ICMの双発爆撃機、ハインケルHe111H-6の製作に取り掛かりました。機体後部や機体下面にも対空機銃座があってとにかくキャノピーが多いです。パッと見の印象だと主翼、尾翼共に翼面積がかなり大きな機体ですね。
出来上がりサイズがけっこう大きいし双発機でエンジンが再現されているので部品数が飛行機プラモデルとしてはかなり多いです。ちらっと見ると魚雷が兵装に含まれているのでこれを使いたいと思います。初めに塗装図でどのパターンを作るか決めて部品を取捨選択していくタイプのキットです。
まずはランディングギア格納庫とそれに付随するフレームとその延長上にコックピットの組み立てにつながります。ちょっと飛行機プラモデルでも作ってみようかなーというときに手に取る単発戦闘機とはだいぶ事情が異なりますかね。双発の戦闘機も自分はいくつか組んだ経験がありますがメーカーによってだいぶ組立の順番が異なっていてこのICMも個性的な感じです。
乗員は5名とあるけどみんな何処に座るんだろう。操縦席はあるとしてあとは各部の銃座と爆弾の照準手だろうか。それにしても銃座など操縦席以外は椅子らしいパーツが無いんだよなぁ。中はそんなに見えないから省略でも良いということなのかな。内部再現が中途半端という印象がありますがそういうの気にしてたら完成しないかも。
He111系統は最初旅客機だったのを流用したんだっけ?それとも旅客機名目で軍用機として開発したんだっけかな。ちょっと忘れましたが後者なら戦車の開発を農業用トラクター名目で開発していたのと似てますね。両サイドに窓がいくつかあるので内部塗装する前にマスキングしておかないといけません。機銃の穴が開いているのでそのへんの細かい塗装もあとで行わないと。
トランプ大統領とゼレンスキー氏の会談、50分全て見てみました。40分までは割と和やかだったのに最後の10分でトランプ大統領とヴァンス副大統領とルビオ国務長官から激詰めされて結局物別れ。凄い内容の会談が見れました。トランプ氏は、ヴァンス氏とゼレンスキー氏の対立で当初は受け身の態度を貫いていたけど明らかにゼレンスキー氏の行動に不快感を示してました。ゼレ氏は米国に将来のロシア危機について上から目線で警告したのもマズかった。トランプ氏はこれに対し「我々の感情について言うな」と激怒しました。ヴァンス氏はゼレ氏が選挙中にバイデン側を支持してたことを指摘して寛大なトランプ氏に感謝するよう促してました。たぶんトランプ氏は選挙中に明らかに相手陣営に肩入れしていたゼレ氏を思い出してもう怒りが止まらなかったという印象を受けました。
これ、早く和平交渉を成立させないとロシアにドニエプル川東岸全域とオデッサからモルドバの沿ドニエストル共和国までまとめて支配されてしまうのではないか。海外の最新状況を見るとクルスク侵攻軍もほぼ半包囲されかかっているしウクライナからしたらマズい状況です。
(2025/03/03)
機体内部の塗装にあたり、窓の内側に対空機銃の弾倉ラックがあり塗装もマスキングも作業がしにくいです。エアブラシで塗装後に取り付けて細かい部分は組み立てた後に筆塗りしたほうが良さそう。
機体上面の銃座のパーツを接着する前にたくさんの機銃を内部に組み込むので並行して塗装しています。とは言っても両サイドの窓から出てくる機銃以外はあとから接着も可能みたい。
主翼がとても面積が広いです。ギガントほどではないですがその面影が感じられるような主翼の形状ですね。
自分が作ろうとしている塗装例だと機体の最後部を切り飛ばして違うパーツを接着する工作が必要なようです。機体の一番後ろにも機銃が付属するタイプのようです。かなりたくさんの機銃が付きますね。ハリネズミみたいだ。
エンジン後部のランディングギア格納庫を、片側をうっかり向きを逆に付けてしまい主翼の下面パーツがどうしてもうまく合わなくて気付きました。まだ接着してあまり時間が経っていないから流し込み接着剤を投入して部品を外して組み直しましたがけっこう大きな間違いをしでかしました。危なかった。
トランプとゼレンスキーの鉱物採掘協定会談が始まる前に、民主党幹部がゼレンスキーにトランプとの鉱物資源提供の申し出を拒否するよう説得していたらしいですね。戦争継続派も工作活動がまだ活発のようです。トランプ大統領は和平の交渉期間ための軍事支援のつもりだったのに、ゼレンスキーが戦闘をやめる気ないと発言して口論になったので交渉決裂ということか。なんでトランプがゼレンスキーのオーバルオフィスでの戦闘服に不快になったかはこの辺が理由なのでしょう。
