このシャーマン戦車はUS戦車兵フィギュアを組み立てていた流れで何となく組み立て始めました。ちょっと古めのキットなのかな?完成したらどんな感じになるのか楽しみです。
転輪、誘導輪は全体を見て組み立てたほうが良いです。奥まで押し込むと車輪の縦の列がずれる可能性あり。適当なところで揃えておかないとキャタピラがずれそう。
砲塔はいろいろ削ったりパテ埋めしたりの作業が多いです。私があまり好きではない作業の一つ。
(2017/04/24)
いやはや、眩暈がしそうなキャタピラパーツのランナーですけど、慣れれば大したことありません。ラジオでも聞きながら作業しているとすぐ終わります。
キャタピラはラバー製すべり止めの付いたT48型です。ひとつずつランナーから切り離して組み立てるタイプ。AFVクラブの別売りキャタピラも持っているんだけどなんか使う機会が無いなぁ。
アメリカ軍の戦車はピンと張ったキャタピラが多いんだけど、それでも連結キャタピラなのでほんのすこーしだけ弛ませるようなことも簡単にできます。
優秀な絶頂期のドラゴンのキットならここは迷わずエッチングパーツが入っていると思うんですけど、今回は残念ながらプラパーツのライトガードです。薄く削るか。
(2017/04/25)
金属加工は難しいんだけどとにかくやってみた。後部ライトガード金属材料で自作しました。
ライトガードはオリジナルパーツを見よう見まねで真鍮帯で作りましたが、寸法を当てながら加工していたらちょっと大きめになってしまったかも。
後ろのライトガードは自作が簡単でした。前のライトガードは微妙な曲線なので一本の帯から作るのは大変です。素直に別売りのエッチングパーツを使ってもいいんだけど、持て余していた真鍮の帯を活用できるので良しとします。
車外装備品のクランプ、ストラップのモールドがいまいちだったのでマスキングテープなどで追加工作しました。このへんは手間と効果を考えて自分の気が済んだらOK。
(2017/04/27)
ヘッドライトは問題なければそのまま使用して、銀塗装でもぜんぜんよかったんですが、ヒケがすごいです。くり抜いて透明レジンで作り直しました。そのためにヘッドライトはマスキングしています。
チッピング表現がけっこう繊細にできるので今回も黒で下塗りです。
今、気が付いたけどデカールが黄ばみ過ぎて使い物にならなそうです。たぶんタスカのシャーマンから流用すると思う。タスカのデカールがちょうど2両分付いていたのが非常にありがたいです。だいぶ前からアスカモデルでしたね、そういえば。あんまり写真を多くとると重くなりそうだから製作過程は軽く端折ろうと思っていたのに気が付いたらまた写真が多くなっちゃったョ。
鋳造製の丸みを帯びた砲塔と車体が特徴です。本物と似ているかどうかはいろいろと真偽があり、タスカのキットも持っているので作り比べればよいのですがシャーマンばかりでも飽きるのでこちらはまたの機会に。
ちなみに砲塔の左側にある小さな扉は砲弾の空薬きょうを放出するハッチです。
苦労して手作りで真鍮帯からライトガードを作ったのでそれなりに薄く見えるのは良い感じです。ヘッドライトは透明レジンで追加工作。
マーキングは第2機甲師団第67機甲連隊第2大隊第1中隊の1943年7月シシリー島におけるマーキングです。前回作ったアメリカ戦車兵と合わせるのはちょっと無理がある。あれは冬の装備なので。でも、考えてみれば冬のマーキングだって同じような気もしますけどね。ドラゴンのデカールは黄ばんでいたのでタスカから流用しています。
北アフリカでの車両の運用の場合はドイツ軍の白い十字の国籍マークとアメリカ軍の白い星は遠くからは識別しにくいために星の周囲を白い丸で囲んだ車両もありました。
ラバーブロックの付いたキャタピラなのでキャタピラの接地面はメタル系のドライブラシはしない方が良いのだろう。
ありゃりゃ、赤錆がちょっとわざとらしかったかな。もう少し周りと調和させた方が良かったかも。キャタピラのサイドトラックリンク部分だけ光らせたのはなかなか良い具合かな。
ドラゴン全盛期の鬼のように細分化をしたパーツ構成よりはちょっと前のキットだと思うので比較的気軽に組める内容かと思います。オリーブドラブとサンディイエローの二色迷彩のシャーマン戦車もなかなかさまになります。
(2017/04/29)