・P-51D 44-63882 L’il Butch 第15戦闘航空群、第47戦闘飛行隊 硫黄島 1945年
・P-51D 44-15569 “Bunnie” 第332戦闘航空群、第100戦闘飛行隊 ”タスキギー エアメン” ブラウン大尉機、イタリア 1944年
以前、購入しておいたプラッツの1/144飛行機を製作してみます。今はあまりお目に掛かからないかも。
たまたまかもしれないけど、キャノピーは4つ入っていました。とても繊細で良さそうなキットです。
きれいなカルトグラフデカールで3機のパターンからチョイスできます。
コックピット内を塗装しておおまかに組んでみました。
(2016/03/30)
プロペラは一枚ずつスピナーに取り付ける方式でけっこう細かい作業が必要。脚はホイールも含めて1/144でもとてもモールドが細かくて好感が持てます。PLATZはこのシリーズをまた再販してくれればなぁ、紫電改とか。なんか署名やらリクエストボックスがあって1000人集まったら再リリースしてくれる、なんてのがあれば良いのに・・・。
キャノピーはきれいな仕上がりを目指して慎重にマスキングしました。赤や黄色のカラフルな吹き付けです。こういう鮮やかな機体の塗装も楽しいものです。
今回はガイアカラーのシルバーを使用してみました。綺麗に光っています。
マスキングの順番を間違えたか。オリーブドラブのノーズの塗装準備です。
(2015/04/08)
細かい部分も割りとエアブラシを多用したのでけっこう塗装面はきれいになりました。
左の機体はスミ入れをしたものです。やっぱりこの方がアクセントが効いて良い感じです。1/144という極小スケールだとしても。
(2016/04/11)
他の製作中のもののパテが乾くあいだにちょっと手にとって組み立て始めたものです。手軽に組めるけど最近は鎖のように次から次へと製作中が増えてしまいます。
小さくても塗装にはけっこう手間が掛かりますね。組み立ては簡単に形になります。ただ、パネルラインのモールドが細いのでやすりがけですぐに消えてしまいます。
第47戦闘飛行隊の機体は説明書によりますとコックピット後方のアンテナを2本つけたり、機首下面にも追加のアンテナをつけたりといろいろ追加工作が求められます。あまりにも細かい作業なのでスキップしようと思っていたのですが、やってみるとプラ板の細切りで割りと簡単に取り付けられます。多少自己満足度も上がるし。
プロペラのデカールなんかはものすごく細かくて、全てのペラに貼ると精密感が出ると思います。
マーキングはP-51D 44-63882 L’il Butch 第15戦闘航空群第47戦闘飛行隊 硫黄島 1945年。
スピナー、垂直尾翼、主翼、水平尾翼の黄色ふち付き黒帯が47飛行隊のスコードロンカラーです。
機体下面も軽くスミ入れしてあります。このサイズだとほとんど汚さないのが自分の好みです。とくにシルバーの機体は。
キャノピー周りをもう少しきれいに仕上げられれば良かった。普通に棚に飾っているときはあまり気にならないんですけどね。
マーキングはP-51D 44-15569 “Bunnie” 第332戦闘航空群、第100戦闘飛行隊 ”タスキギー エアメン” ブラウン大尉機、イタリア 1944年 です。
当時はまだ人種差別があり白人と黒人を部隊で分けることも多かったらしいです。
説明書によりますと、タスキギーエアメンはアメリカ初の黒人飛行隊として有名な部隊で、ブラウン大尉は第15航空軍ではじめてMe262を撃墜した伝説の黒人パイロットだそうです。
アンテナ線はキャノピーを貫通して座席の後ろまで通すようなので、キャノピーを注意深く穴あけしました。かなりデリケートな作業でキャノピーが薄くてすぐに貫通しました。
極細のアンテナを取り付けたあたりからはもう気軽には触れませんね。
見る角度によってはスミ入れしてもあまり良く分からないのが不思議。
この1/144サイズだといろいろなマーキングを並べると楽しそう。マスタングはかっこよいので是非1/48あたりでも作ってみたいものです。
(2016/04/17)
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