前回、手を付けていたハーフトラック、Sd.Kfz.251と並べたら合うかなぁと思いこのドラゴンの武装親衛隊兵士のキットを作ってみます。それぞれシチュエーションの違う4体のフィギュアでオムニバス形式と言っても良いでしょうか。
機関銃手というのは弾帯を首にかけていると製作ポイントとしてアピールになるんだけど、このプラ製の弾帯パーツを首に巻くのが難しかったです。エッチングパーツならもう少し簡単にフィットできるのだろうか。首の周りは少しずつ折れないように曲げながら、瞬間接着剤や流し込み接着剤でフィットさせました。
水筒の水を飲んでいるポーズのドイツ兵。一応、水筒や腕の角度と兵士の顔の向きには注意しました。兵士の顔のモールドがオリジナルはいまいちだったので手持ちのレジンヘッドに交換してみました。
このフィギュアキット、箱の裏にある完成見本のように顔はシャープな作りではありません。この写真は何なんだろ?合成なのかフェイクなのか、あるいはサフを吹いて少し影を付けるとリアルに見えるんだろうか?箱絵の見本は塗装の参考になります。
(2018/07/14)
サーフェイサーとフラットフレッシュで下塗りを行いました。完成まではここからまだ長いんだこれが。
(2018/07/16)
ドイツ軍の武装親衛隊フィギュアのプラモデルを作ってみました。武装親衛隊はナチス色が強いので「悪」のイメージがありますが警護を主任務とする親衛隊と違い、戦場では国防軍と同等以上に活躍しています。
当初編成された数個師団は訓練や実戦経験が豊富なエリート部隊でした。戦局が不利に傾くにつれて海外義勇兵や海軍や空軍から補充されており、当初より戦闘力は低下しています。このキットは独ソ戦でこう着状態にあるものの、割とまだエリート部隊だと思います。
機関銃の弾帯を首からかけています。この弾帯は真鍮色のメタリックで塗装するだけだと光りすぎて不自然なのでちょっとつや消しブラックでウォッシングしています。
水筒の水を飲んでいるポーズ。野戦服の上から迷彩スモックを着用し、レギンスと短靴を履いています。ドイツ軍と言えば黒い長靴かと思っていたけど珍しいですね。あんまりくつろいだ感じの表情じゃないですね。
両手でライフルを持ち、装弾しているポーズです。レジン製のヘッドに付け替えた際、もう少し下向きにしないと装填しているように見えませんでしたね。せっかく背中を丸めているのに…。ただ、下向きのフィギュアは頑張って顔を塗装してもあまり見えないので好きじゃないんだけど。
メタリック部分以外はツヤ消しコーティングをかけてあります。特に他のキットから切り貼りして持ってきたデカール、例えば赤い線などはユニフォームの一部なのにツヤツヤだと違和感があるのでつや消し処理しておいた方が良いと思います。
パッケージで防寒のほっかむりをしている兵士は顔だけを移植してみましたが失敗しました。よほど顔の形が合わないと無理です。それこそ整形手術みたいなものですからね。普通のヘッドに交換しちゃいました。
こういうユニフォームカタログから切り取ってきたような4体がバラバラなキットはいろいろ楽しめるので面白い。しかしながら並行して作るとそれぞれを塗るときに気分を切り替えないといけないのが少々大変です。一つのテーマでいろいろなポーズがある方が落ち着いて製作できます。
ゲームの話。昔、シュタインズゲートをプレイして面白かったので積んでいたロボティクスノーツをやってみたら、これがまた前評判通りのイラつくキャラクターでした。あるキャラクターはかなりの自己中、あるキャラはやたらにハイテンションで楽天的、あるキャラは冷血人間。それぞれのベクトルがその方向に振り切れているのでとっつきにくい。これって今後面白くなるのかねー?と思っていたが3章以降けっこう面白くなってきました。ネタバレ見ていないからかもしれません。そもそも高校生に感情移入とかもう無理。
綯さんエンディングでやり切ったー!、というのは冗談でその後も延々とストーリーが続きます。ゲームではなくて絵付きのネット小説みたいなものです。
(2018/07/18)