トランペッターのミグ23を作ってみます。せっかくなのでできればこのボックスアートの特徴的なカラーリングで完成させたいですね。
このトランペッターの航空機プラモデルは箱からあふれるくらいに部品数が多い。ドラゴンの戦車プラモデルのようです。ざっと見たところ付属のミサイル類の部品が結構あるのでその影響か。
コックピット内の色はMr.カラーの74番、エアスペリオリティブルーを85%、6番のグリーンを15%で混色しました。実機の雰囲気は出ていると思う。
コックピットは正面の計器パネルやサイドパネル、ひじの下にある両サイドのコントロールスイッチなどたくさんのデカールが付いており凹凸のモールドに貼るとそれなりに精密感が出ます。操縦桿のミサイル発射ボタンは赤や青のボタンを筆で塗装。パネルのデカールの足りない部分を少し筆で付け加えました。エッチングパーツのシートベルトが付属しているので使いました。シートベルトとヘッドレストに細かい文字のデカールがあり、これを貼るとなんかずいぶんリアルに見えます。
全長が長い。最新型に近くなってくるほどジェット機の大きさも大きくなります。それにしても、このMiG-23のキットの組立説明書は部品番号の誤植が散見されます。こういうの再確認とかしないのかね、いいかげんだなぁ。
(2017/03/01)
細かい部品は途中で胴体に付けても、あーでもないこーでもないとすり合わせをしているうちにポロポロと取れてしまうので、あとでまとめて取り付けたほうが良いですね。細かいエッチングパーツなんかいつの間にか無くなっていてまた探してしまった。
一応、前回作ったおなじトランペッターのMiG-15に比べて部品数は多いけど組み立て易いと思う。けっこう大きな垂直尾翼やエアインテークの横と機体上面を繋げる部分に隙間ができてしまいパテで埋めています。垂直尾翼の接着面が長いとピッタリ組むのは難しいのかな。飛行機プラモのパテ作業は綺麗に仕上げるのが難しいので苦手なんですよね。なるべく凸凹しないように挑戦してみますけど。
エアブレーキの内側には一部エッチングパーツを組み込むようになっておりモールドが向上します。
兵装はフル装備でパイロンも全部取り付けようと思ていたのですが、記念塗装の場合はもしかするとあまりミサイルとかつけないのかな。塗装説明書にはR-23ミサイル用のパイロンを赤で塗装する旨あったので、チェコ空軍のスペシャル塗装のマーキングの場合は兵装無しが良さそう。途中までいろいろ作ったんだけど、これは今度使う機会があるときまでキープしておきます。先日製作したドラケンも写真偵察機の設定で武装が無かったです。今度は何かフル爆装で作ってみたい。
(2017/03/03)
ちょっと段差ができちゃったけど、まぁ、そろそろ塗装に入りたい…。マーキングによっては段差が全然目立たない場合もあると思う。
グロス塗装だと乾いているのかいないのかいまいち分かりにくいね。真紅と言っていいくらい鮮やかなレッド。AFVだけ作っているとこういうのはほぼ無いですね。たまには面白い。
(2017/03/06)
マスキングゾルで炎?火の粉?のような部分をマスキングしました。付属のブラシだと難しいですね。
パイロンは赤く塗装しました。細かいコーションデカールをたくさん貼り付けます。
赤と黒鉄色とライトグレー、けっこう塗り分けが大変でした。可変翼の塗装は動かして塗装して乾かしてとちょっと気長にやらないと塗り残しが出てしまいます。
以前Su-7を製作した時もそうだけど、ソ連機のランディングギアって組み立て難いというか構造が分かりにくくないですかね。なんかパズルみたい。
(2017/03/08)
製作中だったMiG-23が一応完成しました。今回はチェコ空軍の特異なカラーリングの記念塗装機体です。可変翼が手で可動できるのが面白いですね。
機首にはシャークティースと縞模様、シマウマみたいな模様。右側に「HELL FIGHTER」、左側には「50」と記されています。尾翼には悪魔のマーキング。赤と黒のコントラストが印象的な機体です。1994年の航空ショーで飛行したマーキングかと思われます。
翼端灯は結構大きい。左右ともにクリアーパーツなのでクリアーレッドとクリアーブルーで塗装しました。
レッドの上からメタリック塗装は意外と隠ぺい力が無いですね。シルバーは何でも隠すので意外でした。要するに必要な場所以外にはなるべくはみ出さないのが良いんだろうけど、メタリックの前に軽く黒を吹いておくとあとが楽でしょう。
デカールはツルツルの表面に貼ったので良く密着してくれたと思うけど機首はすごい曲面なのでちょいシワもあります。でもゼブラ模様なのでそんなに目立たないかな。
黒鉄色の翼や機首はメタリックでギラギラさせるよりウォッシングとスミ入れがてら少し半ツヤ仕上げにする方がかえってリアルかと思います。退色表現気味にもなるし記念塗装でもおもちゃっぽくならないのでこの方が好みですね。
エンジンのノズルはけっこう奥の方まで精密なモールドが再現されているので凸部を銀でドライブラシしてディテールを浮きだたせました。
今回は細かいデカールも非常に多かったです。おかげで見た目割とよくなっった部分もあります。解せないのは赤い部分に赤い文字のデカールがあったこと。一応貼りましたがほとんどわからないですね。
スミ入れはレッドとライトグレー部分は黒っぽく、ガンメタル部分の機首と主翼は白っぽく行いました。多少メリハリが効いているかと思います。
コックピット内部に特にシート部分にたくさん細かいデカールを貼ったので意外と精密感が出てグッド。キャノピー閉状態なのであまり細かい部分まで見えないんだけどそんなに悪くないかな。
悪魔が槍を突き刺しているマーキングです。この辺りも大判デカールなので結構貼るのが難しかった。
可変翼を一番狭くすると意外とコンパクトにまとまります。飾る場所が確保できない場合は大事に箱にしまっておこう。
最近また寒いし花粉は入ってくるしで塗装する気が起きないですね、毎年この時期は。こたつで読書しているのがお気に入りではあります。花粉症の薬でアレグラ60と市販薬のアレグラFXとジェネリックのアレグラでは効き目がどう違うのか興味があります。なるべく薬には頼らないと毎年思うのですがもう限界…。そうそう、薬局で薬を処方してもらうときに「嗜好品何かありますか?」と言われて、「 はぁ、ポテトチップ…、とかですかね…。」でいきなり相手に大爆笑されて、「いや、お酒とかおタバコなんかはどうですか?」だって。(はじめからそう聞いてくれョ。)待合室でみんなに笑われちゃったよ。
機体後方下部に付いている垂直尾翼がホント地面ギリギリです。大丈夫かなと思うけど機首に多めにおもりを入れているので尻もちを付いているわけではありません。
戦車の塗装はあまり頭を使わずに感覚で塗装しても気に入った感じになるんだけど、込み入ったジェット戦闘機なんかはきっちりと段取りを考えないと手間ばかり増えてしまう。ランディングギアのあたりの組立が一番迷いました。次組み立てるときがあればすんなりできると思います。まぁ、要はある程度慣れが必要ということなのかな。マスキングを剥がす時のドキドキ感は作っていてとても面白いですね、成功しても失敗しても…。MiG-23、ちょっと悪役っぽい形状にどぎついマーキングが加わって特異な雰囲気の機体となりました。
(2017/03/16)
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