちゃんの記憶喪失は言わずもがなとして…。シーズン2はまだ観始めたばかりだから何とも言えないけどちょっと怖いもの見たさもあり楽しみ…。
(2020/06/15)
このトランペッターのF-100Dのキットはあまり塗装指示に関しては親切ではないですね。コックピット内部はフラットブラックにしました。
コックピットパネルには付属のデカールを貼りました。好みにもよりますがデカールのままだとけっこう光っているのでツヤ消しコーティングをしてあります。キャノピー越しだとあまり分からないのかもしれないけど。
今日、仙台上空に現れた謎の物体、あれ何なんでしょうねー。どこかの気象観測関連か諜報関連機器に見えますけど。自衛隊が分からないって、「またとぼけちゃってー」て感じです。一般庶民に何か隠そうとしてるだけな気もします。それとも、また未来人ジョン・タイターのような人物でもはるばるやってきたか?ウイルスでも観察しに。特効薬でも持ってきてくれたんなら歓迎なんだけどね。
(2020/06/17)
片側ずつ主翼を接着。強度が足りないかもしれないので瞬間接着剤も使ってガチガチに固めています。
機体下部のパイロン接続の穴がはじめから開いていました。いつもはいろんなところに穴を開けろといろいろ書いてあるのに、こういうときだけはじめからたくさん穴が開いていて逆に塞がないといけないのは皮肉です。今回は兵装を取り付けるつもりが無いので、光硬化パテで塞ぎます。
シルバーを吹く前に少しパネルラインなどにブラックを吹き付けました。
ジェットエンジンの部分、考えてみればこの機体は後ろ三分の一が焼鉄色の色指定です。すこしクリアーオレンジで焼き色のムラのように吹いてみました。
上の話の続きで、けものフレンズ2の6話まで観ました。全体的にギスギスした内容ですね、びっくりです。でもけもフレ1を観てなければあまり気にならないのかも。せっかく6話で出てきたかばんちゃんとサーバルが前作の絆とか何もなくなってるし、かばんちゃんとふくろう博士も主従関係になってたり、けもフレ1の良さが上書きされてしまったのが、たつき監督作品のファンの逆鱗に触れて炎上したのかな。シーズン1のほのぼのした世界観にどっぷり浸かった人にはあれは耐えられないかもなぁ。かばんちゃん、キョロロだかギュルルだか何だかの主人公よりアホになってるし…。
(2020/06/22)
焼鉄色で塗装した部分をマスキングした後にガイアカラーのシルバーを吹きました。
大判デカールがたくさんあります。大きいサイズのデカールは実はあまり貼りたくないんですよね。取り扱いが難しいし…。
大判デカールはかなり苦労しました。そんなにうまく貼れていない部分もありますがキリが無いので全体的に見てOKなら細かい部分はスルーしてしまいました。疲れた…。
隙間ができた部分やノーズのエアインテークの内側にもう一つ付属していた大判デカールを細く切り貼りしたものを貼り付け修正としました。それとファレホ、モデルカラーのバーミリオンがサンダーバーズの赤のデカールとまったく同じ色でした。小さな修正には役立ちます。
けもフレ2の9話まで観ました。なるべくレビューとか見ないで鑑賞していたので楽しく観れてます。というか悲しいお話ですね。初見のイエイヌちゃん可愛いなぁって思ってたらズタボロにされてて開いた口がふさがりませんでした。あともう少しなので頑張って最後まで完走したい。
(2020/06/24)
サンダーバーズのF-100Dがようやく完成しました。以前に一度、F-100Fという複座練習機を製作したことがあるので、少し要領が分かっていました。今回のほうが大きなデカールを沢山使用しました。
F-86セイバーの後継として開発されました。本来は制空戦闘機として開発されましたが、実際は戦闘爆撃機としての運用が多かったようです。ベトナム戦争では、北爆や南ベトナムでの近接航空支援に使用されました。F-100Dスーパーセイバーは約1300機製造されました。サイドワインダーの他にも核爆弾の搭載も可能です。今回は兵装はなしとしました。アクロバットチームのマーキングなのでね。
サンダーバーズのカラーリングはかなり特徴がありますよね。白と青と赤を基調としていて鷲の大きなマークが描かれています。サンダーバーズはアメリカ空軍のアクロバットチームで正式名称はThe United States Air Force Air Demonstration Squadronだそうです。アメリカ海軍のアクロバットチームにも有名なブルーエンジェルスがありますね。
エアインテークの内側に余った赤のデカールを貼り付けました。少し内側、5 mmくらいまで同じ赤色にしちゃいました。
サンダーバーズの初代の飛行機はF-84で、F-100は次の飛行機となります。正確にはC型とかD型とかで使用時期が違うようです。F-100の次が航空自衛隊でもなじみのあるF-4ファントムとなりました。
今回のマーキングは塗装指示書によりますと、1967年のエアーショーの時のもので、Merrill A. McPeak大尉搭乗機とのことです。この方はベトナム戦争では数百回の出撃記録も持っています。最終的にアメリカ空軍参謀総長に抜擢されています。ってアメリカ空軍で一番偉い人だよこれ。
尾翼の凹凸部分、ややデカールが劣化してボロボロだったので塗料でリタッチしました。いまいち上手くいかない。
ランディングギア格納庫はタミヤアクリルのXF-4イエローグリーンとしました。今回はなるべくいろいろな箇所を閉じて製作したので、ランディングギア格納庫の内側はそれほど見える大きさではないですね。
機体下面の鷲のマークも大きなデカールをいくつか組み合わせて貼りました。専用のマスキングテープでも入れておいてくれれば塗装で仕上げたかったところです。
デカール貼りの作業ウェイトが大きなキットでした。シルバーの基本塗装が終わってからが本番という感じで、組立中はまだ先が長いなぁと感じていました。まぁ、全体的にはそこそこ格好良く仕上がったんじゃないかな。楽しく作れたキットでした。
そうそう、けものフレンズ2最後まで観ました。12話しかないのでトータルでも4時間そこそこなんですけどね。なんでもニコニコ動画のアンケートでは97%の視聴者が悪い評価を付けたんですね…、すごいなこれって。たつき監督が低予算で頑張って築き上げた物、多くの視聴者がほのぼのとした世界観にくつろいでいたのを、無理やり取り上げて2でぶち壊したのは非常に残念ですね。シーズン2はアニメ史上の記録を塗り替えるくらい不評だったとか。しかもたつき監督の「けむりくさ」の放映枠にぶつけてきて玉砕したり、アニメ外の場外乱闘が凄まじいと分かりました。そういう意味でも非常に興味深いコンテンツでした。岡田斗司夫氏の見解で、けもフレの今後の育て方というかビジネス展開で内部意見の大きな相違があったのではというのがとてもしっくりきました。ある先生の嫉妬説というのも読みました。私はただのにわかファンですけど、パラレルワールドが存在するのなら、たつき監督が「けものフレンズ2」を作り上げていた世界線を見てみたいものです。
(2020/06/26)