(2025/03/06)
エンジンを組み立てました。結構モールドが細かくて感心しました。とは言えエンジンカウルを被せたらほとんどすべてが見えなくなるのでどんなエンジンか雰囲気を感じられるところがグッドですかね。かと言ってこの部分の組み立てを省略するとプロペラが留められないのでちゃんと組み立てたほうが良い。
主翼下面を胴体に組みつけました。普通は主翼を全部作ってから胴体に接着するのでしょうが双発エンジンとの兼ね合いでこのほうが良いのでしょう。普通に接着した後に瞬間接着剤でいろいろな場所を補強しました。
今回の爆装は航空魚雷を2本取り付ける予定なのでこの辺で組立を完了しました。スクリューが2枚重ねて付いていてその後ろにラダーがあります。久々に魚雷を組立て興味深かったです。
エンジンカウルや主翼の上下の貼り合わせがとても難しい組立プロセスでした。段差や隙間ができてきれいに仕上げられない。形にするだけで精一杯。
機体の先端は透明なキャノピーだらけです。その中に計器盤を接着してデカールを貼り付けました。けっこう精密なデカールです。対空機銃も取り付けておきます。
ゲームの話だけど「極限脱出9時間9人9の扉」って最高傑作だと個人的には思います。10年前にプレイして5年前にまたプレイして先日3回目プレイしてしまいました。自力で密室から脱出できたときの快感と伏線回収でいろいろ判明した時の清々しさがとても良いです。初見で独房の鏡のトリックだけ分からず回答を見てしまいましたがあとは割と平易です。まぁ普通は一度プレイしたら気が済むんでしょうけど忘れたころに再プレイすると意外とまた面白い。
(2025/03/09)
座席にはシートベルトが付いていなかったので想像ですがこんな感じで追加工作してみました。透明なキャノピーがたくさんあるので追加シートベルトは割と効果的ではなかろうか。
製作途中、だんだんと部品を組み立てていき飛行機の形になっていくわけですけど、外側だけでも構成される部品が多いのでパーツの合いがとても気になります。破綻なく最後まで形になるのか心配ではありますが多少のパテ埋めが必要になったけれども組み立てを放り投げるほどの悪い状態にはならなかったと思います。
過去に自分が製作した飛行機プラモデルの中で、窓のマスキングの多さでは一番じゃないかな。暫く飛行機の窓を見たくない。多すぎですよこのキャノピーの多さとキャノピーフレームの多さ。
このキットのプラスチックの材質はかなり柔らかめですね。流し込み接着剤を付け過ぎるとすぐに柔らかくなります。
機体に段差や隙間ができてしまった部分は伸ばしランナーの細切りを詰めたり、瞬間接着剤で埋めてから削ったり、光硬化パテを利用したりと出来るだけリカバーしたつもりですがなかなか難しいです。瞬着や伸ばしランナーのほうが機体強度を保てるので光硬化パテよりは多用しました。
組立プロセスでは最終的に魚雷とプロペラ以外はすべて組付けました。工程がけっこう多いキットなのでスッキリさせたくてこんな感じです。塗分けはマスキングを駆使すれば何とかなるでしょ。やはり大きなキットは精神的にもパワーがいりますね。
もうなんなのよ、世界同時株安で資産の避難先が無いね。でも消去法としても米国株がいちばん先行きが明るい気はしますが。おまけに円高だし・・・。少しはオリーブオイルが安くなるかな。長期的に考えても今はまだ海外のほうが未来がありそうな気はしますがすべて不透明感が増しています。なにせ陰謀論が現実だったという世界だからね。国内でも財務省の分割くらいは頑張ってもらいたい、というか自分が行動しなきゃいけないか。カマラショックと言ってた頃が懐かしい。今の株式の落ち込みはダウ急騰への屈伸だと信じたいがさてどうなるか。
(2025/03/11)
塗装作業を開始しました。大きくてあまり変化のない塗装表面になるかと思って多少明暗を付けるためにパネルラインなどにブラックを塗装しました。しかしながら結果的にあまり効果はなかったかも。
黄色部分を塗装したり機体下面を塗装して、マスキング作業中です。どこまで完璧にマスキングするか迷いますが、手間でもなるべく全面を覆ったほうが良いと思います。いろんなサイズのマスキングテープを束で買ってしまっていたので役立てるには良い機会。
直線の組み合わせの迷彩塗装がドイツ機らしい。塗装説明書を参考にあまり雰囲気が違わないようにマスキングしています。
