2013年3月から7月にかけて製作したマチルダ戦車です。
今回、遅ればせながらタミヤのMM300号、マチルダ戦車を組んでみます。そういえば昔、タミヤMMの300番が何になるか盛り上がっていたときがありました。
それ以前のタミヤのマチルダはモーターライズの影響で実車よりすこし幅広らしいです。
以前、1998年頃に一度旧作のタミヤで作った写真があったのでUPします。
(2013/03/10)
旧作のマチルダはフェンダーやサイドアーマーに厚みがあります。ゴムキャタピラのテンションを張りすぎて、途中でローラーが根元から折れた記憶があります。よく見ると向かって左のキャタピラが若干ずれています。
(2013/03/10)
フギュアは、なんか光ってますね・・・。今回は手元にホーネットのヘッドセットがあるのでそれを使ってみようかと考えています。
(2013/03/10)
意外と迷彩もきちんと塗れている気がします。そういえばマスキングテープを切ったり張ったりが戦車模型の作業としては慣れていなくて大変だったという記憶が甦ってきました。もう15年位前です。
(2013/03/10)
この辺はサイドスカートを組み付けるとほとんど見えなくなってしまうんですよねぇ。あまり手間をかけずに進めます。
(2013/03/12)
試しにラバーキャタピラを巻いてみましたが特段問題無さそう。上部が若干浮きますがこの戦車ではまったく見えません。プラパーツでなくても全然OKかと思います。
でも、やっぱり塗装中に塗料が剥がれたらいやなのでプラパーツの部分連結キャタを使用しました。
よく見ると打ち出しピン跡があるので塗装前に忘れずに削っておかなければなりません。よく見える前と後ろだけでいいでしょう。
(2013/03/12)
マフラーと配管部分の組み立てがこのキットの中では難しい。というか、説明書を読んで仮組みをきちんと行わないと左右のパーツを間違える恐れがあります。私、間違えました。
マチルダ戦車の組立て完了です。結構パーツ数が多くて精密感があります。さすがタミヤのキットは組み立てやすいし安心感が桁違いに高いです。これは傑作キットと呼べると思います。
後ろからの写真。発炎筒、発煙銃?はなかなかのディテールです。
砲塔の上下動できません。誤って接着剤を流しすぎて固定してしまいました。個人的な好みの角度はもう少し地面に並行気味にしたかったのですが、かなりがっちり接着されてしまい破損の恐れがあったので残念ながらこのまま行くことにします。まぁ、ちょっと大げさに仰角を取っていると「やる気」が感じられてかえって良いかも。
(2013/03/17)
レジン製ヘッドに交換しようかと思いましたが、付属のフィギュアの表情が秀逸なのでそのまま使用することにしました。出来が悪いのでヘッド交換などといったらタミヤさんに失礼かと思います。とても良い表情です。
このドライバーは結局は首から上しか見えないでしょうけど良い感じです。ベレー帽のマークもグッド。
以前、2ポンド砲を製作したときに作らなかった双眼鏡を持った歩兵も作ってみました。ヴァルカンのフィギュア、双眼鏡がちょっとしょぼいです。他のキットからの流用を考えたけれど、ヘルメットや雑嚢などと違って双眼鏡は意外と余分パーツが少ないですね。結局そのまま使用してレンズ部分は簡単にドリルでくぼみを付けました。
(2013/03/19)
全体をタイヤブラックとマホガニーを混ぜた濃い塗料で塗装しました。奥まった部分の塗り残しが出ないように。
一応、マスキングの途中です。ライトブルーが明度が高いので最初に塗装することにしました。境目はまたマスキングするので適当です。
大雑把に三色迷彩完了しました。3色目はマホガニーです。マスキングは意外と疲れます。基本と相互の色味としてはまぁまぁ良いのでは。
(2013/05/02)
しばらく振りに模型製作再開しました。最近仕事が忙しくてなかなか模型にかまっていませんでした。デカールを貼ってその他の基本塗装を完了しました。奥まったキャタピラを塗装するのが手間でした。
(2013/07/15)
戦車クルーと歩兵の大まかな塗装も完了。
(2013/07/15)
いやー、本格的な春の到来前から作っていたマチルダがようやく完成しました。兵隊も4人作ったので結構時間掛かりました。
北アフリカ戦線では1941年から42年に掛けて活躍しました。速度は遅かったですが前面の最大装甲75mm等、頑丈さが売りでドイツ軍を悩ませました。ハルファヤ峠のドイツ88mm高射砲との戦いは有名です。負けましたけど。
この車両は両サイドのアーマーをかぶせると平面が多く多少単調なイメージがあります。もちろんボルトなどが多いのでまっ平らではありませんが。
ドライバーを操縦席に格納する前に記念撮影。金髪にしました。「うーん、暑くてたまらん」とでも言っているのでしょうか。自分も暑いです。
こちらはコマンダー。彼も金髪です。瞳はブルーで白人ぽっさを出しました。
装填手は目を細めているので細かく目を描けませんでした。よって黒っぽくなぞる程度です。あまり近寄るといまいちですが下の写真くらいなら良さそうな感じです。
箱絵と同じようなショットで記念撮影。良いポーズをしています。
右のイギリス軍歩兵はマチルダ付属のキットと違うのでなんか浮いた感じです。原型師さんの作風の違いで変わってくるのでしょうか。服のしわの自然さはタミヤ付属フィギュアのほうが勝っている印象があります。ちょっとB級顔というかコミカルというか。でも良い雰囲気です。
歩兵がよたっていますが後ろからの撮影です。ライトブルーが混じると迷彩も綺麗ですね。車両自体は思いっきり汚していますけれど。
ハッチ横のライトはキットには透明パーツが入っていなかったので、自作しました。やはり透明パーツのほうが光り輝くとなんかかっこよい感じです。
ウォッシングで表面に表情を出したのですがもう少し丁寧な作業が必要でした。久しぶりの塗装でした。明るい塗装面のウォッシングは難しいです。
ところどころにチッピングを施して変化を演出。デカールは割りと綺麗に貼れた方かなぁ。
今回のマーキングは第32機甲旅団1941年リビアのものです。
さほど大きくない車両なのに重量感が抜群なマチルダ戦車は結構人気があるようです。私も好きな戦車の一つなので作りました。タミヤの組み立てやすくて精密なキットは素晴らしいです。なんか歩兵だけカメラ目線ですね。
(2013/07/20)