中途半端に組み立て途中のハーフトラックを続けています。けっこうフィギュアが付属していて、組み上がると臨場感のあるモデルになるかと思います。
4連高射砲は過去何度も製作しています。メーカーにより微妙に違うのでその辺が面白い。
ドラゴンの4連装対空機銃よりは比較的簡単に組み立ては完了しました。両脇のシートはフィギュアを合わせる場合に備えてまだ接着をしていません。
ある時期はこのボリュームで1,500円で買えたんですね。88mm高射砲と同時にこのキットも当時はボリュームがあって欲しかったキットです。
ゴムタイヤの中央にパーティングラインが入っているのできれいに削りました。
大まかなパーツを組んで仮組みしました。
(2016/10/17)
ミリタリーミニチュアシリーズの50番目という古いキットということもあって、このキャタピラのモールド、表は良いとしてもこの平らな裏側はどうしようか。AFVのポイントの一つはキャタピラなんですけど。
普通に巻きつけた写真。例えば転輪に沿って巻きつけて、一枚一枚の履帯の外側の境目にほんの少しカッターで切れ込みを入れると良さげに見えるかも。あるいはトランペッターかドラゴンの連結キャタピラを型思いで複製してみる。これも面倒かな。
モデルカステンかフリウルモデルのキャタピラなら文句の付けようもないけれど、品薄だし価格もけっこうなものだしなぁ。
結局、奮発してモデルカステンの連結キャタピラを買っちゃいました。あーはっはっはっは、はぁぁ、あーぁ、キットよりも高かったりして・・・。でもすばらしいディテールが手に入ったのはグッド!!
やばいです。調子に乗って転輪などバシバシ組み立ててすべて接着してしまいました。モデルカステンのK-20、Sdkfz7 ハーフトラックの連結キャタピラの袋を見てみると転輪とメタル製の駆動輪まで付いていた。もしかしたらピッチの関係上タミヤのパーツには合わないのかな。使う気満々だったんですけど今からじゃ遅かったか。
とりあえずハマるのかどうか確認するためにも、少量のパーツを切り取って確認してみましょう。やはりピッチが合いません。モデルカステンの連結キャタピラに転輪なども同梱されているのはやはり理由があったんですね。非常に残念ですがタミヤのベルトキャタピラを使いましょう。
ちなみにタミヤのこのベルトキャタピラはかなり丈夫ですね。少し長さを伸ばそうとぐいぐい引っ張ったのですがすぐに元の長さに戻ってしまいます。
ボンネットやフロントグリル、前部座席とサイドパネルを接着しました。けっこう工作が難しい。少し隙間が空いたところはパテで埋めれば何とかなりそうです。
さすがに古いキットなのでパーティングラインを消す作業は多いです。パーツの合いもちょっと悪いけど組み立て難いというほどでもないです。
ダッシュボードのパネルに隙間が空いちゃいましたので修正しました。
(2106/10/18)
ベルトキャタピラでも要所の接着をきっちりすればある程度は重量感のある弛みが出ました。
レジン製のヘッドに交換しました。いろいろな部分でカッターやノミを力を入れて使うのでケガをしないよう注意しないといけません。
塗装が難しいベルトキャタピラを使うので高性能なプライマーを使用しました。過去も何回か使用しているミッチャクロンです。
(2016/10/19)
ホワイトを塗装しましたがどこまで塗ったか全然わからない。かといって下地がグレーだと何度も塗り重ねないといけないし。
水性塗料の白を塗装してから水で濡らして剥がそうと思っていたのですが、白は隠ぺい力が低いのでどうしても重ね塗りが多くなります。そうなると塗膜が厚くてなかなか下地のヘアスプレーまで染み込まないのか、なかなか剥がれません。ヘアスプレーの吹付が甘い部分もあったかもしれません。
ワイパーの跡を付けるために丸いもので扇形にマスキングテープを切り出しています。
(2016/10/21)
タミヤの8tハーフトラックが完成しました。ただ兵員を輸送するだけではなく様々なタイプの8トンハーフトラックが作られました。
この車両は4連高射砲を搭載し対空能力が凄まじい車両です。USでも似たような車両があり「ミートチョッパー」などと呼ばれていましたっけ。その車両はかなり前にスマートキットで持っていたのですが、作りかけて途中で投げ出した記憶があります。またいつか作りたい。
キャタピラに関しては、戦車模型を組み始めの頃ならば大して気にもしませんでしたが、ブロンコやドラゴンの細かいディテールのキットを組んだことがあるとどうしても物足りなく感じてしまいました。
それでモデルカステンの連結キャタピラを用意したのですが、ちょっとオリジナルのパーツを組み過ぎてしまい使えませんでした。残念。
ワイパーの泥を考えるともう少し足回り汚しても良かったかなぁ。
タミヤのベルトキャタピラもたるませて接着できれば結構カッコ良いです。
冬季迷彩の白は前線で応急的に塗られるものが多く、ちょっとしたことで塗装が剥げることが多かったそうです。春先なんかはこんな感じに多くの箇所で下地のジャーマングレーが見えていたでしょう。
フィギュアが5体付属しているのはとても親切だと思う。ただ、これを組み合わせる場合は冬季迷彩の塗装が一番似合う。
一人ずつにピントを合わせて順番に撮ってみました。一応、全員レジンヘッドに交換しました。
銃身のケースやマガジンケースに小銃です。アクセサリーがたくさんあります。
全長は20㎝くらいあり結構大きいです。荷台をすべて開放状態にしてフィギュアを載せると結構ボリュームが出ていいですね。モデルカステンのキャタピラが中途半端な組立状態で余っているのでいつかは消化したいですね。
(2016/10/22)