塗装中にいろいろいじくっているうちに対空機銃が一つ中で動いて外れてしまいました。これ絶対元に戻すのが不可能。傾けるたびになかでカラカラと動いて非常に気になります。シリンジに接着剤を入れて床で動かないように固定してしまおうか。見えてもスペアの銃身を足元に置いてあることにしてって考えたけどこの近くは窓がそんなに多くなくて中が見えにくい。
デカールを貼り付けたら大柄な機体ながらけっこう見栄えが良くなってきました。尾翼のスワスチカはICMのキットには入っていないので別売りのXTRADECALの一番大きなサイズを使用しています。法律でナチスドイツに関する鍵十字は取り扱えないとか聞いたことがあります。歴史的な再現性を考慮すれば事実としてこの部分は許してほしいと思う一人の模型ファンです。鍵十字は逆向きのマークではありますが少林寺拳法が似たようのものを採用しています。というかこちらの方が歴史は古いのかな。もともとこのシンボルには生命の根源や流動する宇宙を表すものであり、邪悪とか極悪な印象はないはずなので残念です。まぁナチスがすべて悪いのだが。少林寺拳法も現在では違うマークを使用しているようで、そちらもけっこう見た目が格好良いです。
ウクライナ戦争でようやく戦いが終わるのかと思っていたら、ロシア側が呑めないような条件でこりゃプーチン大統領は合意できないだろ。クルスクを軍服で訪問したのがそのメッセージの一端かもしれないですね。そもそもロシア軍が快進撃しているのに30日の猶予を与える意味が無いですし。ゼレンスキー氏もそうだが英仏やEU委員長がいまだにウクライナをたきつけて戦争継続させようとしているのには呆れるというかホントに第三次世界大戦を起こしたい連中なのではと思ってしまう。主要メディアもあっち側だし、というか自分がロシアを応援してるというわけでもないんですけどね。ロシアの戦闘機や戦車は格好良いと思うけど。核戦争に関しては日本の核シェルター普及率が0.02%でスイスやイスラエルは100%だから自分としてはもう諦めるか山奥で自給自足目指すくらいしかない。いまは東京に住んでるからアウトか。
(2025/03/14)
ようやく大型爆撃機のキットが完成しました。HE111HシリーズはH-23まで多くのタイプがあり、全シリーズの総生産数は7,000機余りとなりました。H-6は2本の魚雷を搭載できる能力を付与した機体で腹部の銃座を撤去、と記載がありましたが腹部にも銃座があるように見えます。生産数は1,800機とHe 111中で最大の生産数でした。
爆弾は最大2トンを外部懸架と内部には1トン、あるいは魚雷を2本搭載可能とのことで、今回は見た目にもインパクトのありそうな魚雷二本を雷装させてみました。
He111H-6 は主にバルト海や北海などで ソ連・イギリス艦船 に対する攻撃に使用されました。また、地中海戦線ではイギリス軍の補給路を狙うためにイタリア空軍とも共同作戦を実施しています。以前に製作したことがあるサヴォイア・マルケッティの雷撃機なんかとも共同作戦していたのだろうか。しかし、戦争後半になると連合軍の航空優勢が強まり低速な爆撃機による魚雷攻撃は危険になっていきました。高度30mから100mくらいで軍艦の横腹に向けて突っ込むのはなかなか勇気のいる行為です。
マーキングは組立説明書の4種類から選べたので、今回は割りと派手な印象のドイツ空軍第53爆撃航空団、1941年ポーランドに配備された機体としました。第二次世界大戦中にドイツ空軍で運用された爆撃航空団の一つで、主に Heinkel He-111を装備していました。航空団名の「レギオンコンドル(Legion Condor)」は、スペイン内戦で活躍したドイツ義勇部隊「コンドル軍団」にちなんでいます。1941年当時ですとバルバロッサ作戦に参加してモスクワ攻撃やソ連軍の補給線破壊に活躍したものと思われます。
どうしても中に落ちた対空機銃が気になるので、細い金属線の先に瞬間接着剤を付けて機体内部で機銃の先に接着して乾いたらゆっくり機銃口の窓に誘導したら銃身を外側に取り出すことが出来ました。ボトルシップの製作みたいなものかな。思い通りに作業できなくて気が狂いそうになりました。
そんな作業をしていたからというわけでもないですが、窓が汚れてしまいました。ただ、この機銃を救出する作業をしている時にはほかの窓もミストや接着剤の跡なのかところどころ内側から汚れてしまっていたのであまり気にせずに大胆に針金をグリグリ突っ込んでしまいました。前回のF-15Cと同様に今回もキャノピーは一部開けておいた方があとから突発的にまずい結果をリカバリーできそうな気がします。次回はキャノピー開状態で作ってみようかな。
機体の黄色い部分は最初に白を塗っておいた方が発色が良くなります。
機体の下面はライトブルーなのでスミ入れは濃い目のグレーにしました。
魚雷にはあんまり詳しい塗装説明が無かったのですが、前の方はダークアイアン、後ろはシルバーで塗装してスクリューはゴールドを塗装しました。いろいろなバリエーションの塗装があるようなので好きに塗装してよいんじゃないかな。
汚れてしまった窓はスモークを塗装して目立たないようにお茶を濁すくらいしかリカバリー方法は思いつかない。
機体が暗い色だからスミ入れを試しにライトグレーで行ってみましたが正直微妙です。明るくて目立ち過ぎましたかね。主翼の面積が大きいのでのっぺりした印象になってしまうかと明るめの色で行ったのですがにぎやかになりすぎちゃいました。ダークグレーのほうが良かったかもしれません。それに意外と尾翼にパネルラインが多かったんですよね。こういう模型的演出は個人の好みもありますが今回はこれでOKとしました。いやー、組み立てが難しいキットです。
みんな大谷!大谷!って騒ぎすぎだろって思ったけど結局自分もカブス対阪神もドジャース対巨人もドジャース対阪神も観てしまいました。暇だね・・・。阪神の選手が凄く頑張っていて面白い試合でした。あと大谷のホームランボールに大勢がアリのように群がっているのは滑稽に見えましたが、自分が同じ場所にいたら参加してるだろうなぁ。群がった観客は怪我しないと良いけど。個人的にはカブスの今永投手に頑張ってもらいたい。
(2025/03/16)
コメント
こんにちは、今作のハインケルHe111は「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」に登場してた機種みたいですね!
航空機はあまり知りませんが、映画を思い出しながら製作記読ませて貰ってます。
ウクライナ戦争に関しては、西側の政治家・軍人・メディア界隈の駄目さがこれでもかと露呈している感があります。
ウクライナに妥協を迫るトランプ氏を批判する気持ち自体は分かりますが、「逆転の目処が無いのに継戦して、どう言った展望を持ってるのか」示して貰いたいものです。
物理的に継戦不可能になっての敗戦だと、今以上に状況が悪くなってしまうでしょう。
ソ・フィン戦争を終わらせたマンネルハイムやリュティ、大東亜戦争を終戦させた昭和天皇の偉大さが思い起こされますが、負け戦の畳み方の難しさを感じさせますし、当事国のウクライナはまだしも、直接参戦してない西側諸国が冷静な判断出来ないのは不味いと思います。
ホントおっしゃる通りだと思います。2014年のマイダン革命やミンスク合意の罠、その前のウクライナによるロシア系住民への迫害などもあったけど、どこまでさかのぼるかで見方が変わるのでどちらにより大義があるかの判断が難しいです。
「ハインケル He111H-6」完成おめでとうございます!
パネルラインのライトグレーの墨入れが機械感が出て居てカッコいいです。
細密桃源郷さんが仰るウクライナ戦争の「どこまで遡るかで見方が変わる」と言うのはもっともです。
更に「ウクライナとロシア」だけでなく、「ロシアとNATO」と言った視点も必要だと思います。
ロシア視点だと、ソ連が崩壊してワルシャワ条約機構も解散したのに、NATOは解散するどころか東欧に拡大、更にウクライナやベラルーシ(ベラルーシの反ルカシェンコ・デモとかも介入があったのかもしれません)にも触手を伸ばそうとしてたので、外堀を埋められて内堀まで埋めにかかられた感じなのでしょう。
戦争はだいたい「大義と別の大義」の戦いなのを、西側視点での「正義と悪」の戦いにしてしまってるのが停戦や終戦を難しくしてしまってる面があると思いますし、日本に関して言えば第二次大戦で日本の立場を主張してた右派・保守までその見方になってしまってる事は遺憾です。
百歩譲って、政治的な視点でウクライナ側に全振りは仕方ないにしても、現実の戦況無視してウクライナ優勢を語るのは流石に危機感を覚えます。
こんばんは~、どうもありがとうございます。組立には苦労してしまいましたが完成すると幅が50cmもあり存在感はけっこうあります。
仰る通りで、プーチン大統領が一番懸念しているのはもしかすると英仏独あたりの反応かもしれませんね。数年前にジョンソン元首相がトルコ合意直前にウクライナを翻意させたとかの噂もありますし、今のNATOは現実を見ていないというのはその通りだと思います。スターマー首相も秘密の鉱物資源協定を結ぼうとしていたとかすでに締結済みだとかの話もありますし。ヨーロッパの外交は魑魅魍魎です。